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憲法改正発議が起こす日本の分断。

今日5月3日は憲法記念日である。現行の日本国憲法が施行されたのが1947年の5月3日だったことを記念しての祝日である。憲法にスポットライトが当たる日であり、色々と憲法について議論がなされる。憲法に限らないが、法律というものは時代の要請に合わないとなると条文の修正が必要になる。そして憲法改正については日本国憲法に手続が定められている。衆議院参議院それぞれの国会議員の3分の2の賛成で改正が発議され、国民投票で国民の過半数が必要となる。重要なのは国民投票があることである。特に平和主義の条文たる9条を改正するとなれば、改憲護憲各派の主張が激しく戦われることが予想される。そして日本国民の分断が進むのではないかと思われる。イギリスのEU脱退の国民投票でも社会の分断が進んだ例がある。改憲をする際にはよくよく考える必要があるのではなかろうか。まあコロナウイルスが蔓延している状態で護憲も改憲もへったくれもないけど。