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幼児期の教育の基本(1) -『幼稚園教育要領』が示す保育の基本(幼児教育の指導法第1回)

幼稚園教諭も極めて難しいがやりがいがありそうな仕事だと感じる。若い頃には全く将来の選択肢にはなかったけれど。

 

師岡章。保育、幼児教育学。男性保育者として。実践体験も含めて。講義の概要。就学前の子供の教育を。認定こども園法が改正され15年度から幼保連携型認定こども園に。保育教諭の配置が求められる。しかし4分の1が両方は持っていない。幼稚園教諭免許状などの特例を。幼稚園教育要領。保育内容の指導法。情報機器や視聴覚教材の活用も。幼児期の教育の基本。保育内容の考え方。保育実践の現状と課題。保育内容の指導法。規範意識の芽生えの指導。幼児活動の指導法。情報機器の操作。小学校教育の関係。学びの連続性。教師間の連携。幼児期の発達理解。幼児期の教育を展開する方法を。幼稚園だけではない。幅広い視点に立ち。
幼児期の教育。幼稚園は教育機関。学校の教諭として。幼稚園教育に関する法律。教育基本法。教育の目的。日本国憲法の精神に。06年の改正。教育全般の目的などを。第1条。人格の完成を目指し。独立した個人を。個人が平和で民主的な国家社会の形成者となる国民を。第2条。教育は学問の自由を尊重しつつ。幅広い知識と教養を。道徳心などを。健やかな身体を養う。自主自立の精神。勤労を重んじる精神。正義と責任、公共の精神に基づき、成長の寄与を。伝統と文化を尊重。郷土を愛すると共に国際社会の平和に寄与。具体的教育の目標。06年の改正。11条。幼児の健やかな成長に資する環境を。幼児期の教育。幼稚園だけではなく保育所なども。どんな場であっても良好な環境の整備を。健やかな成長を促す。いずれに通園していても大切な子どもたち。卒園しても同じ小学校に。教育の質の差があってはならない。
学校教育法に示された幼稚園の教育の目的。教育基本法に基づき教育の目標等を。07年の改正により幼稚園は学校の中の規定の最初に。第22条。幼稚園は義務教育の基礎を。健やかな成長のために。幼稚園は幼児が卒園後に通う小学校の教育を視野にして保育を。保母と教育を併せ持つ意味。幼児期の子供を育てる。幼稚園関係者も幼児を保育しという意味を。第23条。健康安全で幸福な生活のための基本的習慣を。集団生活を通じて喜んでこれに参加する。自主自立共同の精神。規範意識の芽生えを。日常の会話や絵本などに親しむ。幼児の身体諸機能の発達。5つの具体的な目標。達成に努める必要が。
幼稚園教育要領。56年に当時の文部省から刊行。64年から規範性を有する基準として告示化。現在のものは08年に改定されたもの。幼稚園教育の基本。学校教育法施行規則。国の基準。幼児期における教育は人格形成の基礎となる。幼児期の特性を踏まえて。第1章総則において。環境を通して。基礎を培う。幼稚園教育要領解説。関連して重視すべき事項。幼児との信頼関係を築きよりよい教育環境の創造を。安定した情緒のもとで自己を発揮する。主体的活動を促す。自発的活動としての遊び。それを通した指導を。幼児の発達は心身の諸側面が。生活経験が異なることを考慮して。幼児期にふさわしい生活の展開。環境を通して行う教育。規定された趣旨。幼児期の発達特性から必然的に導かれる。幼稚園も他の種類の学校と共通。発達の特徴。幼稚園教育要領解説は6店を。身体の著しい発育。活動性が著しく高まる。自律へ向かう時期。イメージを形成し他の幼児と一緒に活動を。模倣したり自分の行動にそのまま取り入れる。他者との関わり。やって良いこと悪い事の区別が。決まりの必要性などに気づき自己抑制が出来る。周囲の環境に自発的に。より豊かな直接的経験が出来る環境が。幼児期の発達特性を。
環境を通して行う教育の特質。教師の意図が合わさって。主体性を発揮して活動できるような保育の展開。前提には教育目標や教育内容に基づき意図的に環境を。主体はひとりひとりの幼児。解説は放任的保育を許容していない。一方的な保育も同様。balanceが必要。環境の中に教育価値を。試行錯誤を経て。自由感の溢れる。幼児期に相応しい生活の展開。趣旨。幼児らしく生活。やらせれば出来る、小学校を先取りする現場も。最も活動的な時間に一斉活動を。英語的な活動などを。小学校以上の学校教育の先取り。幼児期の発達特性、直接的経験を通しての体験を大切に。遊びを通しての総合的指導。幼児は直接的具体的体験を通して成長。それが遊び。それを重視することが必要。ひとりひとりの発達の特性を。個性を尊重しそれに対応した関わりを。集団保育で進められる。年齢や時期が上がれば集団への眼差しが強くなる。集団行動を身につける機会に。個が埋没する。教育は1人から始まり1人へ還る。個の重視を。地域によっては同じ小学校にではなく、たった1人であることも。幼児一人ひとりの個性に応じた教育をして小学校にバトンタッチを。
生活の展開。教師との信頼関係に支えられた生活。友達と充分に関わる教育。幼児期が1人でやりたいという気持ち、大人に頼りたいという気持ち。保護者と離れる分不安も。教師が子供の不安を受け止めながら自立へと促す。興味や関心に基づいた直接的体験。直接的具体的体験を通して。幼児自身が取り組む体験がプラスになる面がある。主体性を育てるためにも。充足感や満足感を。友達と。自分以外の幼児の存在を。ヒトは人の中で育つ。幼児期も例外ではない。相互に刺激し合いながら意欲を高める。
遊びを通しての総合的指導。幼児期の遊びと総合的指導。遊びは重要な体験。ヒトによってはただ遊んでいるだけという見方もあるが、様々な学習がある。総合的な指導。様々な能力が相互に関連しあって伸びていく。多様な側面が発達する。様々な場面でも様々な育ちを図る姿勢を。
ひとりひとりの発達の特性と教師の基本姿勢。幼児を独自の存在として。改めて大切にする。同じ3歳でも個性は異なる。家庭や生育環境も。月齢差も1年近く差がある。一律的にして良いはずはない。一人ひとりに応じるという意味。幼児の内面を理解した上で援助をすべき。まだまだ自分の思いを充分に表せない。表情や仕草にしか見られない場合も。把握しながら内面になる感情をしっかりと受け止め関わるべき。様々な活動形態をバラバラにするのではなく、友人のつながりを。集団はつながりから生まれる。自ずと集団が生み出されることを留意しながら。教師が自覚してしない形で関わることも。教師と子供が共に生活する。意図的な言葉かけ以外でも影響を。心の動きに応答し一緒に考える姿勢を。

 

幼児教育の指導法 (放送大学教材)

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