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社会変動と成人学習(成人の学習と発達第1回)

学習に駆り立てられる内容だった。放送大学を聴いていることは成人学習にあたるのだろうか?

 

岩崎久美子。成人の発達と学習。前書きに。エリオットの。成りたい自分になるのに遅すぎることはない。生涯学習を応援。悲しいこと苦しいこと辛いことが多くある。よりよい人生を。学習活動へと向かう。成人教育。生涯学習は人間の成長と発達に不可欠。学習を伴う行動を。成人になってから学習をしている人に。何故学習をしているかの意義を。
これからの内容。学習のプロセス。成人学習理論。学習の実践。生物学的変化である加齢の変化など。自己決定学習などの理論を。どのような内容か関心を。学習の実践。個人と組織。地域とのつながり。キャリア。
社会変動と成人学習。成人のライフコースの学習を広く。学問的知見に基づき。制度的に一定の共通性を持って実施しない。学習する人それぞれのneedsにより学習を。個人の人生に大きく影響。人生を考える実学。成人学習を考えるにあたり、成人学習を巡る社会的背景。成人学習者の特性。成人学習の場。
成人をどのように?成人とは成人期への移行を経て完成。生物学的。身体的発達が到達点に。分水嶺の時期が成人。社会学的。社会が大人と承認する。選挙権、婚姻可能年齢。権利を得たら。子供から大人への移行を、子供の終わり。死と再生。通過儀礼。肉体的訓練などの成人儀礼。20歳を成人と。成人の日。地方自治体主催で。近年は先進諸国では成人となっても大学など社会学習の期間が長くなる。年齢による基準が曖昧。心理学や社会学で明確に区分するのではなく、生涯にわたり発達すると考えることも。成人期は組織的な学校教育の終了を起点としてそれ以降を。社会は文化的に白紙の状態の子供を成熟させる義務がある。社会にも成人への義務が。子供の社会化、文化化。学校教育は社会構造の元に文化伝達を。学校教育においては将来の社会を想定して文化の伝達をするのが中心。バウマン。行為の条件の方が変わる。リキッドモダン社会。不確かな社会。文化を伝える為の教育制度は難しい。学習継続を。学校教育にも生涯学習を念頭に。ノールズ。学校教育においても学び方を体得できるようにするのが必要。文化として知識伝達をするだけでなく、大人になっても変化を学ぶことが出来るように。学習は社会が変化する時に意識され必要となる。
私たちを取り巻く変化は?学習活動を促す社会変化。近年では産業社会から情報社会に。機械技術。身体的能力、肉体的力が必要。物質的な豊かさが価値。階層的に固定。官僚制。社会変動は労働運動。産業構造は安定。情報社会になると技術の進展。女性も労働力に。情報が拡散し誰もが情報にアクセス。権力分散型の人的ネットワーク。社会変動は市民運動による。社会構造の変化以外にも、技術変化の革新など様々な変化が。先進諸国での長寿化や少子高齢化。社会において高齢者人口比率が高くなる。成人型社会へシフト。学校教育よりも生涯学習が増大。平均寿命が80歳を超えると、学校教育の比重は小さくなり自己啓発が求められる期間が長くなる。自分で学習を計画実施。学校教育にあっても将来の学習を想定して学び方を学ぶことが期待される。今の段階では予測がつかない社会変化を乗り越えなければならない。OECD。経済成長の観点から教育の提言を。主要な変化。国の将来像などに区分。社会の変化に対応する教育施策。生涯学習。国の将来像の中に高齢者を労働者として再教育。リテラシーなどの生涯学習を重視。家庭生活。高齢者に適切な生涯学習を提供。テクノロジー。個別に行えるeラーニング。職場でのインフォーマルな研修を。社会の変化に対し国の経済の観点。eラーニングによる自己学習や職場学習など。成人学習。アメリカでの研究者。7つの予測を。インフォーマルな学習や偶発的学習。学校や大学という組織的な場ではなくインフォーマルな場で。偶然による経験や副産物としての学習。感情価値観倫理文化的理解。Performanceを高めるため。高齢の成人学習者へのneedsが高まる。国も留意することが必要。高齢者の再教育や健康リテラシーを。経済成長を維持する労働力。