訪問にきた企業の人でほんとに大学院は就職失敗した人だけが行く場所だと思ってた人がいて、「いま本学科は進学者のほうが多数派で進学後は留学とかインターンとかで実力を伸ばして国際会議発表もして…」とか説明したら口あんぐり状態だったことが。あの人の部門ホントに人を採用できてるんだろうか。
— 1T0T (@1T0T) 2022年2月14日
俗に言う氷河期世代が就活に失敗した際に、緊急避難先として大学院への進学が流行ったのを記憶している。その頃は大学院の拡充がブームになり、各大学で院の定員が増加していたのもそれに拍車をかけた。院での2年が経過すれば状況は好転すると考えた人間も多く居たのを覚えている。そしてかえって悪化した。修士号を取得したのに望む所に居られない人種が増大することになった(私にも何人か思い当たる人間が居る)。まあ国際競争の上で修士号や博士号を保有する人間を増やさなければならないのも国の大きな方針になっているので、今は大学院への偏見はマシになっていると思いたいけど。