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発達障害、小児期の心身症と精神疾患(精神医学特論第9回)

子供が育つというのは微妙なバランスなのだなあと思う。

 

生まれつきの中枢神経系。環境の影響も。医療福祉教育の連携が。発達障害は人口の1割。発達凸凹。環境とのミスマッチ。五感。運動。話す。理解する。段取りをする力、考える力、人とつきあう。状況を判断する。能力の幾つかが発達しない。大抵の人間は大きな問題は起こさずに済んでいるが、不適応を抱えることも。知的能力障害。知能の発達が遅れる。多くは原因不明。IQが70未満。知能指数。70から85、境界知能。多くの困難を抱える。運動発達遅滞。運動機能が。重複障害。自閉スペクトラム症。コミュニケーション能力の遅れ、言葉の遅れ、拘りが繰り返される。感覚過敏。DSM4での広汎性発達障害。注意欠如多動症。ADHD。3から10%。脳の病気、しつけやわがままのせいではない。限局性学習症。読み書き計算などの能力が低い。
発達障害の対応。中枢神経系の問題。対応の大原則、発達凸凹を理解し対応を。無理解が自尊心を低下させる。環境も大事。少しだけ上の目標、スモールステップ。自ずと身につくことは少ない。山本五十六。上手くいけば褒めること。コミュニケーションを豊かに。意思疎通を大切に。興味を大人が共有する。時間と空間の見通しを良くする。予測を立てやすくする。感覚過敏への対応も必要。問題行動には、どうしてそうするかを考える。ADHD。環境からの刺激を減らす。薬物療法の改善率は7、8割。限局性学習症。教育での学習支援。発達障害の薬物療法。個々の症状を緩和することしか出来ないが。家族環境や教育環境の問題も。一生涯飲まなければならないことは稀。二次障害。特性に合わない環境の場合。三次障害。専門家を信じられなくなる。虐待などで発達障害と似たような症状がある場合が。意識して環境調整を。子供に合わせた養育。親への支援も。地域全体で支える。特徴を性格に把握する。医療に出来ることは限られる。
子供の心身症。身体の病気。心因。病気とは何か?生体を歪ませるもの。歪みそれ自体。生体恒常性。外因内因心因。精神論では片付けられない。アレキシサイミア。感情症。身体からのSOSを受け止められない。内なる声に気が付かない。全身に。粘り強い治療が必要。アレルギー性疾患など。局所症状。神経疾患。頻尿。心因性難聴。過剰適応が続くことも。
子供の精神疾患。脆弱性。発達障害や虐待が潜んでいることも。育ちの問題。母親とのアタッチメント。精神的な絆。数多くの問題が。抑制型アタッチメント障害。脱抑制型アタッチメント障害。不適切な養育。虐待など。精神的な虐待。行動の問題。本質は内面がコントロール出来ないこと。反抗挑戦性障害。周囲との作用。適応障害。不登校など。反社会的行動。不安。遊戯療法。アタッチメントの問題。選択性緘黙。トラウマ障害。恐怖を経験。フラッシュバック。情動の陰性変化。PTSD。気分の障害。環境調整が大事。双極性障害。身体症状で表現されることも。詐病?解離性障害。意識レベルが様々に低下。防衛機制でもある。
体の病気の検査と対応。身体への対応を第一に。子供を支える。自然治癒力を最大限に。共感。相手のストーリーを読み取る。親を支える。自責の念に苛まれてしまう。環境調整。心理療法。遊びでのやりとり、遊戯療法。全ての治療的介入は異物。薬物療法。身体症状を和らげる。漢方薬。

 

精神医学特論 (放送大学大学院教材)

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