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音の記録と再生(音を追究する第10回)

私は楽器としてピアノとドラムしかしたことがないが、両方とも増幅は為されない。それを考慮しなければとなると、演奏するのが嫌になったかもしれないと思う。

 

亀川徹。佐藤仁美。大橋理枝。音の記録と再生。東京藝術大学に。音の録音と再生。音は空気の振動。携帯電話やTV。ほとんどが電気信号としての音。エジソンは蓄音機の発明を。メリーさんのひつじ。エジソンの声。1877年の12月。聞かせて助手が驚く。人類が記録した最初の声。案外雑音が少ない?筒型の円筒に溝で刻む。ホログラム。意外とちゃんと聞こえる。エジソンの前は音を記録出来なかった。消えて無くなるもの。長年の夢だった。アイデアとしてではあったけれど。声を針で振動を記録。再生。記録した振動を音に変換する。音は空気の振動なので、それを保存してなぞれば良い。溝を掘って。LPレコードと同じ。円筒管の後で円盤方式を。フォーマット戦争があったが最終的に記録時間の問題があり、コピーを型にとって何枚も作成することが出来る。レコードとして世界に広まる。自分の好きな曲をカセットテープに。テープレコーダーの原理はぜんぜん違う。磁石の粉を。音の信号をNSの信号に。エジソンの方式は直接溝を。電気による再生を。電信。電気を使って信号を送る。マイクロフォンなど。テープレコーダーも。歴史的にはほぼ同じ頃に。録音と再生には色んな方法が。アナログ録音やデジタル録音。レコードプレーヤなどアナログ。電気の信号は音の信号と同じように電圧が大きくなったり周波数が違ったり。音の波の形をそのまま。デジタル方式。コンピューターの進化と。電気信号を時間を区切って1秒の何万分の1にして2進数の数に。数字に変換して記録。再生はそれを読み取ってアナログに戻す。アナログの音はそのまま電気信号に。音の高さと音色などを。デジタルは2進法。電気の波形として変換。デジタルは瞬間を捉えてそれを。写真の何コマかを連続してみると連続した絵に。音も同じ。元の音と同じように。デジタルの理論で証明。デジタルは一定以上の周波数の音がカットされる。CDは音の高さで2万ヘルツ以上はカットしている。有限の信号に出来ないから。人には聞こえない範囲をカット。2万ヘルツ以上の音は効果が違う。時間的分解能。20マイクロ秒くらい。もっと細かい単位で聞き取れるという研究も。最近はハイレゾ。5万ヘルツや10万ヘルツに帯域を増やして高い音や時間的分解能を高く。アナログ式の録音の場合もデジタル録音でもマイクの性能の違いは?音の信号を電気信号に。マイクロフォン。その性能は重要。再生する時にマイクが違う?レコードプレーヤが全盛の頃の録音は音が変わる。音の波形をそのまま溝にしている内に音の波形が歪む。先に見越して。高い方がなまるので修正を。デジタルは一度すると変わらない。アナログのように変わる想定をしなくても良い。デジタル録音はマイクを選ばない?アナログは遥かに複雑。昔からの歴史のノウハウ。デジタルに変わった時はなかなか合わなかった。慣れるとデジタルだとどうなるかが分かる。デジタルの中での特徴を考慮。楽器で言うと立ち上がりが鋭い、打楽器の音。アナログ時代は適度になまっていて適度に柔らかくなり聞きやすい。デジタルだと音のまま信号に。捉えきれない、どのように治めるかは難しい。わざと昔のマイクを使ったりする。三味線。演奏するものによってもアナログかデジタルを使い分ける。ほとんどがデジタル録音で。使い分けが難しく。アナログ録音は機械の整備をきちんとしないと。アナログが合っているという人も居るが限られる。楽器によって録音の仕方が。マイクロフォンの選択。音の高さによる違いは?マイクロフォンによる。高い音は非常に繊細。よりきれいに取れるマイクロフォンが。SN比の問題。なるべく良いマイクロフォンではないと小さい音が取れない。マイクで拾う。スピーカーの話。原理的にはマイクロフォンの逆。電気信号から音に。使われているのは磁石に信号を、音の振動に。