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発達障害児・者の理解と心理的援助 -自閉症-(障害児・障害者心理学特論第12回)

アスペルガー症候群について。思っていたより知らなかったことが多かった。自分にあてはまることが多いかもしれない。

 

自閉症。定義。自閉性障害。43年にカナー。対人的相互反応の質的な障害。高機能自閉症。コミュニケーションの質的な障害。言葉が障害に。双方向の会話が難しい。情緒が不安定に。反復的で常同的な行動や興味。時刻表などに関心。発症年齢は3歳未満。
アスペルガー症候群。アスペルガー障害。ハンス・アスペルガー。ウイングが再発見。著しい言語の遅れが無い。社会的職業的機能の欠如。一般的に知的障害を伴わない。言外の意味が分からないことが。自分に興味があることを延々と話す。原因の認知が他人とずれている。相手の表情を読み取るのも苦手。強いこだわり。電車の詳細。専門的機関で初めて明らかになることが多い。
広汎性発達障害。
高機能自閉症。知的発達障害を伴わないもの。
自閉症やアスペルガー症候群。中枢性統合の障害。指向性注意の障害。心の理論の障害。想像力の障害。視覚過敏。音への過敏さ。処理しきれなくなる。パニックになることも。タイムスリップ。突然に過去の記憶を想起してしまう。
原因。自閉症は1万人に10人強。アスペルガー症候群はもっと多い。通常の学級に0.8%。男性の方が多い。
他の障害との関係。てんかん。アイデンティティの獲得の難しさ。多動性や不注意。ADHDとの関係。
自閉症のアセスメント。スクリーニングテスト。ADIR。芽生え反応。
自閉症児の援助。どう理解して行動しているかの把握を。視覚情報の優位さの活用を。60年台は心因性とされてきた。脳の機能による障害という認知言語障害仮説。社会性の障害を重視。社会的機能を高めていく。環境調整。自分は何をすれば良いのかが分からない。構造化。環境の再調整。物理的構造化、ワークシステム。時間というのを目に見えるものにする。スケジュール的構造化。先の見通しを与える。できるだけ視覚的にわかりやすくする。見通しを持てるように。安心して作業に取り組めるようにする。作業活動の構造化。構造化は環境を調整。ソーシャルスキルトレーニング。社会的技能。対人関係のノウハウや暗黙のルールを学習する。社会的不適応状態に陥らないように、適切な行動skillを。直感で分かるようなことも明確にする。SST。ソーシャルストーリー。

 

障害児・障害者心理学特論 (放送大学大学院教材)

障害児・障害者心理学特論 (放送大学大学院教材)