F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

ソーシャルワーク関係(社会福祉実践の理論と実際第6回)

上下関係から離れることが必要なのかもしれないと自戒している。

 

クライエントとソーシャルワーカーの関係性。ラポール、信頼関係。誰が誰の何を頼ることなのか?共有もされていない。ワーカークライエント関係が、概念の変遷。信頼関係とパートナーシップについて。どのように関係を構築するか?
ワーカークライエント関係。信頼関係。医者と患者、先生と生徒、上下関係が。伝統的なケースワークの考えと近い。日本ではケースワーク関係を、介入調査診断の流れと。ワーカー側からクライエントへの一方向。個人の変容や適応の道具。治療を届けるための管。味気ない。人間味がない。感謝や信頼の気持とは関係ない?誠実さ、共感、受容、非審判的態度など。今でも勿論重要だが。あくまでワーカーの態度だけ。援助の関係。クライエントの立場は考慮されない。クライエントから提供されるもの。サービスの受け手、弱者のポジション。ワーカークライエント関係の唯一の要因ではないことが明らかに。ソーシャルワークとは関係ない、二人の人間関係。恋人同士であれば価値観の一致が。治療同盟、作業関係。ものさしが開発。関係性は共有する達成されるべき課題などで構成。対人関係の側面も。ソーシャルワークの目的はクライエント個人を中心にする場合と、グループワークの場合。関係性は異なる。課題の中身と相互作用の質を同時に理解すること。クライエントは協力する相手であるという考え方。相互作用に参加を。支援プロセスを形成する。関係性も相互作用の質が重要に。
関係性の中身は?信頼関係は何を信頼すること?何を信じて頼る?情報に対する信頼?人柄の面も?専門職とクライエントの関係。クライエントが専門家を信頼する。専門職。仕事を通して支援に対して信頼を。職業人としての情報への信頼。相手の人生に関わるので、人としての信頼感を。誠実さなど。専門職として実践能力や人間性が。一方的に信頼を受けることを信頼関係と呼んで良い?ワーカー側がアセスメントを、一生懸命に話を聞く。社会的資源を。クライエントのストレングスを。未来を期待して応援する。一方的な間隔だけではなく、互いに信頼する相互関係。あまりにもワーカーが信頼を集めると、力関係が不均衡に。対等でありたいけれど、弱い人というポジションに。頼り頼られる関係だと、任せますなどと依存することも。クライエントを重要な担い手の人。エンパワーメントアプローチ。同じ信頼関係でも、何を目的にしているかで異なる。就労支援。クライエントのためにという要素が残る。クライエントにしては人生がかかっている。ワーカーは業務として。地域社会の創出。共通の目的の場合。ソーシャルワーカーとして同じ目的を。互いに信頼していないとならない。相互信頼が。個別的支援だけではない。ワーカーとクライエントの間に信頼感が出来る?ワーカーには力がある。精神科病院の鍵を。閉鎖病棟を閉める鍵。閉じ込める側に回る。どうしても上限関係が。深くて越えられない溝がある。本当に信頼関係が築けるか?周りからの見え方もある。クライエントにしても決定権はスタッフに。年金受給の手続など、弱みを握られている?しかし諦めるわけにはいかない。専門職の地位を放棄する必要がある。専門性を活かしながら。わきまえることが大事。他人のことを全面的に理解することは不可能。分からなさに耐えて相手にアプローチを。
パートナーシップ。性的マイノリティ。対等と相互性を。専門家同士の協力。当事者しか分からない情報が。双方が相手にはない情報を。互いに相手が必要。双方向のコミュニケーションを。重要な参加者としてクライエントが存在。自分がエキスパートと考えるのは難しい?ワーカーがどれだけ意識していても、存在するだけで力があると感じてしまう。ワーカーも対等な力がある、パートナーシップを。両者が無力を共有することでパートナーになれる。立ちすくむしか無いときも。当事者の前で無力感に。にもかかわらず留まり続ける。お互いにどうしようもなくそこにいる、それが共生。相手の立場を尊重するだけではなく、徹底的に突っ込む。双方の考えを持ち寄って新しいものを作る。専門家の知識を手放して。お互いに認め合う相互依存関係。役割と立場が異なる、それが双方を刺激しあう。当事者から多くのものを学ぶ。特に生きる意味を。差別と偏見の根強い精神障害。意味を深く問う。ちゃんと見ていない色んな現実、間違いに気づくことなど。専門職である前に一人の人間。パートナーシップの延長線上に。パートナーシップにも限界が。情報提供だけを望むクライエントも。応答能力が不充分な人も。共生レベルになるとジレンマが。相談援助の枠組みを超える。何処まで関わることが出来るのか?単一の答えはない。生き様として障害を背負って生きる。クライエントにはワーカーの覚悟が伝わっている。行為には責任が伴う。自分の言動に対して説明責任を。パートナーシップの意味は多様。
関係性をワーカーはどのように作るのか。ワークルームかもめ。インタビュー。作業所から地域活動支援センターに。作業を中心にから、フリースペースだったり料理を作ったり、色んな行事も。外にお出かけに行ったり体育館でスポーツをしたり。メンバーとソーシャルワークの関係。一人の人間としての。PSWとして関わる自分。困ったり相談したりする。人間同士の関係にプラスして困った時に持っていくところ。精神保健福祉士。生活の営みの場。背中を押してくれる。自然に仲間同士がいい関係に。メンバーの中に溶け込みながら、一人ひとりを見ている。助け舟。上から目線というところがない。メンバー同士の信頼関係。精神障害者はPSWより下か?精神病の人の発達。上から目線にもなるし教える人でもあるし。対等でないと関係性が発展しない。やってくれるというのはおかしい。PSWが用意するのでなく自分が切り開かないと。応援団のような。自分たちの障害を乗り越える。自己開示をして教えてあげている?それがなければPSWも動きが取れない。PSWと障害者の関係性。
信頼関係とパートナーシップ。関係性は時々の環境などで左右。誰に対しても単一の理想形もない。その時の文脈に合わせて関係性を想像する。ソーシャルワーカーは関係性が複雑であること。何が相応しいのか判断すること。自問自答を。目的を示すことが出来ると良い。啓発活動など、専門家の立場を脇に置いて。クライエントも援助関係から出る可能性がある。もう一方のエキスパート。望まないクライエントや状況もある。文脈と目的に照らして。関係性は柔軟に変化する。よく現場を分析して。

 

社会福祉実践の理論と実際 (放送大学教材)

社会福祉実践の理論と実際 (放送大学教材)