F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

理性。

理性を働かせるのは基本的に良いことと世間では見做している。少なくとも感情に走るよりはマシだと思われている。しかし、自分が理性を働かせて物事を考えたり実行したりする時に、本当に理性を働かせていると証明することは出来るのだろうか?理性を使っていると自覚している一方で、理性から生まれたとも思えない結果になるのはどうしてだろうか?ドイツでのナチズムNazismの勃興も、理性を働かせた結果ではないか?理性をもって行為をしている時ほど危ないと見做す方が、カタストロフィcatastropheに陥ることは無いのかもしれない。ううみゅ。

ゼミ会の幹事に。

明日は大学のゼミ会と言うものに参加する。同じゼミナールSeminarに参加した人間が期を問わず集まり親睦を温める会である。今は亡き恩師の墓参りを知恩院でした後に宴会をする。ところが幹事役の人間が急病で参加出来なくなり、急遽私に幹事の大任(なのか?)が回ってきた。と言っても宴会の予約は済ませているし、店も四条河原町にあるので探せば何とかたどり着くことは出来ると思う。後は出欠確認をして宴会費を集めるのだが、顔馴染みの方が殆どなので、まあ何とかなるであろう。出席者のリストは送ってもらい、緊急連絡先として私の携帯の情報も流してもらった。問題は墓参りに必要な物資を確保しなければならない。線香は職場近くの百貨店にありそう。さすがGoogle検索。後は火をつけるライターをと、コンビニを探していたら、ライターと共に線香も見つけた。 oh my god(使う場面が違うと思うが)。

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後は恩師のお墓に供える花を当日に用意しておけば良し。一応は店もcheckしておこう。楽しみ(^^)

 

大規模公開オンライン授業(情報化社会と教育第4回)

大学の教育内容をどこまで公開できるのかは興味深い課題だと思う。卒業生への対応は試みる価値があるかも。

 

インターネット大学。高等教育における大規模公開オンライン授業。授業を公開する運動の波。大学の授業教材の公開。OCW。大規模公開オンライン授業。MOOC。ムーク。OCWとMOOCの背景や潜在的問題点。
情報通信技術を用いた。OCW。既存大学の授業の改善やキャンパスの前提。インターネット大学。これまでの大学教育の前提だった。21世紀から新しい発展が。WWWなどの情報通信技術で新段階に。ポータルサイトの拡大。YahooやGoogleなど。90年代後半から。00年代になると様々な情報検索やサービス。知識蓄積のプラットホーム。Wikipedia。従来の百科事典の機能。購読は無料、ボランティア。YouTube。膨大な情報が無料で公開される。一般から提供される。情報のネットワーク。個人からの情報発信。blog。Twitter。機能の高度化。個人間の情報の共有など。SNSなどのプラットフォーム。LinkedIn。Facebook。急速な情報化社会の発展。検索と獲得。個人間のネットワークに影響。教育、特に大学教育と密接に。大学における情報通信技術の活用。知識の一般社会への公開。社会的価値が大きな影響力に。知識の府としての大学。学術的な発展の為。大学の社会的義務。提供されている知識を外部に公開しても価値は減少しない。受け入れられることで価値が上がる。情報通信技術の授業、ベンチャーキャピタルが活発に。大学は組織自体の新設や淘汰の道をゆくことは困難。何らかの形で情報化の波に。大学の授業の公開の動きが。公開授業教材。OCW。学校の教材をオンラインのデータベースで。高等教育において、02年のマサチューセッツ工科大学。MITの授業リストの全てを公開。課題なども公開。一部の授業についてはストリーミングでビデオ公開。他大学での利用も。既設のものも使われる。YouTubeのフォーマットなど。全米に運動が広がる。国際的にも参加する大学が増える。国際コンソーシアム。49カ国277の規模に。10年から学習コミュニティの形成。openスタディなど。日本では05年から日本の主要大学が。京都大学などが公開授業教材を。13年時点で3000科目以上。MITの教材の翻訳の取り組みも。中国語ポルトガル語などに。12年段階で1億人に。独学者が43%を。中国。MITの。公開教育資源グループ。MITの教材を中国語に翻訳。大学の公開講義OCW。ハーバード大学やスタンフォード大学などのOCWが翻訳。中国語の字幕も。映像講義カテゴリで検索出来るように。清華大学北京大学などのOCWも同時に掲載。大学のOCWの公開。優れているとされた授業が。
大規模公開オンライン授業。MOOC。ムーク。OCWを更に発展。10年代に。新しい形のOCWの総称。OCWが基本的には送りての公開だったのに対し、MOOCは学生側からの様々な工夫を。OCWを教育的に発展。配信が多数なのを初めから見込んでいる。世界に広げることが初めから。情報通信技術などの。OCWは財団の寄付などで無料なのに対し、MOOCは将来的にコストを回収しようとするのが。個人のイニシアティブを。一部はベンチャーキャピタルに。大規模化の可能性。内容形態は多様。12年にハーバード大学などで。公開授業のコースを創設。エデックス。学生の反応を織り込む授業が出来るように工夫されている。独自のソフトウェア。将来はそれ自体を他大学に公開する?世界中の人間が使えるように。外部の人には授業料をとって履修証明書を。12年にスタンフォード大学が中心となって。ベンチャーキャピタルからの出資を。Coursera。営利企業。授業の領域を拡大して生物学などをカバー。東京大学や清華大学の授業も。学生の達成と評価に工夫を。ペーパーや監視装置を。小テストの採点法の開発。1つのバーチャルなコミュニティを。質問に他の学生が解答することも。学習理論の上からも優れている。単位として認める大学も。履修証明も。日本の試み。13年10月。日本オープンオンライン。JMOOC。日本人による日本とアジアの為の。大学の授業を無償で提供するプラットフォームを。アジア諸国に対しても環境を提供する。企業の保有する実学知識の提供も。一般の大学や産学連携。
大学の授業公開。大学教育の意味と今後の。OCWとMOOC。大きな影響を与える可能性を。従来型の大学を代替することを超えてゆく。個々の大学の授業は担当の教員の力量に負うことが大きかった。学生の義務という点で。予備校のスター講師。衛星放送で。講師の個人的力量が。授業の選択が出来ることが大きい。教師と生徒の対面制が無いことの問題。試験を行っても厳格に行えない。達成度を評価できないという致命的な欠点。最近のMOOCは学習理論で克服を。学習参加者の間のネットワーク。レポートにコメントを返す。ソフトウェアでも適切に返すことができると良い学習環境に。1つの授業につき数千人数万人に。適切な課金システムを形成すると、国際的な大学も不可能ではない。大学自体のコストを下げられる。MOOCは営利企業でも出来る。こうした可能性に対する既存の大学の反応は?MOOCには強い関心が。13年の調査。オンライン教育の普及について教員の抵抗が大きい。アメリカの大学は大きなポテンシャルがあると考えているが、大学教育全体を変えることについては疑念が強い。自らの偏見利害から不信感を。MOOCの意義をどう考えるべき?大学教育に対する通信情報技術の適用について問題が。教師と学生が教室での対面授業を乗り越えることが出来るのか?遠隔授業の効果と対面授業の効果の比較。学生の学習成果は従来の試験で測れるかどうかは疑問。コンピテンシーへは難しい。情報通信関連技術の講義が魅力的かどうか。学生の側に高いレベルでの好奇心ニーズを持っているかどうか。特定の教授層学生層にしか変化は現れない?戦略的な人材の形成も重要な役割。

