F-nameのブログ

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氷河期世代の院への進学の結果。

 

俗に言う氷河期世代が就活に失敗した際に、緊急避難先として大学院への進学が流行ったのを記憶している。その頃は大学院の拡充がブームになり、各大学で院の定員が増加していたのもそれに拍車をかけた。院での2年が経過すれば状況は好転すると考えた人間も多く居たのを覚えている。そしてかえって悪化した。修士号を取得したのに望む所に居られない人種が増大することになった(私にも何人か思い当たる人間が居る)。まあ国際競争の上で修士号や博士号を保有する人間を増やさなければならないのも国の大きな方針になっているので、今は大学院への偏見はマシになっていると思いたいけど。