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コンピューターと音楽(音楽・情報・脳第12回)

冨田勲の音楽には心を動かされる。もっと聞いてみたいなと思う。

 

仁科エミ。コンピューターと音楽。情報技術の発展は状況を大きく変えつつ在る。MIDI規格やメディア規格、ハイレゾリューションオーディオなどを。
音楽制作。MIDI規格。電子楽器デジタルインターフェイス。メーカーを問わない。複数の規格群からなる。シンセサイザーの普及。70年代はメーカー別々に。著しい限界が。不便さの解決の為に、世界共通規格の作成を。82年に誕生。12年にグラミー技術賞が。MIDIデータ。音楽の演奏情報。ノートオン。ノートオフ。音符。システムは音を出し続ける。音の長さの決定。ノートナンバー。0と127。128種類の音の高さ。グランドピアノ。絶対的な音の高さではなく。鍵盤にはない音の高さにも。マイクロチューリング。音色。MIDIメッセージ。ミキサーなども。キーボード、電子楽器。ドの音。ノートオンは9、ノートオフは8。鍵盤の中間は60。10進数ではなく16進数。2進数に。圧力により入力。抑揚が。表現。入出力端子。5本のピン。MIDIケーブル。2台のキーボードを繋ぐ。2台以上の楽器を繋ぐ。音の変化に対応。リボンなどのインターフェイス。ピッチベンドチェンジ。レバーを操作して効果を加える。コントロールチェンジ。リボンと呼ばれるコントローラー。音色を変える。ノブをコントロール。鳴っている音の音色を連続的に変化させる。電子楽器ならでは。computerと繋がる。パソコンに記録。パソコンソフト。楽譜を入力。楽器が弾けなくても作曲をしたり演奏をしたり。誰もが容易に音楽を。遥かに情報量が少ない。シャノンのコミュニケーションモデル。情報源からのメッセージ。信号に変換されメッセージに変換。メッセージ集合の1つに。送り手と受け手に共通の。MIDIの仕組み。僅かな情報で音が出せるのは対応するプログラムが予め用意されているから。人間の脳の情報処理。
シンセサイザー。60年代には実用性を。音を合成する仕組み。初期は電圧を変化させるアナログ式。基本波形を発生させる。鍵盤ごとの周波数を変える。発振器が作る基本波形。正弦波。特定の倍音以外を含まない。のごぎり波。倍音が増えたり。アタックタイム。長くするとソフトに立ち上がる音を。サステインレベル。持続する音量。リリースタイム。音の印象に影響を。エンベロープジェネレーター。冨田勲。69年に電子楽器と出会う。巨大な電子回路の集合体。ライナーノーツから。既成の楽器の枠から離れて作曲編曲が出来るようになった。絵や彫刻と同様に作り出せる。シンセサイザーの場合は音から主張を表すことが出来る。画家の個性と同じ。古典的な作品をシンセサイザーに。72年「月の光」。ドビュッシーの作品を。オリジナリティが高く評価される。元のピアノ曲。音自体の操作で壮大な曲に。楽譜にすればドビュッシーの作品では在るが、音色とミクロな時間領域の大きな変化。冨田勲のオリジナルの領域に。音の内部構成を認識させる。シンセサイザーならでは。現在はデジタルシンセサイザーの中に。デジタルシンセサイザーの登場。FMシンセシス。掛け算をする回数を増やす。モジュレーターの。倍音が増える。エレクトリック・ピアノが例。電子楽器ならではの音色に。サンプリング音源。楽器の演奏をメモリに残す。膨大なサンプリング音源のライブラリーを。リアルな楽器音を出せる。ピアノメーカーの違いも出せるように。プログラムを切り替えると弦楽器になる。ブラスの音。ベースの音。弦を弾くタッチもリアルに表現。打楽器の音も。ドラムセットの音を鍵盤に割り当てて演奏。音源を組み合わせてフィルターやモデュレーターなどを駆使して。
コンピューターと音楽との歴史。50年代からは民間の利用が。作曲上のパラメーターを。音響合成も。ベル研究所。各地に広がって研究に。コンピューターと音楽との結びつき。前衛的な音楽家に歓迎される。数式をコンピューターに計算させる自動作曲。結果としての音響は未知の部分を持つ。新しい音が音響合成によって。西洋芸術音楽の深刻な行き詰まり。音符の配列は少なくなっていく。computerを使うことで誰も聞いたことのないような音符配列が。音楽を構成する音の音色も多様に。ミュージック・コンクレート。computerを活用して西洋音楽の限界を乗り越えようとする。
音楽作品の多くはメディアに記録される。デジタルメディアの規格、サンプリング周波数。人間に聞こえる周波数。CDのサンプリング周波数の設定。一方で20キロヘルツ以上の音の効果があるという主張も。LPの中には100キロヘルツ以上の高周波があることが。LPを再生するカートリッジにより異なる。人間への影響。LPの音とCDの音をデジタルメディアに。可聴音だけの。3種類の音。LP再生音。器官の活性化指標が。音質評価実験。超高周波を含むLP。耳辺りよく余韻がある。LPとCDには音質の差が在る。超高周波が含まれているか。48キロヘルツまでの規格が。広帯域の音を記録。09年にブルーレイディスクが。画質が良い。ハイパーソニック・エフェクト。10年代になるとサンプリング周波数96キロヘルツ以上。ハイレゾリューションオーディオ。ディスクメディアではなく。専用再生装置またはパソコンで。40キロヘルツを上回る。音楽と情報のメディアの発達。情報技術が不整合を招くことも。課題を克服する展望が。新しい研究に期待を。日頃の音楽やメディアについて。

 

音楽・情報・脳 (放送大学大学院教材)

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