高齢者の学習活動が。多様な人材の活用、ダイバーシティ。性別などが異なる多様な背景の人の学習を。テクノロジーの比重が大きくなる。AIを持つロボット。これからのテクノロジーの進化が。新しい技術で新たな形態の学習を。学び方を学ぶコンピテンシー。高い業績を上げる際の特性。学ぶ方の学びという観点で。学習が起きる文脈、場に大きな関心が。企業内でも企業文化の形成が。built-inされることが重要。7つの予測。国際的経済競争や社会変化が激しくなれば要請は大きくなる。人的資本論。学習により付加価値をつけた個人。雇用可能性を高める。主体的市民。学習する市民は社会変革の力に。学習は社会を変えるものであり、個人も変える。自分のために学習は行う。欲求は高まり学習は危機を乗り越えることに。前向きさを誘発。中核に学習がある。学習の保つ力は大きい。変革の原動力に。
成人の学習する場。どのような場所で?成人学習者の。学校や大学などの教育機関。アメリカでは大学やコミュニティカレッジの高等教育。学生層。大学の正規学生と準伝統的学習。非伝統的学習。90年代にアメリカで学生の顕著な増加。非伝統的学習。人口の半分以上に。常勤職を持ちながら。日本の通信制大学は?80年代以降。大学に関する大学審議会。社会人学生の入学資格の弾力化など。年齢規範が強かったが。社会人の再学習のために弾力化が。機会は飛躍的拡充を。社会人学生の割合は極端に少ない。未だ少数。圧倒的多数は通信制。社会人が学習する時間や場所が制限されている。高等教育機関以外での組織。図書館美術館博物館公民館。成人の学習で自己学習や独学にとり非常に大きい。知の巨人。多くが施設を。ホスパー。学校教育を受けておらず、日雇労働をしながら図書館に通い大学の教科書をノートに。生活の中に学習を組み込む。レモンが白くなる現象の原因を。ポストを提示されるが再び放浪生活に。砂金を掘る仕事のさながらエセーを読破。港湾労働者を続けながら60歳で教授に。知識を蓄積し思索することで可能性を伝える。学習し身についた見識は社会が必ず見出してくれる。南方熊楠。様々な言語に。イギリスの3年半は昼に大英博物館に。書籍の書き抜きを。図書閲覧室は世界最大の蔵書数。知の巨人が独学して思索を深めていたことは学習の励みに。高等教育機関や公的社会教育施設。高校や大学の公開講座。NPO。カルチャーセンターなど様々な学習機会が。学びたいと思えば環境はかなり整備が進んできている。情報を収集して興味があるものを選び足を運ぶことが。
社会的変化により成人である私たちは学習を必要とする。実際に成人学習をしている人の特色は?アメリカでは人種地域学歴年収などの調査が。特徴は学歴が高く若く高収入の者であると。それまでの学習歴。過去に学習していた人。日本の特徴は?地域学歴年収での特徴ではないが。国立教育研究所の調査。学習活動の。調査対象を正規雇用者非正規雇用者専業主婦など。どのような学習需要やニーズが?セグメントとターゲッティング。正規雇用者は支援の必要性が無く自分で出来て費用を負担できるが時間が限られる。独学を希望。職業上の必要性や興味など。非正規雇用者。主として職業に結びつく。場合によっては外部の援助が。低額で。専業主婦。低額か無料。時間の制限は少ない。近隣の社会公共施設を。講演会などの機会を。退職者も類似。専業主婦は計画などの自立度が異なる。無業者。学習に対する支援が必要。生活や学習についても公的な支援が。職についていない層。仕事を求めるかどうかで意欲に差が。求職者は意欲があるので支援が出来る。無業者は意欲を引き出す支援が必要。偏りが見られる。過去の学習経験が規定する。教育は文化資本。有する書籍などの影響を大きく受ける。学習機会を有効利用するのは肯定的価値を持ち学習技能がある人に。成人になってからも高い動機を持つものは、成功経験があるなどの。機会を持つものと持たないものの格差が拡大している。成人学習の潜在性や可能性を享受するには、学習にアクセスが難しい人にfacilitatorをつけるなどの学習方途を。スキルを有する人とそうでない人、生きる豊かさが違うこと。
次回からゲストを招くなど。

 

成人の発達と学習 (放送大学大学院教材)

成人の発達と学習 (放送大学大学院教材)