 

情報化社会と教育 (放送大学教材)

情報化社会と教育 (放送大学教材)

 

 

冷やかし。

おそらくは大半の人間は、男女(最近はそれに限らない)の恋愛関係について冷やかされた経験があるのではないかと思う。しかし私にはそういう経験は無い。付き合ったことはないにしても、忖度もされないのは、恋愛主体たる人間としてどうなのかと思うけれど。そもそも女性に没交渉な訳でもなく、友達としてなら普通に話せる人は何人もいる。まあ恋愛関係にならないのは、こちらがフェロモンを出さないというか出せないというか、そんなことなのかもしれない。ちなみに高校時代には、私のファンクラブがあった。体育祭も終わった3年生の10月に作るのもどうかと思ったけれど。ちなみに構成員は2人だった。

大津駅へ。

今日は朝から大津に行く。JRの最寄駅から30分くらいで大津駅に。

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ちょうど北緯35度線を通るという。

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周囲には名所が沢山。今日は行かなかったけど。

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朝早いせいなのか、大津駅周辺は閑散とした雰囲気。本当に県庁所在地なのだろうか。ううみゅ。面談の準備で駅のスタバに入れば結構混んでいたけれど。周辺地図で見る限り、京阪の浜大津駅周辺の方が賑やかなのかもしれない。ちなみに大津市役所は浜大津駅より更に北にある模様。市民は文句を言わないのだろうか。

家族の心理支援に関係する法と倫理(心理臨床における法と倫理第4回)

家族関係はセンシティブな側面がどうしてもある。単に法律を知っているだけでなく、適切に使わないと、かえって害になってしまうこともありそう。

 

