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多声的音楽の始まり -西洋音楽の夜明け(西洋音楽史第3回)

グレゴリオ聖歌の現物を聞く。音楽になりきっていない、とは思えなかったのは私の偏見?

 

古代ギリシアから?現物は殆ど残っていない。あくまで理念的。中世から?西洋世界が誕生したのが中世から。中世音楽については大量の楽譜が残っている。グレゴリオ聖歌。一度も絶えること無く。7世紀前半にまとめた?男性によってラテン語で歌われた。カトリック。修道院によって。「怒りの日」。パガニーニ狂詩曲。単旋律無伴奏。ラフマニノフには垂直の次元、はっきりしたリズム。グレゴリオ聖歌は一種の呪文のようなもの。音楽にはなりきっていない?非感覚的なところがある。共感の喜びはあまり見当たらない。ある種の抽象性。ステンドグラス。神秘的な非物質性。神の国からの啓示。キリスト教は非常に禁欲的。肉体から解放された時。身体を忌み嫌う。肉体の喜びの拒絶。ハーモニーを持っていない。皮膚の下の体温がない。多彩な音色は官能性をもたらす。音階の特質。ドレミファソラシド、ではない。ドから始まるのでは無い。浮遊感。ドで始まる音階は半音の求心力があるけれど、近代はドレミファソラシドの音階を使う時代。今の音楽は複数の音が同時に鳴り、音楽の垂直の次元がある。9世紀に重大な変化。2声で歌われるようになった。単旋律からの転換。ポリフォニー、多声音楽とは何か?綿密な設計。ノイズの渦との違い。

 

西洋音楽史 (放送大学教材)

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西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)

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