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衛生動物による健康被害(感染症と生体防御第11回)

日頃は人類以外の動物について意識することはあまりないが、留意しておかないと変な病気に罹患する可能性があるので知っておくべきだろう。

 

高橋優三。不衛生なので衛生動物。ハエ、蚊、鼠など。人間に感染する病原体があったり様々な健康被害を。大義名分で地球上から抹殺したいが出来ない。生物環境の絶妙さ。身の回りの動物と如何に付き合うべきか。医学的根拠も。
病原体は何処から。人間の多い大都会や大自然に多い。無機質な環境では病原体は少ない。しかし幾ら清潔でも感染症から逃れることは難しい。
アレルゲン。蚊に刺されたとき。大抵の人は痒くなる。アレルギー反応。抗体を作る人が示す。予め抗体はあるはず。アレルギー反応は人により異なるが、大抵の人は皮膚が赤くなる。アレルギー反応の種類。発生機序が異なる5種類が。短時間に出現するものも。ハチに刺されたとき。かなり痛い。ショック症状を起こして。アナフィラキシー。適切な医療が為されないと死ぬことがある。どのような治療を。アドレナリンの注射。息が苦しくなり手がしびれる。短時間で死亡することがあるので、誰も居ない環境で刺されると大変なことに。自力でアドレナリンの注射が出来るように。講習を受ければ良い。定期的購入が必要。エビテン。植物に対するアナフィラキシーにも。学校で義務付けているところも。アドレナリンの医学的説明。アナフィラキシーショック。死亡例。突然死。アレルギーが元々あったが、ジョギングをしていてハチに刺される。日本の各地の水たまりで。ユスリカに対するアレルギーがある人は注意。検死の対象にもなる。ダニ。ダニとは縁がない?ダニはありとあらゆる場所に。縁がない人は居ない。多いか少ないかの違いだけ。湿っぽい掃除をしていない部屋では増殖する。皮膚がかゆくなる。布団もダニの住処になる。糞などが産卵するとハウスダストに。病院での検査でハウスダストがアレルゲンとなる人がいる。ダニの成分。喘息の場合は無視できない。ダニを減らす努力を。フローリングと掃除機で掃除。ダニの増殖に必要な餌と水分を無くす。兵糧攻め。ダニの生態。地球とはダニの宝庫?乾燥食品の残りが。ダニには無尽蔵にある天国。耳の穴の中にダニが集団発生していたことがある。凄い騒音迷惑。生命力が強い。ムカデに噛まれたとき。大都会では稀だが。時々は大騒ぎに。2日くらいの間に痛みとともに腫れることが。アレルギー反応が。抗体があるのでどんどん腫れて痛い。炎症を抑えてもらうことしかない。チェーン型アレルギー。リンパ球が主に働く。結核のツベルクリン反応。結核菌のアレルギーの程度を。
病原体を運ぶ。アフリカ睡眠病に罹患した例。自然に近い環境でツェツェバエに刺される。帰国後に発熱が。初診では診断が難しく死ぬ可能性もある。トリパノソーマ感染は大きな健康上の問題。家畜も感染してアフリカ睡眠病で死ぬ可能性が。牧畜が容易ではない。虫刺されによる病気。実に多くの感染症が媒体。虫刺されは軽視出来ない。正体不明のものが。昆虫に刺されることは避けたい。日本国内であっても自然環境では注意を。恙虫病など。海外から帰ってからの発熱などは医師に伝えたい。下宿で死んでいた日本人。アフリカで研究していて帰国して熱が出たので下宿で。訪ねると死んでいた。枕元を見ていると薬袋が。風邪と判断してしまった。薬アレルギーではなくマラリアが脳に。発熱した時にマラリア原虫に。診断が難しい。悪性マラリアの状態で寝込んでいる間に脳漿が。マラリア感染に対する対策を。熱性疾患。流行地に旅行する日本人は多い。外用薬などが有効。得られる利益と内服液の副作用で。薬による重篤な副作用も有り得る。現実の様子を。外国人が立ち寄る観光地やホテルでは稀になっている場合もある。しかし先にマラリアを考える用心深さが。蚊に刺されないよう注意を。虫よけの薬や長袖を。
