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成人期の障害臨床例:認知症(障害児・障害者心理学特論第12回)

認知症については情報も多いけれど、正確な知識を得る必要があると思う。家族や自分も罹患する可能性が高いので。

 

山中克夫。野口代。成人後期の代表的な認知症。心理アセスメント。心理的介入。認知機能。行動心理症状。BPSD。認知活性化療法。応用行動分析による手法。
認知症について。一度獲得された認知機能が脳の障害により低下して日常生活に支障を。正常老化と比べて明らかに認知症業が。、軽度認知障害。MCI。社会生活への支障。中核症状の認知機能の低下と、行動心理症状。BPSD。本人の家族や介護職員が問題とするのはBPSD。海外ではBPSD以外にチャレンジング行動とも言う。12年に全国で認知症は462万人。世界全体では約4680万人。30年には約7470万人と予想。認知症に関する施策は国際的に。先進諸国は国家戦略として。有病率は5年経過するごとに2倍。認知症のタイプ。原因となる疾病等を元に。アルツハイマー型認知症。アルツハイマー病が。割合が最も大きい。レビー小体型認知症。脳の萎縮の進行。病初期から新しいEpisodeを思い出せない。レビー小体型。幻視や認知障害。加えて脳幹にもヘビー障害が。。パーキンソン症状。脳血管型。脳血管障害に起因。多発性。血管性認知症。一般的に認知症は根本的な。慢性硬膜下血腫。頭蓋内の。内分泌疾患など代謝性。治療可能な認知症もある。治せるにも関わらず見過ごされることも。
認知症の人や家族に。心理アセスメント。スクリーニングなどの為に認知検査を。認知機能やBPSDのアセスメント。心理介入。相談は助言も含め、家族や職員などの依頼に対しコンサルテーションを。心理アセスメント。認知機能検査。スクリーニングなどに。11のcategory。長谷川式。9category。モントリオール。軽度認知障害を。下位検査で特徴を。多くの下位検査。難しいものから。スクリーメトリック。短時間で実施が可能。数量的だけでなく質的に把握。視覚認知の歪みも。もともとはスクリーニングだが。実施で配慮点を。病識がないのできちんと名乗りどれくらい時間がかかるか。視力の衰えも。老眼鏡や太陽の光を。老人性難聴があるかどうかも。高齢者のゆっくりとしたペースに合わせる。長時間に成るときには休憩を取る。集中力の回復があるので休憩の効果の考慮を。高齢者の尊厳を損なうような言葉遣いなどをしない。BPSD。NPI。分野ごとに症状を。看護介護職員に尋ねるバージョンも。簡便なバージョン。しばしばうつ症状が。記憶力の減退を訴える人も居る。鬱の評価を。2点法で回答する。生活の質が向上改善したかどうか。QOLの尺度。代理回答者用もある。
認知症の人への心理的介入。システマティック・レビューなどで検証結果が。認知機能の維持。認知活性化療法。様々な課題やディスカッション。認知的働きかけ。軽度中度の。ロンドン大学のグループで開発。各回でテーマが設定。単語連想課題など。課題や流れは構造化されている。アイスブレイク。回想活動。クイズやゲーム。実施しやすく参加した人全員で楽しめる。スタッフの原則。パーソン・センタード・ケア。辱めない。視聴覚の機能に衰えた人の支えで全員で活動を楽しむ。人生の先輩に意見を聴く。大規模な無作為試験で効果が立証。日本でも効果が報告、スーパーのチラシを見て。参加者に見てもらい旬なものを、注意範囲が狭いので食材にところを。
BPSDに対する認知的介入で応用行動分析について。改めて応用行動分析とは?周りの環境に注目して行動を。直前と直後の状況に着目。自分の起こした行動について。悪い変化があれば減ったり起こらなかったり。認知症のおばあちゃんが。直前に関わってくれる人がいない。大声を上げて優しくなだめる。行動を起こすことで直後に良い結果が。良い変化があれば繰り返しに、学習により定着する。行動には意味や機能がある。探るには周囲の環境変化を調べる。先行条件と行動。ABC分析。BPSDのケアや対応。原因が分かれば支援方法は状況を変えてみる。先行時操作。直前の状況を調べる。起こりやすい。話をする人がいない。この状態を変えれば良い。大声を上げる前から環境を良くする。直後の結果を。結果操作。どのように対応されたか。何かしら望ましいことが。大声の直後に。過度に反応せず。大声を上げた後に過度に優しく接しない。分化強化。なぜBPSDチャレンジ行動に効果が?中核症状とBPSD。脳そのものの障害を基盤に。多くは不可逆性。社会的に不適切な。様々な要因がある二次障害。BPSDの原因はひとそれぞれ。オーダーメイドのApproachを。意味や原因を考える応用行動分析が有効。何故に応用行動分析が良いか。直前と直後を把握するのは多くの人が理解できる。同じ枠組みなので情報交換がやりやすい。根拠に基づいて伝達が出来る。BPSDの分析には日常生活の把握が必要。他者に伝えるには難しい。ニーズを伝えられない。介護者や家族介護者、介護職員。日常的にケアをするのも。

 

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