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アジアの地域統合(アジア産業論第12回)

世界経済全体の自由化は大きな流れとして変わらないと思う。

 

朽木昭文。アジアの地域統合。考え方がかなり変わってきていて。バリューチェーンが。大きな。WTOが上手くいかない。二国間の貿易協定に。TPPに。FPAからメガFPAに。東アジア地域包括的経済連携。APECの経済連携。地球的な影響を。WTOが世界的自由化が成立しない。秩序を求めて地域統合が新しい方向性を探している。61年に地域統合の5段階。自由貿易地域。共同市場。労働移動などの自由を。完全経済同盟になると通貨まで一本化。グローバルバリューチェーンがどういう位置を占めるか。地域統合は関税に注目を。コメの関税など。ASEANだと移動の自由化を何処まで進めるか。物サービス金人が自由に動く。この前に自由貿易協定。FTA。2つの点。スパゲッティボール現象。原産地規則。スパゲッティボール。WTOというグローバルの自由化が進まない中でFTAが。タイと日本で、タイと中国で、中国と日本で。中国でアコードを生産。タイに輸出する場合は?混沌とする。解決しなければ。原産地規則。FTAの取り決めで原産地を何処とするか。完全に生産された生産地基準。実質的健康基準。現実的に難しい。原産性を証明するのが大変コストを要する。原産性をどのように決定するかの規則。原産性をどのように証明するか。特定原産地証明書。作成の費用が莫大に。問題を含みながらFTAがドンドン締結される。メガFTA。主要国同士の。TPP。東アジア地域包括的経済連携。日中韓FTA。大きなFTAの動き。世界貿易機関がうまく機能しない。自由貿易を進める手段。事務局がジュネーブ。上手くいかないことがハッキリした。アメリカの農業者が反対して関税が下げられない。農家が窮地に追い込まれる。WTOが進められない。ドーハ・ラウンド。主要4カ国の閣僚会議。互いの利益を主張して合意に至らない。11年にはっきりと。中国がプレーヤーとして登場。中国が所得の上で大きなウエイトを。意見が大きく反映される。アメリカと中国が世界の2大プレーヤーとして世界を左右する。自由化を進めようとするWTOは交渉中止を。メガFTAの登場のポイント。日本。01年にWTOの行き詰まりに気づき方向修正。FTAを中心に。日本の経済連携協定。3つの方向。日本企業が海外でビジネスコストを下げられるよう市場を確保したい。資源エネルギーを国内に確保したい。経済連携を契機として国内の産業構造を効率化したい。段々と日本についてもメガFTAへの必要性が。二国間の経済連携のポイント。
日本の自由貿易協定。02年にシンガポールと初めて。マレーシア、ASEANなどと進める。日本EU。ASEAN。続いてASEANがどういう状況で成長したか。67年に地域協力機構として。中国の脅威に対する結束が一因。99年にカンボジアが加わりASEANテンが。先行ASEANと後発ASEAN。ベトナムラオスミャンマーカンボジア。地域統合が順調かスコアカードで点検を。順調で13年には79%。ASEANのブループリントの内容。単一市場。競争力のある。公平な格差なき。グローバルバリューチェーン。地域統合が。自由競争を主とする。格差についてはケアを。グローバルバリューチェーンが形成。移動の自由化。難しいのは人の移動。ヨーロッパでも色んな問題が。熟練労働者に限った人の移動を考えているが、それでも難しい。競争力のある地域を目標。自由競争。ボクシングに例えると、グローブをつけたりヘッドギアをつけたり。一定のルールを決めた上で。地球で進むグローバル化。自由競争だけでなく一定のルールの下で。連結性。コネクティビティ。地域をどのように連結していくか。3点の。物的連結性。制度的連結性。人的連結性。ビザの緩和など。連結性を高めることで世界を1つにするのを目標とする。
地域統合においてはメガFTAの動向が大きな問題に。ASEAN経済共同体の成立。条件。3つ。中国経済が急成長。ASEANも1つにまとまらざるを得ない。経済のグローバル化の進行により世界経済全体の中での位置を高めないと国の生き残りも難しい。各国の経済力の強化。それ以上の成長の為に必要。石川公一。何処まで出来てきたか。現実にはなかなか順調に進んでいるとは言えない。但し重要なのは物の移動以外は進んでいないが。方向性としてグローバルバリューチェーンを目標として一歩ずつ進んでいる。地球的なメガFTAの中で。大きくは3つの。TPP。東アジア地域包括的経済連携。英語には東アジアは含まれないが。アジア太平洋自由貿易圏。APECを元に。3つについての説明を。先進国を中心とした経済と新興国との経済バランスを。世界が自由貿易をする上のどういうルールを作るか。グローバルバリューチェーンがどういう形で出来るか。重要プレーヤー。アメリカ中国EU。日本がどのような内容のルールを作るか。どのようなFTAを作るか。3つのFTAについて。東アジア地域包括的経済連携。東アジア共同体を目指して。自由貿易を。構成するのはASEANなど。先行ASEANに日本韓国中国、ニュージーランドオーストラリアインド。東アジアサミット。05年に初めて開催。ASEAN日中韓を日本が提唱。対立があったが、ASEANプラスシックスとしてまとまる。13年。アジア太平洋自由貿易圏。APEC。アメリカ台湾ロシアなど。00年に首脳会議が。自由貿易圏を構想。成立するとヨーロッパを加えたら殆ど世界を網羅できる。15年にTPPの大筋妥結を。歴史はAPECをFPAに。非拘束性。もう少し縛りを。パシフィックフォーを06年に発効。09年にオバマ政権が交渉に参加。日本も参加して13年には12カ国に。参加しないと世界の流れに乗り遅れると懸念も。コメの問題。関税については日本は残す。アメリカについては労組の反対でなかなか成立せず。妥結で大きな流れが。ヨーロッパと繋がる。貿易投資で大きな部分をカバーできる。WTOがうまくいかない中で、ルールが大きく地球を支配する。グローバル経済の動きを左右するという注目。アジア地域統合の方向としての3つの動き。政治的な動きのポイントを。TPPというのは最も基本的には中国はどのように入っていくか。アールセップが成立すれば中国インド日本アメリカが繋がる。TPPにアールセップが成立し、ロシアとEUが。注意をすべき点は中国の動向。一帯一路構想で独自の動き。どのようにメガFTAに入ってくるか。
第5段階。グローバルバリューチェーンがどのように?自由競争のルール作りはどうなるのかがポイント。

 

アジア産業論―経済の高度化と統合 (放送大学教材)

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