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大規模公開オンライン授業(情報化社会と教育第4回)

大学の教育内容をどこまで公開できるのかは興味深い課題だと思う。卒業生への対応は試みる価値があるかも。

 

インターネット大学。高等教育における大規模公開オンライン授業。授業を公開する運動の波。大学の授業教材の公開。OCW。大規模公開オンライン授業。MOOC。ムーク。OCWとMOOCの背景や潜在的問題点。
情報通信技術を用いた。OCW。既存大学の授業の改善やキャンパスの前提。インターネット大学。これまでの大学教育の前提だった。21世紀から新しい発展が。WWWなどの情報通信技術で新段階に。ポータルサイトの拡大。YahooやGoogleなど。90年代後半から。00年代になると様々な情報検索やサービス。知識蓄積のプラットホーム。Wikipedia。従来の百科事典の機能。購読は無料、ボランティア。YouTube。膨大な情報が無料で公開される。一般から提供される。情報のネットワーク。個人からの情報発信。blog。Twitter。機能の高度化。個人間の情報の共有など。SNSなどのプラットフォーム。LinkedIn。Facebook。急速な情報化社会の発展。検索と獲得。個人間のネットワークに影響。教育、特に大学教育と密接に。大学における情報通信技術の活用。知識の一般社会への公開。社会的価値が大きな影響力に。知識の府としての大学。学術的な発展の為。大学の社会的義務。提供されている知識を外部に公開しても価値は減少しない。受け入れられることで価値が上がる。情報通信技術の授業、ベンチャーキャピタルが活発に。大学は組織自体の新設や淘汰の道をゆくことは困難。何らかの形で情報化の波に。大学の授業の公開の動きが。公開授業教材。OCW。学校の教材をオンラインのデータベースで。高等教育において、02年のマサチューセッツ工科大学。MITの授業リストの全てを公開。課題なども公開。一部の授業についてはストリーミングでビデオ公開。他大学での利用も。既設のものも使われる。YouTubeのフォーマットなど。全米に運動が広がる。国際的にも参加する大学が増える。国際コンソーシアム。49カ国277の規模に。10年から学習コミュニティの形成。openスタディなど。日本では05年から日本の主要大学が。京都大学などが公開授業教材を。13年時点で3000科目以上。MITの教材の翻訳の取り組みも。中国語ポルトガル語などに。12年段階で1億人に。独学者が43%を。中国。MITの。公開教育資源グループ。MITの教材を中国語に翻訳。大学の公開講義OCW。ハーバード大学やスタンフォード大学などのOCWが翻訳。中国語の字幕も。映像講義カテゴリで検索出来るように。清華大学北京大学などのOCWも同時に掲載。大学のOCWの公開。優れているとされた授業が。
大規模公開オンライン授業。MOOC。ムーク。OCWを更に発展。10年代に。新しい形のOCWの総称。OCWが基本的には送りての公開だったのに対し、MOOCは学生側からの様々な工夫を。OCWを教育的に発展。配信が多数なのを初めから見込んでいる。世界に広げることが初めから。情報通信技術などの。OCWは財団の寄付などで無料なのに対し、MOOCは将来的にコストを回収しようとするのが。個人のイニシアティブを。一部はベンチャーキャピタルに。大規模化の可能性。内容形態は多様。12年にハーバード大学などで。公開授業のコースを創設。エデックス。学生の反応を織り込む授業が出来るように工夫されている。独自のソフトウェア。将来はそれ自体を他大学に公開する?世界中の人間が使えるように。外部の人には授業料をとって履修証明書を。12年にスタンフォード大学が中心となって。ベンチャーキャピタルからの出資を。Coursera。営利企業。授業の領域を拡大して生物学などをカバー。東京大学や清華大学の授業も。学生の達成と評価に工夫を。ペーパーや監視装置を。小テストの採点法の開発。1つのバーチャルなコミュニティを。質問に他の学生が解答することも。学習理論の上からも優れている。単位として認める大学も。履修証明も。日本の試み。13年10月。日本オープンオンライン。JMOOC。日本人による日本とアジアの為の。大学の授業を無償で提供するプラットフォームを。アジア諸国に対しても環境を提供する。企業の保有する実学知識の提供も。一般の大学や産学連携。
大学の授業公開。大学教育の意味と今後の。OCWとMOOC。大きな影響を与える可能性を。従来型の大学を代替することを超えてゆく。個々の大学の授業は担当の教員の力量に負うことが大きかった。学生の義務という点で。予備校のスター講師。衛星放送で。講師の個人的力量が。授業の選択が出来ることが大きい。教師と生徒の対面制が無いことの問題。試験を行っても厳格に行えない。達成度を評価できないという致命的な欠点。最近のMOOCは学習理論で克服を。学習参加者の間のネットワーク。レポートにコメントを返す。ソフトウェアでも適切に返すことができると良い学習環境に。1つの授業につき数千人数万人に。適切な課金システムを形成すると、国際的な大学も不可能ではない。大学自体のコストを下げられる。MOOCは営利企業でも出来る。こうした可能性に対する既存の大学の反応は?MOOCには強い関心が。13年の調査。オンライン教育の普及について教員の抵抗が大きい。アメリカの大学は大きなポテンシャルがあると考えているが、大学教育全体を変えることについては疑念が強い。自らの偏見利害から不信感を。MOOCの意義をどう考えるべき?大学教育に対する通信情報技術の適用について問題が。教師と学生が教室での対面授業を乗り越えることが出来るのか?遠隔授業の効果と対面授業の効果の比較。学生の学習成果は従来の試験で測れるかどうかは疑問。コンピテンシーへは難しい。情報通信関連技術の講義が魅力的かどうか。学生の側に高いレベルでの好奇心ニーズを持っているかどうか。特定の教授層学生層にしか変化は現れない?戦略的な人材の形成も重要な役割。

 

情報化社会と教育 (放送大学教材)

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