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乳幼児を育てるということ(乳幼児の保育・教育第1回)

「エミール」は読んでみたくなった。何故教育をするのかを考えてみるのは、社会の維持に不可欠だと思う。私に子供はいないけれど、地域の子供全てについて考えなければ。

 

乳幼児を育てること。何故必要なのか。当たり前?何処で行われるべきか。生活する全ての場所。家庭や保育所幼稚園、近所などの社会。誰が育てるか。親や保育者。地域に済む大人。保育行政。関わりは?どのように育てるかの方法。どのような子供に育てるべきか。子供への関わり方と保育環境。乳幼児の保育教育。基本的な問い。
乳幼児を育てることの基本的意味。教育という営みは?保育所や幼稚園。養育環境。
2つの普遍的課題。種の保存と個体の保存。人類という種の存続。子供としてどのように存続するか。社会的存在として生を全うする。個体の保存と再生産。維持の問題。種の保存と個体。動物との違い。動物は本能に依存している。人間は未成熟な状態で産まれる。ポルトマン。1年早産。何故?基本的な問い。未熟な者をどう育てる?社会の構成員となる人間を育てる。社会化。今以上に発展している社会が前提。人間は社会的動物である。アリストテレス。誕生した瞬間から、社会の中でしか人間になれない。親と子という関係。社会構造との出会い。社会の価値観や美意識。知識や技術。生活習慣を身につける。文化。生活の様式。時代時代や場所で変わる。個人の学習。それを指導する教育も必要。一時的社会化。躾。第一次的社会化。乳幼児の保育教育に重要。コメニウス。母親学校。近代教育学の父。1592年にチェコスロバキアで産まれる。宗教的迫害や戦争。教育によって平和な社会の建設を。大教授学。母親学校。乳幼児から青年期に至るまで学校を構想。世界税。誰でも教育を受けられるように。教育の機会均等。学校体系。6歳までの時期に母親学校。母の膝の上で育てられる。母親との一対一の関係から広がっていく。社会化を深める。子供との信頼関係。社会化を進めると保育所や幼稚園。家から移動。幼児期の教育の重要性。「人生に必要な知恵は全て幼稚園の砂場で学んだ」。幼稚園教育の重要性。比喩的だが。
広げて教育を基本的に捉える。カントの教育論。ルソーペスタロッチと同時代。教育によってはじめて人間になる。本能だけでは無理。教育という意図的活動。備わっているものを発展させる。社会のメンバーになる為の教育。子供は可愛らしい、無邪気、無垢?子供という概念は昔から在ったわけではない。アリエス「子供の誕生」。中世においては小さな大人とされた。ルソー「エミール」。放浪生活。児童中心的教育の出発点。教育小説。エミールの誕生から結婚まで。教育の在り方を体系的に。人は子供というものを知らない。間違った観念を持っている。子供には何を学べるかを考えない。人間の手に移ると全てが悪くなる。成熟もしていない促成の果実になってしまう。子供期には独自の価値がある。大人の準備期ではない。アリエス。アンシャンレジーム期の子供。小さな大人という概念は問題。
日本における教育。保育所と幼稚園。教育基本法。教育理念。47年に制定。06年に改正。家庭教育、幼児期の教育、学校家庭と地域社会との連携。乳幼児期の教育の重要性。保育の意味。保はおむつをつけた人間。育は母親から肉付け良く。危険から保護し育てる。人として自立する。保育所が求められている背景。従来の家庭生活では果たしにくくなっている役割を補完する。新しく出てきた要請に応える。家庭的生活を補う。居宅外就労。昔にも託児所的なものはあったけれど。主婦の居宅外就労が増える。核家族化。養育の担当者として、未熟な乳幼児の保育が不可欠。促進的役割。専門的訓練を受けた保育士による系統的な教育。発達的支援的機能。集団生活として自立と社会性を。家庭では期待しづらい。幼稚園。60%弱。安全と健康への配慮は不可欠。家庭教育と一体化。
子供の主体性。保育と教育の上でも。保育所幼稚園の環境は?子供の好き勝手、ではない。一斉保育は主体性が育たない?大きな誤解。個の育ちは重要。社会の中で人間になる。社会の中での育ちを保障する。一つの保育形態のみで達成されない。指導方法が必要。自由保育や一斉保育、その融合。保育所幼稚園の環境は?取り巻く全てのもの。遊具や保育者。環境としての保育者は?物的な環境。基準はあるが。専門職としての保育士の指導能力や人間性。専門職性。揉まれながらプロになっていく。地域や家庭環境で多様な子供。保育士の養成。調理師などとも一体のものとして考える。言葉だけのコミュニケーションでなく多様な関わり。乳幼児が発するものを言葉だけではなく捉える。心を推測する。意思疎通を。保育者が伝えようとすること以上を子供はキャッチしている。社会の見方を共有する。保育者は環境そのもの。児童憲章。51年に出来る。全ての指導の幸福を。正しい観念を。人として尊ばれる。児童憲章の意味を全ての大人が。
保育者は子供を見ることが出来るか?体験だけでなく知識も必要。保育士だけではなく家庭で見守る人も。家庭なり地域社会。家庭の子育ての力が弱まってしまっている。核家族の問題。地域社会でお互いに支え合う力が少なくなっている。家庭の要請に応えることが保育?サービスと意識。親の希望。早く文字を読めるようにしたい。子供はお客様?文字によって、将来にどうするかを。文字を書けるようになるのが先?何が必要なのかを考える。字を書く練習によって、文字を書く役割を知らないままに居るのは良くない。親の期待に合わせるだけではない。指導能力、見極めを。職場環境で高めていく。子供中心に。子供を主体性を持つ存在として。その認識を親にも。身近な課題に即して学習を。

 

乳幼児の保育・教育―乳幼児を育てるということ (放送大学教材)

乳幼児の保育・教育―乳幼児を育てるということ (放送大学教材)