F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

健康への力をつける(2) 専門家によるセラピー(健康への力の探究第13回)

新しい心理療法についてはキャッチアップした方が良いのかもしれない。

 

孫大輔。今村弥生。専門家によるセラピー。認知行動療法。80年代から日本でも広く使われる。新生代の認知行動療法。マインドフルネス療法、アクセプタンス&コミットメント療法。認知の機能に着目。オープンダイアローグなど会話を使ったアプローチ。プライマリ・ケア分野などの応用。
認知行動療法。ベック。様々な病態に対して効果が実証。日本では01年に学会が。CBTとは、人間の情緒が認知の影響を受ける。認知や行動に働きかける。特徴。クライエントの強みやレジリエンスにも。実際。体験を重視。ある出来事への受け取り方。認知、物の受け取り方考え方に働きかける。考え認知や行動は変えられる。否定する体験を。しかし頭でわかっていても出来ない。クライエント自身の体験を重視。ホームワーク。アジェンダの設定。課題を絞り対処能力を伸ばす。ホームワークは実生活で確認。話し合った内容を腑に落ちるところまで。行動活性化。具体的に行動を変える。認知の前に行動を通して気持ちを変える。クライエントや喜びなどを感じられる行動を増やす。認知再構成法。認知行動療法の現状と課題。定着には時間がかかった?最近は知らない精神科医は減っている。エビデンスを出せたの大きい。ナースなど医療、それを超えて。すべてのパッセージを提供するのは時間的に難しいが、行動活性化はよくしている。ただ休むだけでなく日常生活を維持した方が治りやすい。思った以上に当たり前のことしかない?課題が多い。癒やしだったり受容だったりを期待するのに半数。認知行動療法では圧迫感があって続かない?次世代のきっかけに。
新世代の認知行動療法。認知行動療法には様々な限界が。認知の内容を変えることは簡単ではない。変えても治療に結びつかない。基礎理論もない。80年代から新しい認知行動療法。瞑想を取り入れたマインドフルネス療法。認知を行動療法の立場からの弁証法的認知行動療法など。認知の機能に着目。認知の内容ではなく選択肢を沢山持てるようにする認知の機能。介入としてマインドフルネスやアクセプタンス。マインドフルネスストレス低減法、マインドフルネス認知行動療法。アクセプタンス&コミットメント。常に気づきを得る。心の持ち方。ブッダが人生の苦悩から解消されるように。80年代にマインドフルネスストレス低減法。瞬間に判断をしないで意図的に注意を払う。マインドフルネス認知行動療法。情報処理モデル。反復性うつ病患者にマインドフルネスを、再発を防ぐことが出来る。マインドフルネスストレス低減法。8週間かけて。呼吸から始めて3つの瞑想法を。身体感覚を重視。ボディスキャン。仰向けの状態で身体の一部の感覚を、意識を押し留め呼吸を。ヨーガ瞑想法。あるがままの自分の身体を受け入れる。正座瞑想法。手順を踏んで体験を。医学的治療が効果ない慢性の疾患に。心身症やパニック障害などにも効果が実証。マインドフルネス認知療法。うつ病の再発防止から。negativeな思考から離れることを繰り返す。脱中心化。思考にすぎず現実ではない。認知的アプローチを組み合わせる。注意コントロール。感覚への。心のモードが重要。あるがままにしておくマインドフルネスな。あらゆる体験がどのように処理されるかを意識して心のギアチェンジを。アクセプタンス&コミットメントセラピー。00年前後から。言語行動も含めた。思考感情記憶などの知的行動も行動とみなし対象にする。苦悩の、体験の回避。自分の反応などへの回避。対象が多くなったりする弊害が。体験の回避を減じる、アクセプタンスが必要。主体との関係で行動しない。自動的に心を閉めてしまわない。治療のOSのコンセプト。適応的行動を増加させる。言語を持つので言語による内的に生成されるから。言語によるバーチャルな世界を現実を分ける。脱ヒュージョン。どこまでが思考の世界で何処までが現実か分からない。思考の世界が現実でないことに気づく。ACT。時間や自己に対し。今この瞬間。文脈としての自己。様々な病態に効くことが実証されている。マインドフルネス認知療法。認知行動療法の勉強会。皆で瞑想を。レーズンメソッド。食べる瞑想。私も瞑想が5分で出来る。メンバーで瞑想で何があったかを話す。忘れられない経験に。考えて理論的に学ぶというより体験から通して。開発者も自分自身がやってみて上手くいくひとでないと治療は難しい。マインドフルネスは一部分をもって理解したと思われたり。成り立ちが東洋の禅。医学的ではない。曖昧さを持つ学問。お互いを補うように診療する。あるがまま。森田療法が有名。アクセプタンス&コミットメントセラピーと森田療法は似ている。あるがままを大事に。そこが共通点。森田のあるがままは人工的ではない。色んな面を持つ私達の。もともと人とはの生き方、自然への回帰。東洋的好みと西洋的好み。技法を区別して硬直したのは良くない。様々な技法を組み合わせる。
ダイアログによるアプローチ。80年代にフィンランドで。対話によって回復を。オープンダイアローグ。統合失調症の発病率が減少。抗精神病薬の大幅な処方の減少など目覚ましい。複数の専門職が1時間ほどの対話を。複数回。クライエントの重要他者も含める。オープンで自発的な意見交換。ダイアローグの7つの原則。対話主義など。複数の指導を。社交ネットワーク。オープンダイアローグは家族療法から発展。システム論的思想。クライエント1人でなくダイアローグの場に含める。クライエントに重要な意思決定も。不確実性の。一方的に評価しない。先ずは話をして会話の質を高める。予測的発言は見つけにくくする。会話主義。会話のやりとりに意味が。不安に言葉を。ポリフォニー。発話が台頭に扱われる。登場人物の人格。作者も対等に。複数の声が構成され、それが治療に繋がる。複数の声が響き合うことを目指す。フィンランドでは様々な領域で。予防的にダイアローグを。長期的な援助が行き詰まっている場合に。今後の展望。受容的関係を否定し、複数の声の中での回復。不確実性を重視。対等性が実現されやすい。脱中心化や脱ヒュージョンに近い。日本でも様々な病態に効果が。プライマリ・ケアでも。注目の背景には。技法だと医療経済的な意義が。

 

健康への力の探究 (放送大学教材)

健康への力の探究 (放送大学教材)