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発展する21世紀の成長センター・アジア(アジア産業論第15回)

アジアの変化については実感できていないなあと感じる。所属する企業も国際的でないのがなあと。

 

経済の高度化と統合。朽木昭文。これまでアジアが21世紀の世界の成長センターに。地域統合。推進するもの。技術進歩。議論する場合、連結性がキーワードに。コネクティビティ。コネという言葉に繋がる。連結性が強くなって地域が繋がる。ヒト金物情報の繋がりが。距離は変わらないが技術進歩で時間的距離がどんどん小さくなっている。連結性の強化は技術進歩で。例。情報通信革命。進歩。skype。顔が見える電話がただで使用できる。飛行機。LCC。ローコストキャリア。技術進歩により機体が軽くなり強くなりガソリンの効率が。長い距離を飛行できる。運賃を下げることが出来る。中所得国の罠からどうやって抜け出るか。産業化。産業構造の高度化。地域統合のキーワードはバリューチェーンという概念。研究開発や生産販売が一国でなく地域にまたがる。主役は民間企業。バリューチェーンの形成。公共部門が地域統合をどう進めるか。アジア人材の育成が必要。今後の展望とどのような日本人アジア人が必要か。
現場で見たことから今後を。13年刊行の「アジア力の世紀」。アジア諸国が情報革命の先端を。情報とテクノロジーの流れ。相互浸透。地域主義。ASEANが生産の新しい分業を。ネットワーク分業。生産構成が国境を超える。工程間分業。アジアに見られる地域主義。製造工業を分散させ情報のネットワークで。経済力を蓄積。経済力とアジアの経済主義。アジア力はASEANを核に、日中韓に。日本がものづくりで輸出志向に。ASEANの中でリードした海のASEAN。大陸部に属する陸のASEAN。メコン流域。メコン地域。中国雲南省を含め。橋を通した。南北の水上交通。川辺の整備。東西回廊。自動車など製造のハブ。空港との距離が近い。幹線道路。ヤンゴンを結ぶ。外資導入の工業化。各国の工場で部品を。水平分業。労働者の質も含めコストが低く。部品の輸出入に海上輸送が不可欠。13年に8月にラオスやカンボジアを訪問。メコン川の橋。地域の変化。工業製品輸送、人の輸送が自由に。第2国際橋。ファッションが国境を超える。経済特区で工場が誘致。塀で囲まれている。日本語版の案内紙。ラオス語英語日本語。カンボジア。タイへ向かう大型コンテナトレーラー。日本より大きい。重要なインフラの道路は未整備。東西回廊はグローバル競争に直結。アンバランス感。成長が急速。メコン川で分断していたのを接続。生活スタイルの均質化。道路にASEANハイウェイ。アジアハイウェイ。幅広い建設。バングラデシュやインドと直結する道路網。西へと伸びる。物づくりの現場を中心に連携が。人材。青年海外協力隊。国際ボランティアの経験者が増加。非営利組織。財政的にも大きな団体も少なくない。日本の大学の留学生。蓄積されている人材はかなりの数。ネットワークで結びつける。
アジアの今後と人材。アジアの今後。マハティールのルックイースト。日本を先頭とする雁行型。急速な発展が可能に。中所得国の罠から抜け出る。先行からの良いとこどりは困難に。高齢化の環境で経済発展を。新商品の開発も必要。異なるシステムの創造を。その際には2点。交流の深化拡大。人的交流。日本への観光客。20年までには4千万人に。観光客増加は日本だけではない。観光客の増加を他につなげる。分業による貿易の増加。コストを下げる。地域間の分業。分業分担の進化。国同士の関係。大きな組分けでなく、農業の中での、野菜生産の中での。品目ごとの。提供するまでのプロセスの分担。フランス産ワイン。好みによる分業分担。貿易と不可分。経済圏の構築。