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ヘルスリテラシー(1)ヘルスリテラシーとは(健康への力の探究第7回)

確かに健康情報には流されがちであるなあと感じる。

 

ヘルスリテラシーとは。健康情報。情報入手と意思決定。エビデンスとナラティブ。定義。ヘルスケアの場面とヘルス・プロモーションの場面。健康や医療の情報は溢れている。オールドメディアやニューメディア。ドキュメンタリーのような健康食品の宣伝。記事なのか広告なのか分からない。ヘルスリテラシー。意思決定に必要な情報を活用。WHOを含め世界の健康政策の中心に。情報を的確に選ぶ。よりよい意思決定の為に信頼できる情報が欠かせない。科学的根拠に基づいているかどうか。エビデンス。証拠。実際に効果があるか検証しているか。経験者の体験談。集団に対しての情報に対し個人の情報。語りや物語。ナラティブ。語ったもの。人生を描く。杉原輝雄。エビデンスを知った上で生活を優先した。ナラティブな情報の信頼感。挙ってマスコミが取り上げる。機会を持ちやすくなる。マスメディアによる議題設定効果。重要と思われる。誰にも常にも。話題にのぼらないと重要ではない?ナラティブに流されやすく。意思決定には価値観やエビデンスが欠かせない。何を重視して意思決定するか。ナラティブ。資源とニーズがあるか。資源とは環境や条件。ニーズとは不足している場合に必要な程度。家族に予防接種を受けて欲しい、メリットとデメリットを。感想を紹介する。可能な施設や予算。3つの情報を重ね合わせる。人の体験談は説得力が在る。広告の個人の体験。まだ紹介できるエビデンスがない。ある情報へ流す意図も。エビデンスと一緒にする必要。信頼できる情報をわかり易く。国立医学図書館は日本にはない。健康情報はnetで?ボドックス。英語で検索する。アメリカの国立医学図書館がメドラインプラスとして情報を。解説やビデオ論文などの情報源が。日本はまだまだ不足している。メディアの情報は自己責任が原則。健康情報の5つのポイント。「かちもない」5つの確認。か、書いた人は誰か。匿名だったりすると信頼できない。専門家。所属や肩書も。専門は?論文は書いている?ち、違う情報と比べたか。1つの情報だけで考えるのは危険。どんなものでも長所も短所も在るはず。も、元ネタは何か?エビデンスとなる論文を。な、何のために書かれたか。商業目的かもしれない。中立的でなく。い、何時の情報か。情報が古いかもしれない。日々更新されている。最新のものかを確認。作成日や更新日、発行日を。文字を入れ替えると「いなかもち」。聖路加国際病院のヘルスプロジェクト。
エビデンスの見方。科学的な確実性にレベルが。真の値からズレさせる要因があって、誤差も含まれている。ある理由がある場合。バイアス。偏り。TV番組で5人に対しある体操が効果があるか?1ヶ月間で4キロ減った。バイアスはあるか。バイアスが入る原因。対象者を選ぶときのバイアス。動物は人間には当てはまらない。無理やり太らせた人の場合も。異なった特徴を、選択バイアス。測定に関する。体重計の設定が正確でない、縦長に映す。測定バイアス。要因の数。痩せるプレッシャーで食生活に変化が。コウラクバイアス。真の要因を見逃す。ブラセボ効果。偽の薬でも効く心理的効果。エビデンスレベル。最も低い、データに基づかない。数の少ない症例の報告。検証されているとは言えない。人を対象としてデータを統計的に処理。過去に原因を求める。対象として違いがあるかを比較。乳がんである人とそうでない人を、タバコに多く接していた場合に原因の1つ?病気の原因と予想されるデータの収集。既に日常的に運動しているいない人をずっと観察して心臓病の有無を。研究対象者に原因を作ったり無くしたり。大豆製品を取ってもらう。観測した値。病気になった率。少ないと偶然の誤差が。減らすためにはより多くの人間に対して。信頼性。誤差が小さいことでも在る。エビデンスを理解して活用できる力、ヘルスリテラシー。環境リテラシーなど。そもそもリテラシーとは英語のletter、読み書き能力、識字。社会に参加し自らの目標を達成するための手段。リテラシーの中でも批判的リテラシーが重要。批判的意識化。ブラジルの農村では沈黙する文化が。人々が沈黙の文化を意識し客観的に認識、主体的に変える。エンパワーメント。環境を変える力。健康や医療の情報を知らない、知っていても行動に移せないなどで沈黙している人も。ヘルスリテラシーの定義。12年の代表的な定義。健康情報を。ヘルスケア疾病予防ヘルスプロモーションについて。情報を得て意思決定。問題解決行動。選択肢を知りメリット・デメリットを。活用。意思決定をして行動に移す。実際には一緒に。大きく分けると、ヘルスケアとヘルスプロモーション。
ヘルスケア。医療用語の読み書き。因果関係を。ヘルスリテラシーの低い人に対するコミュニケーション。ユックリと時間をかける。家庭医。初診に時間を。患者が話したいだけ話せるか。3分間。医学教育を受けていない人間には用語が理解しづらい。経口は口から、など。国立国語研究所。57の言葉について。絵を見せたり描いたりする。視覚的なイメージは。1回の情報量を制限して繰り返す。重要な情報に絞り込んで。複数の職種で。リーチバックを使う。理解できたかを確認。患者に説明してもらい、出来なければもう一度説明する。帰ったら病院で何を言われたか。コミュニケーションは情報を共有する意味。意図した情報が伝わるか確認する。質問しても恥ずかしくない環境を。雰囲気。わかったフリになりやすい。具体的に何を質問すれば?アスクミー。3つの質問。感染して危険なこと。何をすれば?飲まないし飲んたりした結果は?対処方法が何故重要なのか理解する。納得してこそ実行できる。標準予防策の考え方。事実の有無に関わらず想定して行動。ヘルスリテラシーが低いと想定する。よく喋る人が高いとは限らない。それに合わせてコミュニケーションを。医療者においてもヘルスリテラシーの高い低いがある。コミュニケーションが出来る能力。
ヘルスプロモーション。地域コミュニティや組織づくり、製作づくりなど、あらゆるアプローチを。支援するために環境を変える。エンパワーメントを。ヘルスリテラシーを資源とみなす。アンブレラターム。様々な概念を入れている。理論的動向を。60年から70年代の健康教育、キャンペーンが中心。新しいことの良い面を。教育レベルの高い人にしか効果がなかった。80年では人間関係に焦点を。配偶者などが期待していることに影響を。他者の成功や失敗から学ぶ。個々人について他者との関係に合わせて行動変容を。マーケティングの理論を取り入れる。規範意識など。多様な集団を認識、それぞれの社会規範に合わせて。情報提供と教育に頼っていた。多様な集団の健康ギャップを埋めることは出来なかった。環境そのものを変える必要がある。WHOによるヘルスプロモーション。健康の要因をControlできるように。背景にある原因の原因。社会的要因。自分の健康的なライフスタイルなど要因を変える。機能的ヘルスリテラシーだけでなく、相互作用的ヘルスリテラシー。周囲がサポーティブである場合。批判的ヘルスリテラシー。環境はサポーティブでない場合。職場での状況を変える力。労働関連の法律の改定の動きに。集団の利益に結びつく。集団の能力。ヘルスリテラシーはソーシャル・キャピタルの重要な要素。互いに信頼し合う風土。築き上げることが重要。

 

健康への力の探究 (放送大学教材)

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