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ルネサンス後期と劇化する音楽(西洋音楽史第6回)

モンテベルディのオペラには衝撃を受けた。

 

16世紀。数々の科学的発見、大航海。地動説。宗教改革。激動の時代。激烈な情熱の表現、力の誇示。ダイナミックな運動感覚。爆発的な膨張。民族音楽の一つから脱し始める。西洋音楽が世界を支配する時代に。フランドル楽派から、各地から名のある音楽家が。得意としたジャンルも多岐にわたる。音楽における実験の精神。科学発見と同じく。前人未到の領域の開拓。対位法、旋律の次元で考える。複数の旋律。和声的。和音の次元を優先。縦の次元の上に横の旋律を乗せる。近代音楽は全て後者。対位法、幾つもの波。垂直の和音の柱。旋律は目立たない。リュート。和音をかきなでて。対位法は声楽的。和声的な音楽は楽器と分かち難い。楽器なら和音を一斉に弾くことが出来る。楽器が無ければ和声で音楽を考えることが難しかった。楽器は機械の一種。人間の拡張。強弱コントラスト。フォルテピアノ。響きの強弱。クラシックは器楽曲が圧倒的に多い。中世では声楽が中心だった。キリスト教は歓迎しなかった。無伴奏の合唱曲。ルネサンス後期は器楽曲が、世俗化。リュート、ヴァージナル。小型の鍵盤楽器。ルネサンス後期は世俗歌曲。器楽曲。マドリガーレ。バロック音楽への道を開く。モンテベルディ。表現する音楽を作り出す。不協和音。歌詞内容を表現する音楽。美しいものからドラマティックなもの。オペラの誕生を用意。バロック音楽への変化、オペラの有る無し。古代ギリシアの悲劇を復活。古代文明がルネサンスで劇的に復興。オペラ誕生も古代復活の潮流で。オペラ、音楽によるドラマ。決定的な要素が音楽である。音楽が主役のドラマ。強烈な感情表現を可能にする音楽形式。ドラマには美しさを犠牲にする側面も。音楽の中に感情の真実を。オルフェオ。1607年。新基軸の集大成。音楽は神への捧げ物ではない。

 

西洋音楽史 (放送大学教材)

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西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)

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