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経済と運輸 ~島国日本の今~(海からみた産業と日本第2回)

海運については接する機会が少ないので意識することが少ない。けれど物流は生命線でもある。

 

原田順子。経済と運輸。物の輸送に焦点を。島国の経済は海運への依存度が高い。アジアなどの水平分業。国際複合輸送の必要性。主に海運を。造船についてのInterviewも。
日本の産業と海運。貿易額は増加傾向。食糧やエネルギーなどの輸入品。根底から生活を支える。工業製品も製造できない。海運が主要なものであることは見逃されがち。安定した海運を知ることが必要。貿易の大半は海運で。重量ベースでは99.7%。金額ベースでも76.7%。日本にとり海運が輸送生命線。航空機に向かないもの。重量だったり空路では高価だったり。国内の海運。内航海運では4割。自動車に継ぐ。鉄道と空路とは桁違い。輸送効率に優れる。CO2排出量が自動車の5分の1。主要品目。揮発油、鉄鋼、石油など。産業基礎物資が多い。最も多いのは自動車、次に内航。海上輸送では比較的重い荷物も大量に運べる。自動車輸送では代替出来ない。貨物トンキロは低下傾向。環境要因が。産業基礎物資の需要が減少。大量に使用する産業が海外に。国内需要が減少。人口の減少で需要は増加せず。必須エネルギー量が減少した。利点が薄れた訳ではない。輸送効率性に優れ環境効率が高い。社会基盤インフラ。
造船は重要な産業。16年時点で中韓日が主要3カ国。海上輸送と産業が在る限り不可欠。造船は厳しいビジネス。建造能力は簡単に変化できない。大規模な資本投資と専門的知識が必要。balanceを取るのには経営能力が。10のプロセスがある。一品注文で現場の技能が高水準、舶用工業。資機材の安定供給が可能だった。海洋国日本として造船業が必要とされる。船舶を自国で供給できることが目標。造船業は協力企業が多い。地域経済の重要性は大きい。大きな経済波及効果が。
高度な経営能力が。ビジネスの現場から。13年にIHIなどとの統合に。源泉は19世紀にまで。高い技術力を持つ。企業理念。船舶海洋分野の技術とものづくりで社会に貢献。海洋国家。その意味で社会と産業の発展に。日本は海運という面で優れた荷主が。世界有数の海運。船主。機器メイカー。海事クラスタで貢献を。主として4つの事業分野が。特色。技術による差別化。商船事業分野。原油を運ぶタンカー、各種の貨物船を建造。ばら積み船。自動車運搬船など多数のラインアップ。幅広いニーズに応える。艦船事業。防衛商社向けに。官公庁向けの船。幅広く。船の建造を通して海洋国家日本の安心安全を。海上エンジニアリング事業。今後の成長分野。商品としては洋上風力発電。海洋資源の開発生産用の設備。ライフサイクル事業。船を建造するだけでなく、就航している船の種類点検改造、部品の供給など様々なサービスを。輸送量はこれからも増加する。就航している船も増加。就航船へのサービス。当社の技術的強み。かつて造船大手と言われた複数の会社が統合して。設計人材を始めとした技術陣や建造設備。研究者も沢山。結果として商船から艦船まで様々な船をニーズに応じての総合力。個々の技術の面では品質の高さ。船の性能面。海洋エンジニアリング事業。この分野の将来性について。世界の海運市場は年々成長。エネルギーを生産する。20年には10兆円規模に。一般商船の市場を上回ることが予想。日本においても未来の国産エネルギーのメタンハイドレート、洋上風力発電などこれから伸びていく市場がある。会場付帯設備を。国の施策でもある。造船会社から見ると海洋分野は造船の技術を活かせてチャンス。難しい面は在るが前向きに取り組む。豊富な人材。今後は技術人材に限らず人材についての課題。年齢構成を見ると40代後半や中堅人材が少ない。ベテランの人材と若い人材が。如何にベテラン人材の技術を若者に伝えるか。造船所は国内にあるがビジネスそのものはグローバル。海外の人材も積極的に受け入れたい。今の数は多くないが。船は色んな技術の塊。機械工学や電気工学などの人材も。ジャパンマリンユナイテッド。
経済のグローバル化。日本も組み込まれて経済活動が。多国間での活動。国際複合輸送。自動車や鉄道などの陸上海上航空を組み合わせた、滞りなく輸送が必要。複雑な生産ネットワークの中でも海運の果たす役割は小さくない。多国間の企業内企業間の水平分業が。ジャスト・イン・タイム。日本を含めた東アジアは世界の工場。日本の位置づけ。国内工業が海外に。コンテナの1割は日本発着。貿易の仕組みの整備。通信技術などの発達。93年からの20年間で世界貿易の増加。相互依存が。モノ。生産したり使用したり。貨物船の需要。物流は生産の派生需要。脇役?大事な共演者。物流を前提にして成立する。信頼できる物流の前提で企業競争を。適切な通信と輸送。経済の効率性。
第一次所得収支。利子や配当金の増加。投資国でもある。海外現地会社の利益は増加傾向。海外進出の特性。日経現地法人。アジア地域から、が最も多く、米国や欧州。北米では卸売業など。アジアを中心に製造業で利益を。アジアで一方的に輸入輸出をしているのではなく、アジアの産業ネットワークに参加。発展段階の異なる国。国際的な分業や最適配置が。サプライチェーンで高度化。産業特性を反映。電子産業は自動車よりネットワーク化。すり合わせが必要だったり。多くの中間財、加工品、部品が組み立てられている。東アジアでは中間財が多い。アジアの日系企業の。現地地場事業。約4割。生産の現地化。日本からの調達と日系企業。5割。全体の約4割が現地以外からの調達。サプライチェーンのグローバル化。国際的分業をアジアで。構造の元、輸送を使い分けたりする国際輸送分業が。
13年に閣議決定された大綱。アジア諸国の経済成長。国内外を一体的に。グローバルサプライチェーンが。熾烈な競争。付加価値の高い分野を残しつつも。事業環境整備のために物流関係施策を。国内については港湾空港の整備。道路整備。物流施設の更新。アジア諸国における外資規制の不統一などの課題解決が必要。14年の日本再興戦略。産業インフラの整備で競争力を。高度な輸送インフラの上に。企業の競争力の源泉に。ポーター。国内インフラの整備。要素条件の物理的インフラ。各生産地を結び為のコストを下げる。インフラ整備で選ばれやすくなる。日系企業は当初は臨海地に。徐々に内陸部に拡張。複数国に。経済回廊。大メコン圏。南部経済回廊、南北経済回廊など。今後も物流網の整備を。
海運が重要な役割を。海を渡ることの大切さや難しさを。映画「海の仲人」。81年には「帆船日本丸の青春」。107名の。高等専門学校出身が。蜷川幸雄監督。海の世界に。映画の主題歌、中島みゆき「海よ」。
日本企業のグローバル展開、水平分業。国による輸送インフラの整備と重要性。特に海運を。造船について。

 

海からみた産業と日本 (放送大学教材)

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