Googleで検索すると「傲慢症候群」という概念(と言って良いかどうかは分からないけど)があり、それをテーマにした書籍も出されている模様。知らなかったが。無知は恥。
どうも権力を持つのに付随して傲慢になるという現象をそう名付けているようだ。まあ権力は必ず腐敗するというのは経験則として妥当なもの。なので権力者が傲慢になり腐敗して自らの権力を失うというのは、歴史を眺めても例に限りはない。国家の興亡も然り。なお日本は長らく天皇制が続いているから例外だとする議論には吟味する余地がある。鎌倉幕府やら徳川幕府やら実際の権力者は入れ替わっている。挙げ句の果ては戦国時代は群雄割拠の状態。まあ天皇が続いたのには意味はあるだろうけど。