スピーカーは何十年ほど進化はしていない。小型化したりしているが、未だに難しいのは低音。大きな音で出すのはエネルギーが必要。低音では大きなスピーカーが必要。演奏でベースの音、大きなエネルギーで。空気を動かさないといけない。ポップス・ロック系。大きな会場で。ベースの音には大きなスピーカーが。ステージの後ろの方が違って聞こえたり。PAの中で低音は指向性、音の放射が低音は広い。PA、音を拡声する。SRとも呼んだりしているが。なるべく指向性を。範囲を絞る必要があった。しかし低音は難しい。大きなユニットから小さいユニットを沢山。なるべく指向性を鋭く。遠くまで音が。バラけない。ステージの上から遠くまで。アリーナでやるなりのスピーカーの位置が。バンドによるというのではなく。基本的にはホールごとに。スピーカーの技術が遅れていた頃は、違って聞こえる。ライブの音やCDの音は違っていた。最近はなるべくCDと同じ音を期待されている。CDのような音を如何に出すか。最近はポップス・ロック系に限らず個人でヘッドフォンを。ヘッドフォンの音やスピーカーの音は違う?録音している側は基本的にスピーカーで聞いている。多くの人はスピーカーで聞いていない。ヘッドフォンで。聞こえ方が全然違う。ポップスでも歌は頭の上の方からヘッドフォンで。何処から聞こえるかの情報。頭を動かして正面なのか真後ろなのか。ヘッドフォンではそれがない。スピーカーと随分違う。スピーカー向けの仕上げ、録音をする人が増えている。ヘッドフォンでは何処ででも聞ける。社会においての音楽が変わってきている。家の外でも聞ける音。音楽の在り方が変わってきている。聞かれ方が随分と変わってきている。ヘッドフォンは種類やかけかたにより違う。録音する方の難しさ。実験をしながら様々な手法が。何が正しい音が。Beatlesでは右と左と違う。ステレオは30年代くらいから。その頃は右と左かが違う。ベースが左しか居なかったり。現在はもっと自然。如何に表現できるか。チャンネルを増やして。スピーカーの再生を増やして臨場感を。それぞれのスピーカーから違う音を出して1つに。360度上下も含めて。一方でヘッドフォンが主流に。2つの方向に。別の音を出すには別々に録音?Beatlesの時代では録音方法が変わる。マルチトラックレコーディング。沢山のマイクをバラバラにとって組み合わせる。それまでは目の前を録音していたが。後から足したり。ドラムとギターを一緒に録音できるように。音の大小があっても共存が可能。Beatlesのレコーディングでは色んな音を混ぜて。多重録音。今のポピュラー音楽は100%この方式で。ドラムとベースとピアノとギターとボーカル。実はバラバラに録音している。後から全体を聞いて音を大きくしたり出来る。演奏が気に入らなかったら修正できたりする。別の音を入れたり。1人でバラバラに録音して後で組み合わせる。1人で多重録音。コンピューター1台でも出来る。機材があれば。みんなでやらないとつまらない?最近だとメトロノームが。やはりリズムに合っていてズレがない。なんだかつまらないけれど。せーのと皆でやることも。しかし誰かが失敗したら終わり。緊張感が無くなった?道具として使えば完成度が高くなる。使いこなし方の問題。多重録音。今後は?録音再生は音楽を作る上で欠かせない。聞いている側からしたら人生史上これほど音楽が溢れている時代はない。その場で消えて無くなるものから再生できる時代に。これだけ手軽になると自分たちで新しいものを作りnetに。一部の人から皆が簡単に。自由に作っていけるのは良い時代。いいものをどのように残すか。価値観の問題はあるが。録音が始まった頃の名録音。音を聴くことで初めて分かる価値が。将来の人が聞いた時にアーカイブとして貴重なものに。なるべくクオリティの高いものに。臨場感のある録音を。手軽に聞けるメリットが。将来いかに素晴らしい音楽を残せるかが。

 

音を追究する (放送大学教材)

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