人間の成長過程で児童期の後に来るもの。およそ12歳か13歳から始まるものと考えられている。要するに第二反抗期が来たら青年期に突入したと考えて間違いはない（但し第二反抗期の特徴が無いような中学生も居る模様であるが）。そもそも青年期が人間の発達過程の一つとされるようになったのは、近代社会になり教育制度が整備されて成人として社会に出るまでの準備段階が必要になると考えられるようになったのが理由であると言える（それ以前は青年期が無く通過儀礼を経れば社会では一人前とされた）。それで22歳から23歳になれば青年期から成人期に移行すると考えられていたが、そもそも一律に見做すのも無理がある。高校卒業で社会人になれば事実上は成人扱いになるし、ダラダラと大学生を8回生まで続けていた私のような人間はずっと青年期であったとも考えられる。事程左様に人間の発達過程は扱うのが困難である。
