F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

地租をお代官様に払うのを現代風に。

住んでいる住居の固定資産税や都市計画税の通知が来る。

 

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如何にも税金の通知書という感じがわかっていただけるだろうか。他にも課税明細書などが添付されている。そして振込用紙みたいな、コンビニなどで支払うときにつかう用紙も添付されている。そもそも自宅は私の所有ではなく家族のものなのだが、その家族が入院して支払いが出来ないので私が払うことになった次第。減免の制度もあるのだが該当していない。なのでおとなしくコンビニで支払う。コロナウイルスの影響で税をまけてもらえないかと思ったのが正直な気持ち。まあ金額は1ヶ月の賃料程度だけど。また勤労して取り戻さないといけない。

社会福祉における自立と就労(社会福祉と法第13回)

就労できていない人の事情は極めて多様なので、押し付けにならないようコミュニケーションを取る必要があると思う。

 

ホームドア。10年に設立。20代が中心。大阪のNPO。奥貫妃文。自立とは?難しい。河川敷で生活。自分で耕したり空き缶を回収したり。近隣の住民との交流も。現在の生活では自立とも就労ともみなされない。生活保護の為には居住地を。アパートに移ると孤立化が進み引きこもり状態に。自立というものを狭くて定式的なものとして考えるのは無理がある。歴史。自立してその能力を発揮できるよう。50年。生活保護法の1条。自立を助長するのを目的。自立助長の解釈。議論が為される。身体的自立と経済的自立を前提とする。他人の力を借りないで。今も基本的には。公的や社会福祉制度を使用しない?自立概念の拡張。生活保護分野で。03年の委員会設立。保護基準のあり方などが検討される。05年から自立支援プログラムが。背景にあるのはすべての非保護者は何らかの課題を抱えているとみなされる。経済的自立、就労による自立。日常生活の自立、社会生活の自立。自立概念が3つに拡張したのをどのように評価する?一般に肯定的に。一方で生活全般に亘って干渉するという側面もある。自立の阻害要因は人にあるとみなされる結論に。プログラムを実行することで克服可能であると結論が。努力が足りないと一刀両断にみなされてしまうことも。不公正さが隠されるのに敏感に。実際には就労自立の事業が先行。傾斜することでどのような問題が生じるか。2つ。就労自立ができない人へのminus評価が高まる。個人化傾向が。その人個人に問題が在るという固定化に。3つの自立概念を設定したのは幅広い自立を認めるということだが、逆の作用にならないか。就労自立に傾斜することで劣悪な労働条件の就労を強いることに。中間的就労による問題も。公認することに。生活困窮者自立支援法。13年に。簡易なもの。生活困窮者。現に経済的に困窮する恐れのある者。厚労省による対象者のイメージ。200万円以下の。ニート。引きこもりなど。4つの事業。中間的就労。あくまで任意的。一次生活支援事業。7つの事業が設定。必須は2つのみ。中間的就労は社会福祉法人などの自主事業として。清掃、リサイクル、農作業などの軽易な。支援つき雇用形と非雇用型。非雇用型。労働法規の適用もされない。無権利状態に。違法状態に。悪質な事業者が入り込んで、労働市場全体の劣化に。モラルハザードが広まる。安上がりな労働者として貧困ビジネスに利用されないように。
ゲストの、大阪でNPO法人のホームドア。ホームレスの支援事業。10年に設立。20代が中心。事務局長の松本さん。卒業後もそのまま働き現在に。中学校1年生にあいりん地区にボランティアとして参加。釜ヶ崎。見識があったわけではない。ホームレス状態の人は怠けている?仕事をしたくない?決して自業自得でなったわけではく、社会構造の関係で出てきているということを。小学生の頃にいじめられていた。どうして自分が生きているのかを悩んでいた。少しずつ前向きに。恩返しが出来ないかと。外側から見るのと、そこにいる人と向き合って分かること。設立の経緯。主な活動とメンバー構成。電車のホームからの転落を防ぐホームドアとなれるように。暖かいホームへの入口。社会構造を変えることを。事務局は5人。ボランティアが200人。