インフラ整備の資金が必要。アジア開発銀行の資金、アジアインフラ投資銀行にも期待。今後の人材。日本は中国から大量の野菜を輸入。開発輸入。日本人が行って指導して輸入。中国での農産物技術や加工技術が進展。今や野菜の輸出量は日本向けが3割に。野菜だけでなく果実も。日本人が剪定方法などを。大型で高品質のものが。外国産果実。低価格で日本産に勝つ。そろそろ終了に近付く。違いを強調する傾向が。人的交流が深まり様々な産物に興味を。日本国内、池田ワインとの味わい。ボージョレ・ヌーボーとの味比べ。生産物の品質の面においても、それぞれの独創性を。対応できる人材を。
産業化に伴う人口の都市集中。関する話題。国内で都市に移動するか、海外の都市に移動するか。アジアはもとより世界中の人々が都市を目指して移動。国外の都市をターゲットに。自国内に産業が形成されるなら自国内の都市に。産業化が起こらなかったり遅れたりすると勢い他国の都市部へ出稼ぎに。青少年層が出稼ぎ労働者として。出稼ぎ収入に依存する消費生活。経済の循環。アジアの産業化。海外に出稼ぎに。3K職場に。消費生活の開花。工業製品。その殆どが輸入品。衣料なども。食糧生産に至っては男子労働力が出稼ぎに。農村に労働力不足が。食糧の購入を。国内自給が崩れる。送金収入を子供の教育費に。英語が出来れば、という願い。学校教育が従来以上に盛んに。海外送金額。大きな額に。15年の数値。フィリピン。297億ドルなど。外貨収入の面からみても国民経済に不可欠。単純に言うと労働力を販売して生活している。海外出稼ぎが常態化。住宅建設も夢でなくなる。都市化したところに新居を。海外出稼ぎは出身者の国でも都市化をする要因に。産業化なき都市化の帰結。経済構造に組み込まれる。国内で産業化があったとしても、農村部の過疎との都市部の過密。アジアの産業化は周囲の人々にとっても経済機会を。農村地域から有能な労働力が建設ラッシュの国などに。中東産油国などに出国。自国内に産業が形成するのを待つ余裕はない。出稼ぎ先で3年ほどの契約が終われば自国に帰る。農業しか就業先がなければまた出稼ぎに。消費生活の水準は元に戻せない。典型事例。ネパール。人口2800万人。600万人の就労目的で出国。日本にも。国内総生産の3割近い額に。揺るぎない地位を。輸入工業製品や教育サービスの享受が可能に。アジアの産業化。産業集積地から遠い農村の生活向上をどうするか。挙家離村が相次ぎ日本では事態が深刻に。今後に求められる人材の要件。日本の過去50年の社会の変化や生活の変化をよく知っておく。今日の日本の地域おこし。アジアの豊かな地域づくりのヒントが。日本の先人たちの知恵を活かす。アジアとの交流が。同時に日本にも学ぶことの多い交流に。
これからのアジア人材。第9回。3つのグループに。中所得国の罠まで達していない。インドも含む。中所得国の罠の中に入っている国。インドネシアタイマレーシア。中所得国の罠を脱した国。日本など。3つのグループが行く方向が産業の高度化と言っても違う。労働集約型産業の誘致が依然として使える。罠に入っている国。生産構造や消費構造の高度化が必要。罠を脱した国。イノベーションを必要とする。これまでにない革新を。サービス産業の質の高度化。生活関連サービス。学習支援や医療。高齢化社会。娯楽業などの産業も。これからはスポーツもビジネスで役割を。観光産業。ヘルスツーリズムや産業ツーリズムなどの新しい形態。文化を活用してイノベーションを起こす。消費構造の高度化。異なる役割を担いながら国際協力を深める。水平に人が交流し合う。アジア人材が日本で活躍を。アジア人材が育ち日本人材も育つ。

 

アジア産業論―経済の高度化と統合 (放送大学教材)

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