F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

パラグラフで書く(日本語アカデミックライティング第8回)

blogを書くのに意識しなければ。

 

情報を調べる、引用する。何がどのていど知られているか、独りよがりにならない。自分の知らないことが分かる。自分を広げる。図書館の棚での発見。幅広くopenに。引用する。他者の言葉を書く。人から借りたと分かるように。自分の考えだけではなくて、広いものとして全体を示すことが出来る。必ずしも同じ意見ではないものに反論をしていく、論理的な対話を。
パラグラフ。文章を書く大きさの単位。
パラグラフ。段落、とは違う?違うものと意識をする。段落はかなり短め。特に小説の場合は。一息に近い。エッセー。学術的文章の場合は勧められない。どこからどこまでが一区切りなのかが分からなくなる。ヨーロッパ系の言語のパラグラフは長い。31行、というものもある。1ページを越えるようなことが、一つのまとまりを為している。歴史の場合は史料を使う場合があるので。縦書きと横書きで見え方が違う?内容的に一つのまとまりになっているものは分割しない方が良い?まとまりをどう捉えるのかにもよるけれど。日本語リテラシー。話のまとまりと繋がり。ネックレス。脈絡が出来上がる。行間を読む。含蓄が潜む。しかし学術的文章でそれをすると不味い。一つに意味が収まるように。まとまりと繋がりの連鎖。入れ子のように重なる構造。文の繋がりがパラグラフ。文もまとまり。複文。まとまりの中の内部構造は?つながりは論理的展開。接続語の使い方が問題。論理は接続。
パラグラフの内部構造は?タイトルを考える。問題意識と観点の整理。一人ブレインストーミング。人は何故眠らなければならないか?1000字程度。分量から言うと2枚半。40字だと25行。睡眠の必要性。身も蓋もなく終わってしまう人は、考える癖をつけた方が良い。そのことを具体的にどう伝えれば良いかを。生きていけない、の意味は?身体機能や精神機能。心理的物理的、無いと身体が持たない。頭を休めることが出来ない。それぞれを一つのパラグラフで。ネガティブだらけなのでポジティブな理由は無い?説得力が出てくる。寝ることは再生することでもある。眠っている間に成長ホルモンが。血液やリンパ液の再生、新たな生命が育まれる。これで3つ。導入部も加えると4つ。
実際に書いてみる。パラグラフの確認。中身を書いた方が良い。読み手に解釈の負担をかけないのが鉄則。予告をしてしまっておく。先を見通せるように。トピックセンテンス。抽象度が高い。中心文。初めて見た時に充分理解できるとは言えない。指示文。充分具体性を持たせる。日本語の場合、結論を後ろの方で述べることが。後ろに結論めいた文章を持たせる。結論文。パラグラフの中の構成。予想される反論を逆手に取る。それに反駁して納得を持たせる。身体的だけでなく脳にも休養が必要。海馬。

 

日本語アカデミックライティング (放送大学教材)

日本語アカデミックライティング (放送大学教材)