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恐慌の時代(日本の近現代第10回)

格差の拡大は今日の経済とも重なるかも。

 

両大戦間期。大量生産方式。重化学工業化。都市化。度々深刻な恐慌に。深刻な景気後退。マクロ経済政策は発展途上だった。経済的格差。二重構造。
恐慌と地域経済。反動恐慌。金融恐慌。昭和恐慌。20年の反動恐慌。第一次世界大戦。大戦ブーム。外貨を蓄積。一気に債権国に。戦後ブーム。投機が横行。バブル。20年3月15日に破裂。戦後反動恐慌。救済融資。夏には底入れする。不良債権処理が遅れる。長期低迷を続ける。高橋是清の積極的財政政策で回復。
金融システム危機と地域経済。関東大震災。モラトリアム。震災手形を国が再割引。鈴木商店は深刻な打撃。26年9月になっても震災手形の目処はたたず。26年12月。震災手形処理法案。政府が肩代わり。27年3月14日。東京渡辺銀行が破綻と蔵相。取り付けが。金融恐慌の発生。モラトリアムを発令。中小銀行の体力不足を露呈。銀行法。中小銀行の整理。都市銀行の独占体制。五大銀行への集中。地方の金融市場。地方の中小銀行の整理統合。信用収縮、クレジットクランチ。都市と農村の経済的格差。
昭和恐慌と高橋財政。世界大恐慌。金本位制への復帰目指す。国際的圧力。金解禁準備を。井上財政。30年1月に金本位制復活。人為的なデフレに世界大恐慌が重なる。製糸業や養蚕業の衰退。農業恐慌。小作争議の頻発。労働争議。社会不安の増大。高橋財相。積極政策。赤字国債。高橋財政。米価が低迷。農村と都市との経済的格差が増大。
都市化と重化学工業化。構造変化。大衆消費社会の端緒。大戦期に国際市場が急拡大。総需要の確実な増大。個人消費の比重が高くなる。賃金の上昇や農産物価格の高止まりで、可処分所得の増大。洋服や洋食といった新しい消費へ。大都市への人口集中。市域の大拡大。沿線での宅地開発。東京では区部から郊外への人口移動。会社数の比重も増大。重化学工業の発達。四大工業地帯の形成。産業構造の変化。国産品の競争力が高まる。政策的に保護。しかし国際的な競争力が不十分。
地域間経済的格差。大都市への資本集中。銀行だけでなく鉱工業も。財閥への集中。多角化。専門経営者の台頭。機関投資家としての法人株主の増加。経営家族主義。年功賃金。中小事業との格差。米価の低迷。養蚕業にも打撃。工業と農業との賃金格差。都市への労働力移動。大企業労働者と中小企業との格差。下請化、二重構造に。地域間経済的格差。
様々な格差を内包する。戦時経済へ。

 

日本の近現代―交差する人々と地域 (放送大学教材)

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