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不安障害と強迫性障害(精神医学特論第6回)

恐怖症は自分にも当てはまるかもしれないと思う。

 

DSMは症状で区別。神経症。しかしDSMには用いられていない。クレペリン。日本の精神医学はドイツの影響を。ノイローゼ。神経症、を意味する。精神病と神経症。本格的な病気と軽い病気。現実検討力。心の中のものと現実のものを区別する。内と外との弁別。小さい頃は現実検討力が弱い。統合失調症や躁うつ病。現実吟味が出来ない。現実検討力が損なわれていない、神経症、ノイローゼ。精神療法の在り方が違ってくる。内省を求めることがある。現実検討力がないとかえって混乱するだけ。薬物療法。神経症レベルだと行わないことも。内省を求める場合。神経症。79年のICD-9。それぞれ特有の症状を示す。現状検討力が働いている。明らかな身体疾患ではない。79年以前。心因性が加わっていた。フロイトの精神分析の影響。恐怖症。別のものに対するものが別のものに置き換えられている。精神分析の理論は客観性が無い?脳科学の発達。DSMは症状中心。一旦原因論を棚上げ。神経症そのものを廃止。不安障害など個々の疾患を羅列的に。変更点を正しく理解するのは難しいけれど。
恐怖症。フォビア。強い恐怖。恐れるものではないのは頭では理解しているけれど。限局性恐怖症。特定の対象について。現実の危険についてのものは違う。古典落語の饅頭怖い。軽いものまで含めると頻度が高い。問題になるのは意外と多くない。回避する生活モデル。社交不安障害。SAD。人前の注目を浴びるという恐怖。アメリカ人のホームパーティー。気の利いたスピーチを。あがり症といった性格で片付けられがち。認知行動療法が有効。対人恐怖とよく似ている。対人恐怖は他人に迷惑をかけていることへの。広場恐怖。アゴラフォビア。ポリスの街の中心にある。空間構造ではなく、トラブルがあるときに助けを呼べない。走行中の電車。具合が悪くても助けることが出来ない。逃げ出すことも。パニック障害。以前の不安神経症。電車内でパニック発作を。前触れ無く起こるのが特徴。幸田文。幸田露伴の娘。47年夏にパニック障害を。襲われる。何の不安なのか見当がつかない。不安になるという悪循環。発作が原因で強い不安に。現代病に思われるが以前からあったもの。持続は数分から数十分。正しい知識を持つことが大事。
パニック発作の継続、学習のメカニズム。予測をすることでかえって不安になる。予期不安。本来は適応的行動だが。電車など場所に向かうこと自体が予期不安を。薬物療法が有効。抗不安薬、抗うつ薬。抑うつ状態でなくても。パニック発作を予防する。悪循環より前に。広場恐怖が出てくる前に。認知行動療法も。心理教育も。治療や予後についての適切な知識を。望ましくない学習を消去して再教育を。身体で実感させる。周囲の協力も。健康な日常生活をおくることも。飲酒は逆効果。忙しさで不規則な生活を止める。予後は良好。薬の中止も期待できる。原因は分かっていない。幼児期の分離不安などが検討されたが、自律神経の暴走など自然科学的な研究も。職場や家庭での葛藤も。生活全般の理解をして。他の病気にも参考になる。
強迫性障害。強迫観念と強迫行為。気になって仕方がない。気が済まない。洗浄強迫。確認強迫。こだわりが強い。回数も重視。

 

精神医学特論 (放送大学大学院教材)

精神医学特論 (放送大学大学院教材)

 

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