活動の柱。ホームレス状態への入口を封じるなど。あいりん地区のモーニング喫茶。別のNPOが昼休みにしていたが、それを午前中間借りして。当事者の人からニーズを聞き取る。口を揃えて、身体が動くから生活保護を受けたくないが、働き口がないという声が多い。出口づくりが必要。外側から見ているのではわからない。個人的悩みや苦しみ。背景を聞くことは意義がある。ホームドアという組織が持つ特色や独自性、ポリシー。当事者である人と一緒に活動する。おっちゃんおばちゃん。関西以外の人が聞くとビックリする?失礼というイメージが。関係性を築くために、支援者という枠を超えていく。活動のポリシーが呼び方にも。看板事業としてハブチャリ。ホームレス状態の人の自動車の特技を活かす。空き缶回収をする人にとり生活の足となる。1キロあたり150円。修理の費用は高いので必然的に得意になる。シェアサイクル。別の場所で返却できる。ホームレスに管理をしてもらう。19の拠点。計9つの事業はホームレスと一緒に考えた。些細な変化を大切に。自分を表現するのに苦手なことが多い。読み取るのが大切。街の環境整備にも一役買える。大阪を拠点に。特性は?15年1月のホームレス数は1600人。全国では6000人以上。釜ヶ崎があるので一番多いが、大阪駅から2キロ圏内で夜には100人以上居る。路上生活に近い人は数倍は居る。北区は関西の玄関口。やってきた人が全国から。温床になりつつある。大阪に行けばなんとかなるという幻想が。自立と就労。生活困窮者自立支援法が施行されて自立を支援する方向性が濃くなる。ホームレスにとっての自立とは?その人らしく生きられるのが自立の大前提。SOSを発信できることが自立。定職を見つけたりのハード面も必要だけど、履歴書の空白部分。孤独で路上に戻る人も。精神的安定がポイント。健康で文化的な生活を営むのに衣食住は前提条件。どのようにするのかは本人が決めること。居宅生活をすぐに進めることはしていない。生活保護制度を利用してマンションに移り孤独な状態に。日本社会全体に投げかけている問題が。ホームレスの人が考えている自立とは?支援者が考える自立とは?ホームレスも様々。一概にこうだと定義づけるのは無理。長引くほど乖離が大きくなる。何年も路上で生活していると当たり前になってしまう。生活水準の尺度が極端に低い人も。布団で寝るのが遠いと感じる人も。一朝一夕に結果は出せない。自立支援の試み。夜回りなどで知った相談者の人が。状況を事務局で聞き取り。公的支援の必要はあるか。窓口への同行。自分の力で前に進もうとする。稼働能力があれば仕事を紹介して就労の機会を提供する。宿泊代を払いながら貯金をするのは難しい。複合的な機能を持つ施設を。キッチンや昼寝が出来るなど。アンドハウス。望む生活の形を模索。安堵する場所や時間の確保は大変。危険と隣り合わせ。どんな仕事に就いているのか。多くの人は仕事をしている状態。全体の6割が仕事をしている。多くは廃品回種。過去は建築土木の日雇労働が圧倒的多数。ネットカフェ難民では短期雇用の繰り返し。大きく傾向が変わる。携帯電話を持てば日雇い雇用は沢山ある。経験を活かせると再出発も出来る。街の中でホームレスと思えない人でも、劣悪な環境で日々忍んでいる人もいる。生活困窮者自立支援法。自立支援の内容が就労へのシフトに。就労に重きをおくのは重要。お金を稼ぐだけでなく社会と接点を持つ面も。路上から働くことは大きな負担。居宅に移ってからのハウジングファースト。しかし居宅に映るのは難しい。活動での課題や壁。今後どのような将来の展望を。直面しているのはハウジングファーストの課題。働いて稼いだ分は宿泊代や飲食代に消えてしまう。アンドハウスの拡充とシェルターの設置を。個室にする必要がある。精神疾患を持つホームレスは6割以上。共同生活に抵抗感を持つ人も少なくない。行政を待っているわけにはいかない。待ったなしの状態で悠長なことは言えない。印象的なこと。対外的にSOSを呼べるのが自立。助けを求めずに何処までも自力で頑張ると狭く捉えがち。社会もその方向で押し付ける。自殺をする人が何件も。豊かな自立概念を社会が認めることが重要。色々な事業はおっちゃんと考える。トラブルがあったらおっちゃんと相談。働く機会を作るという意識は問題。事業の担い手として仲間として捉える。就労支援のあり方として大切なこと。

