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食生活と健康研究(コミュニティヘルスケア研究第12回)

食は重要だなと改めて感じる。ついつい不健康な食生活になりがちだけど。

 

児玉小百合。食生活に着目した研究。健康との関連。
日々の食事は健康を支える。量や質が適切でないと体重への直接的影響が。低栄養状態や生活習慣病のリスクを。適正で健康な方は自己コントロールの高い人だけ?食生活は社会生活を構成する要因の1つ。適正化に相互作用を。影響が大きい要因が良好であったので、という可能性も。要因がどんなもの?色んなことが。食生活と健康との関連は直接的関連だけでは、因果構造を解明するのに不充分。間接的な要因の検討も必要。中年期と高齢期の研究。因果構造を明らかに。
食事の評価法。食の質。量的評価。食事の質的側面。評価例。総合的に評価。健康指標との関連。食事以外の。食事を総合的に評価。毎日朝食をとるなどの食行動を加える。影響要因を明らかに出来る可能性が。食事パターンを用いて食の質を評価。多品種の食物を。栄養素や関連要因を。摂取頻度に類似性を認められる食事パターンを評価する。実際の食事に近い評価が出来る。健康指標との関連を評価するのに適している。社会経済的要因との関連も。食の質の評価は多く用いられている。地中海地域の食事パターン。心疾患の発生リスクが低く健康食と。コレステロールなどの脂質が高いと余分な油が血管に沈着する。地中海地域では、オリーブオイル、魚、野菜、ナッツ類、乳製品などを組み合わせる。精製されていない穀物。脂肪酸はコレステロールを排出。適量の飲酒は心疾患を予防する効果が。食の質への関連要因。可能性のある背景要因。相互作用のもとに。食の質が決定される。個人の生活習慣など。社会経済的要因から食の質への影響。地中海地域のパターンは誰もが出来るかは分からない。忠実であった人ほど所得が高く肥満でなかった。所得の高さが要因に。健康の社会的決定要因。WHOの概念モデル。健康の社会的決定要因。
特定の地域で実施した調査を元に食の質を。中年期対象の研究。都市部の40歳から64歳の4000人。生存や健康状態への要因を。食事を総合的に評価。各回答を選択した回答の割合の差を。順序化して得点化し、量的なものとして。食品群と健康状態。生存日数との関連に相関分析を。ほぼ毎日食べている、を5点。など。牛乳製品、緑黄色野菜などの摂取頻度が高かった。生存日数との関連が。多様性スコアと定義。食行動と生存日数との相関分析。回答のはいを1点。統計学的に有意な関連を示した食行動は、自分で食事を作る、多様な食品をとっている、など。望ましい食行動と定義。生存日数が短い。欠食が多いなど。不良な食行動と定義。高齢者の食の質の評価の例。食事パターンとの関連。農村部の65歳以上の約1000人。食事パターンを作成。健康な食事。主食のご飯は炭水化物を。肉料理や魚料理やタンパク質や脂質。野菜はビタミンなど。栄養バランスがよく健康な食事として推奨。和食は副菜などを基本として健康バランスが良い。旬の新鮮な素材を味わう。ユネスコ無形遺産に。食パターンによる食の質の評価例。食品群と自立度の関連性を。ご飯肉大豆卵魚野菜果物乳製品。知的能動性との関連。5段階評価で得点化。分析指標として扱うための得点化。科学的根拠に基づく必要。食品摂取多様性。国の健康な食事を参考に作成。組み合わせて多様な食品を摂取するパターンを食品多様性と定義。5種類の摂取頻度。食の質の得点を活用して健康との関連を。
食の質の評価指標を活用して、健康指標との関連と食以外の要因とを。WHOが呈示した人々の健康への要因。食生活は物的環境と行動的要因の双方に。医療施設等のアクセスの良さも。結果として健康状態の差、健康格差が拡大。繰り返される。概念モデル。健康への影響を川の下流に。川の上流にたとえられる社会経済的要因を。食生活においても背景要因との因果関係を。他の要因への支援と連携することで実効性を高める。今後のコミュニティケアは他職種連携の必要性。15年に国連本部の総会において、30年までに達成させる持続可能な開発目標、SDGsで示される。誰も置き去りにしない。貧困や不平等と戦い。持続可能な社会を作るための基本政策。相互関連モデル。ウェルビーイング。パートナーシップを活性化し総合的に取り組む。目標項目間の内、どれが要因となるのか、因果構造については明確化がされていない。性別や年齢別により異なるターゲットが。きめ細やかな対応を。多様な目標項目間の因果構造を分析し、支援プログラムの作成に科学的根拠を。食の質と関連要因との因果構造を解明する目的は?原因と結果を明確に。同じ対象者で変化を見るのが必要。相互関連を解明するのが重要。中年期対象の人間を5年毎に。共分散構造分析。関連を与える要因。関連を受ける要因。数値で関連の大きさを。潜在変数。5年毎に主観的健康感。健康と感じる程度。関連の大きさは要因間を取り除いた結果。情緒的健康や食の健康への関連要因を入れる。等価所得。世帯の税金を除いた手取り額を元に産出。多様な食品を取り入れ間接的な要因に。等価所得と5年後の主観的健康感、関連は小さい。背景要因として所得状況を背景とした心の健康の要因が大きい。心の健康を維持する支援と共に行う。食生活が不規則になりがち、責任のある仕事でストレスが。情緒面に関連する心のケアが重要。以上は中年男性。中年女性。間接的関連が大きい。男女別の特徴。男性は情緒面が主観的健康感に及ぼす影響が大きい。10年毎に比較すると、高いほうが心の健康の影響が高い。生活習慣病のリスクが高い。食の質向上への支援は、教育的支援を単独でするよりも、心の健康状態を望ましくするための支援を連動させることでより効果が高い。中年期以外では?農村地域の高齢者を対象にした。因果構造をモデル図に示す共分散構造分析を用いる。食品摂取多様性との相互関連の分析。男性モデル。前期高齢者を対象とした。女性モデル、後期高齢者を対象に。食品摂取多様性の食事パターンを利用。共に主観的暮らし向きと主観的健康感は関連が小さい。精神情緒面に安定を。その結果として多様な食品を摂取するという間接的要因が。食の質と主観的健康感を決定する背景要因として心の健康状態が大きい。3年後に再度調査して自立度などを。死亡のリスクを最も減少させていたものは?農村地域の高齢者では、転倒骨折がないこと、喫煙しないこと、幸福感。3年後の生存率が大きい。今、幸せですか?
分析結果をコミュニティケアで活かすための支援。低健康状態の予防。高齢者世帯が多く、料理が難しい男性が多い。継続的に高齢者への配食事業が。低栄養状態を予防する支援。孤食への支援も必要。地域で実施している事例。地域の子ども食堂を開催。子どもたちを中心に地域のどなたでも参加できるように。毎回通う高齢者も。子どもたちが地域の人たちと話すことが出来る。コミュニティの資源の活用と、心の健康状態を良くする。

 

コミュニティヘルスケア研究 (放送大学大学院教材)

コミュニティヘルスケア研究 (放送大学大学院教材)