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気分の障害(1)(精神医学特論第4回)

鬱病と双極性障害。見分けは慣れないと難しいと思う。

 

気分の変調。重要なテーマ。メディアにも取り上げられる。抑うつ症状と躁状態。外からも観察できる。鬱病。双極性障害。
気分の変調が広く長くなる。病的な状態になった時。クレペリン。躁うつ病。鬱病と双極性障害を含む。時間をかければ治る、予後も良い。理由が無いのに憂鬱状態になる。原因があったら取り除ければ良いが、脳の機能の変調。時間の経過を、待ちの戦略。DSM。原因を問わない。心因性のものも含む。鬱病の増加。様々な背景のものが。混乱も。伝統的な精神医学とのコンフリクト。
病相。抑うつエピソード、エピソード診断。躁病エピソード。双極性感情障害。鬱病。個体の生命力が衰える。精神症状と身体症状。抑うつ気分。日常の感情の単純な延長ではない。抑うつエピソードの場合、肯定的感情が入る余地がない。停滞。愉しいことが楽しめない。精神運動抑制。精神の働きが低下。やる気が起きない、等。外部からも観察される。発語が乏しい。不安や焦燥感が。希死念慮。自殺への危険性。振り払おうとしても拭えない、強迫感情。妄想が見られることも。罪業妄想。貧困妄想。心気妄想。身体症状。あらゆる身体の不調が。食欲低下、不眠、性欲の低下。特に不眠、未明に目覚めることが多い。朝は特に不調が悪い。痛み。口が渇く。健康な睡眠や食欲が削がれている。精神科に繋がらない。内科で気がついて欲しい。DSM。抑うつ気分。躁病エピソード。精神が過剰に充実。睡眠時間の短縮。覚醒度が高い。行動面。本来のパーソナリティから逸脱。社会的信用が台無しに。DSM。逸脱行動。典型的経過。抑うつエピソード、半年から2年。約80%は短縮化。再発が多い。一生で5回程度。躁病エピソード。3ヶ月から6ヶ月。一生で10回くらい。
疫学。統計学的データ。発病危険率。鬱病。10%。極めてありふれている。12ヶ月有病率、3%。鬱病は一般に女性が男性の2倍に。若者と中高年に高い。双極性障害。発病危険率は1%。成因。発病のメカニズム。遺伝的要因と環境的要因。単一の遺伝子障害がある訳ではない。心理発達的要因も。モノアミン仮説。受容体など様々な要因がある。副腎皮質ホルモン。視床下部。負のフィードバック。ストレスに対する脆弱性。大うつ病性障害。major。本格的な。軽いけれど長い、持続性。気分変調症。双極Ⅰ型。双極Ⅱ型。気分循環性障害。気分屋さんと誤解されやすい。双極スペクトラム。双極Ⅱ型。軽い躁病のエピソード。持続が短いので鬱病と誤解されてしまう。気分安定薬が有効。

 

精神医学特論 (放送大学大学院教材)

精神医学特論 (放送大学大学院教材)

 

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