家族は多くの人によるサポート源。家族との関係。実態。支援に必要な法と倫理。
国民生活基礎調査などからの家族の実態のデータ。高齢者世帯の増加。世帯規模が小さくなっている。標準世帯。母親の65%以上が仕事を持っている。生活の苦しさ。一億総中流とは違う。晩婚化少子化の進行。介護を必要とする構成員を抱える世帯が。高齢者による介護も。
家族ライフサイクルについての諸問題と法律。法律婚事実婚。婚姻。民法731条以下。婚姻届の受理。国家により法的に認められる法律婚。事実婚。産まれた子が非嫡出子とされる。夫婦同氏の原則。民法750条。夫の姓を名乗るのは96%。姓を変える不利益。選択的夫婦別氏制度。別姓の実現には事実婚にするか。性の自己認識。性同一性障害。性別の取扱いの特例。性別の取扱い変更の審判。同性同士の婚姻は国レベルでは認められていない。ドメスティックバイオレンス。配偶者からの暴力の防止。被害者の大半が女性。被害者の保護。相談件数や認知件数も増え続けている。保護命令の発令件数も増えている。被害が増え続けている。潜在化したものがオモテに出ている。
嫡出子と非嫡出子。法律婚の関係か否か。嫡出推定。婚姻中に懐胎と推定。未成年の出産。親権の行使も出来る。国際結婚で産まれた子供。両親のいずれかが日本人だと日本国籍。認知が必要なことも。30日以内に在留資格の申請を。生殖補助医療。法律は存在しないので既存の枠組で。代理母と代理懐胎。養子縁組。連れ子の問題。養子制度は当初家の跡継ぎの問題からだった。
親子関係や子育て。親の義務と親権。子供の保護が目的。子の利益の為に。身上監護権。監護教育権。居所指定権など。財産管理権。子供の虐待。児童虐待。児童相談所。潜在的には多く存在していて社会の認識が高まる。痛ましい事件は後を絶たない。児童虐待防止法。ネグレクトなど。住民の通報義務。児童の安全確認の為の立ち入り調査。親権者として適切ではない親。親権喪失の審判など。親権の喪失。家裁に請求。児童相談所長も。必要性があっても活用されづらい?親権の停止。2年以内の期間で。
離婚に関する。珍しい事象ではない。民法763条以下。離婚と子供の関係。子供は否応なく巻き込まれる。面会交流など。一方を親権者に。面接交渉への問題。勝手に子供を連れ去る。子の扶養義務。多くの離婚母子家庭。養育費専門相談員。国際離婚と子供。比率では日本人同士の倍。国際裁判管轄の問題。他の法律問題においても。国境を超えて子供を連れ去るなど。ハーグ条約。13年に日本が締結。
年老いた親の扶養と介護。互いに扶養義務。順序について、家裁が定める。成人した子が扶養義務を負うことが増えている。余力がある場合。金銭扶養が原則となっている。他の子も金銭的負担が。家族による介護困難など、介護保険制度。介護契約による。負担の大きい介護労働。現実には負担から追い詰められる。マンパワーの不足による疲弊。高齢者虐待防止法。成年後見制度。認知症などの理由で判断能力が不充分な場合。家裁が選任する。身辺看護についての多様な事務。近年は専門家の選任が増えている。不適切な行為を防ぐため、後見監督人が。
相続。被相続人の死亡、死亡届の提出など。相続税の問題。民法の相続編。悲しみや辛さの体験に加えて手続の問題が。
家族の心理支援の法と倫理。ライフサイクルの各段階で問題に直面。クライエントとして臨床心理士に。問題の背景に家族の問題も。最も身近な家族の中で人格を形成したりする。不在を含めて家族は最重要の関係。家族療法。家族全体の問題として。個人が呈する問題には家族関係が。互いに影響を。同様に家族への支援に繋がる。家族ライフサイクルの各段階。法律や制度は後追いの形で、その後も社会のニーズで改定が。接近禁止命令。子供や親族に拡大。被害者支援に際して安全が最重要。制度の使用で大きく違う。情報は状況や心理的状態を理解するのに手がかりに。家族とはどのような集団か。標準家族は少数派に。家族の形の多様化。愛情や血縁によって結びつく。家族の中で安全や人権が守られないということは想定されていなかった。家族内での人権侵害は防止が難しい。被害者の無力化、加害者による正当化。加害者の支配から脱することさえ思い浮かべられない。表向き合意することが不利益に。倫理的に大きな問題。対等ではない家族関係。複数のスタッフでの中立的立場として。
家族の心理支援を保障する法と倫理。DV防止法。PTSDの可能性など。心理療法担当の職員を。同伴する子供においても。生活の変化の影響。児童相談所での精神科医など、カウンセリング。学校教育委員会、スクールカウンセラー。加害者への対応。更生の為のプログラム。国レベルでは開発が進んでいない。NPOなどの民間団体による取り組み。母子生活支援施設。夫の暴力が半数に。児童虐待は60%以上に。ハーグ条約。子供の意思を考慮。過程では臨床心理士の関与の必要性。ハーグ条約専門員。
家族の心理支援についての倫理。心理支援に際しては倫理面でも配慮が。力関係への感受性。自由意志が力により妨げられないように。適切な配慮と手続を。代諾者の尊重を。種々の文脈で力関係の理解を。親夫介護者に従うのは当然?立場による権力。相手をコントロール。準拠勢力。深刻な虐待や搾取に。優しい暴力。力による支配には見えないことも。力関係について幅広く。

 

心理臨床における法と倫理 (放送大学大学院教材)

心理臨床における法と倫理 (放送大学大学院教材)

 

 

懐疑主義。

懐疑主義者として最もメジャーmajorなのは哲学者のデカルトであろう。「方法序説」では何でも疑いを持った帰結として、私という存在だけは疑い得ない、という発想に至る。大学受験予備校の英語の恩師から、「方法序説」を読むのは基本だと諭され読んだけれど、グダグダと書かれている印象が正直なところ強かった。岩波文庫で通読はしたのだが、日本語訳が酷いという友人も居た。まあ翻訳の評価なんて千差万別の典型だけど。山形浩生氏が翻訳をupしているので、そちらを読んだ方がよいのかも。