森や藪の中を歩く危険性。信じがたいほど困難。擦り傷だらけに。仲間は迎えてくれたが1週間後に高熱が。全身の皮膚に発疹が。マダニによるもの。虫に刺されることなどは危険。ウイルス。細菌、原虫、寄生虫など。伝染性も多岐に。デング熱。ジカ熱。妊婦には特に危険。犬に噛まれたときの狂犬病。根絶されたと考えられている。報告が長らくない。しかし諸外国では発生している。Internetで調べると心配のない国は例外的。犬のみならず猫などの哺乳動物もかかるので、それらからウイルスが伝染し発症する。発症すると死亡率が高いが、ワクチンがある。噛まれる前にワクチンを。噛まれた後にワクチンを。暴露前と暴露後。海外旅行の前にワクチン注射を受ける人も。しかし大抵の人はうろたえるのが実情。死亡のケースも稀ながらある。できるだけ早くワクチン投与をすれば発症しないかもしれないが、発症すると死亡率が高い。厚生労働省のサイトを見てしっかりした情報を。各種の予防接種。海外に出かける時のワクチンは特殊で特定の医療機関が。居住地域によりサイトで。清潔な環境では想像できないが、戦後の大混乱期に梅田熱として恐れられる。清潔になったので忘れられたが。ラットが使われるようになり大学で熱が出る人が出て死亡したので恐れられた。梅田熱はドブネズミのし尿が。いずれにせよ鼠に注意。ハエがトランスミッターに。現在の日本ではハエが減ったが。ところかまわずあるので非常に汚い。食べ物にもたかる。ハエの手足が病原体を運ぶツールに。トランスミッター。急性腸炎に苦しめられた体験談。少数のハエがたかった直後なら食べ物を食べても発症しないが。数が多いと絶えきれず下痢に。病原体を運ぶトランスミッターなど。感染症の予防対策に重要。トランスミッターは運ぶだけ。何でも可能性がある。生物学的変化があり病原体を運ぶ。
人の体を小動物が。毒蛇。日本国内でも山道に。マムシなどに噛まれないよう。年間3000人が噛まれ死亡する人も。噛まれたら抗毒素の注射で中和して拡大を防ぐ。できるだけ早く治療を。抗体を。救急病院には抗毒素が用意されている事が多い。様子を記憶して医師に伝えることも必要。どのような毒蛇に噛まれたかnetの画像などで確認を。アオバアリガタハネカクシという虫。特に夏。手で払うが叩き潰す結果に。体内から体液が皮膚炎を起こす。体液が目に入ると更に悲惨に。瞬時に見極めるのは極めて難しい。毒は生き残るための手段。山で自然観察をする人や海のスカイダイビングでは何が危ないかをnetで。南京虫。特定の病原体を運ぶわけではないが不快。かつては激減していたが復活しつつある。全滅させるのは難しい。害虫退治の薬。蚊取り線香の主成分。噴霧殺虫剤などの主成分。薬剤耐性の生物種が出始めている。外部寄生虫。アタマジラミ。手も足もある。直接感染する。簡単に感染が拡大。しばしば生徒が集団感染する。感染を放置もできないので治療を。卵に効かない薬がある。頃合いを見計らって治療を。感染の機会。感染性が高い。どのていどの感染性があるか。ある程度の認識が必要。
地球上には実に様々な動物が。数億年単位で適応性に優れて勝者の子孫が。毒は敵をやっつけるための武器。毒についての熟知が必要。全て排除する必要はないが共存の智慧を。人間には異物であり抗原と認識して抗体が出来る。アレルギー反応が出てきてアナフィラキシーになると死ぬことが。重い課題。ユスリカや蜂を全滅させるとすると生態系の問題が。医学的に対処を。身の回りを清潔に保つことが病気の予防に。昆虫に刺されることは避けるべき。大勢の集団として捉えると一定の割合で刺されることは避けがたい。ワクチンの使用も。人類は医学を進歩させ疾患から身を守る知恵を。平均寿命も伸びる。余計な病気に苦しまないための智慧を。医動物学として医学部で教えるべき正式カリキュラム。理論的推論が重視されていて異質なため後回しになりがち。しかし診療では棘に刺されたとかアリに刺されたとかの患者が。渡航した男性は避妊をしなければならないのかの問題が。

 

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