 

社会福祉と法 (放送大学教材)

社会福祉と法 (放送大学教材)

 

 

献身。

自分の利益を顧慮せず他者の為に自己犠牲的な行為をすること。献身を人に求める主張をマスコミやネットで聞かないことは稀である。しかし自分を顧みて、何か献身的な行為をしていると主張出来る人はどれほどいるのだろうか?職場での行為はおしなべて献身的ではない。賃金などの対価があるから。私は出身高校の同窓会の役員をして献血に行ったりしているが、奥底で自己顕示欲があることを否定することは出来ない。つまり人間は献身的な行為は為し得ないと考えておく方が、物事に失望しないで済むのではないか?まあ希望を持たないのは人間としてどうかとも思うけれど。

壊れたtape recorder的な。

昼休みに駅ターミナル広場のベンチに座りスマホを弄っていると、高槻市の広報カーがやってきて宣伝というか呼びかけを繰り返している。迷惑駐車を無くしましょうという内容。まあバスなどが出入りするので、駐車場に入れずに止めるのが迷惑ではある。しかしテープ(というのも古いが)がエンドレスに流されて延々と30分以上になる。どうも同じ場所に止まっている模様。しかし迷惑駐車を呼び掛ける為に、市民に迷惑をかけるのは違うのではないか?他の場所でも展開しているのを見ると、1ヶ月に1回くらいのペースでアチコチを回っているようだけど、連日時間を変えるなど工夫が必要ではないか?大体、余計な(ように見える)行政のresourceはコロナ対策に振り向けるべきではないかと考える。

当事者参加型リサーチ(ヘルスリサーチの方法論第13回)

研究の客体として当事者を捉えがちだけど、上下関係があるような研究方法は廃れるべきではないかと思う。

 

井上洋士。当事者参加型リサーチ。実践的話を。調査研究を研究者と当事者が協働で。当事者参加型リサーチとは?調査の客体でしか無かった当事者が、調査の主体としても参加する。計画立案から成果の還元に至るまで。リサーチクエスチョン。研究プロセスの共有によって認識理解が深まる。当事者のエンパワーメント。研究の質が高くなり。研究者もエンパワーメントされる。研究の為の研究に陥ることを防ぐ。
何故に推奨されるに至った?研究と実践との距離感の問題。何に由来しているのか。社会の実践と切り離される探究心。組み込まれることがあまりなく距離が縮まらない。実践者側からは利益が無いというリスク。モデル図。大きな距離感。アジアやアフリカ、南アメリカなどの発展途上国内の格差。保険医療の専門職は特権階級に。先進国との繋がりが強い。脆弱性を持つ人間と関わりを持たず、専門職と当事者の間に大きなギャップを。膨大な資金を出しながら効果が無い。その反省から対象となる人にとり何が問題となるかを捉える。どんなサービスを提供するべきかなど、クライアント中心の。力の不均衡。南の系譜。当事者研究。日常生活にあたり何らかの苦労がある当事者自身が研究する。課題を抽出し探索する。当事者自らが主体性を取り戻す。
研究者にとっての当事者参加型リサーチのプロセス。研究を遂行するという面では他の研究と同じだが。ポイントがある。メリットを意識する。レビュー論文が有り7つの面が。文化的にも論理的にも。調査参加者を募集していく力が高まる。ネットワークの活用。専門家の能力を高めステークホルダーの能力も高まる。緊張感。生産的なコンフリクトがあるが将来に繋がる。対立的な場面は出てくるが。目標を見据えて乗り越えていく。アウトプットなどを向上させる。資金を得ている機関を超えて。資金は期間を限定された形でつく。しかし期間を超えても貼っていさせる動きが。予想もしなかった新しい試み。次への検討と新たな動き。メリットの意識を。
研究組織をまとめて研究計画を検討し確定させる。研究者を集める。Projectに参加する当事者を募集する。自分自身の状況以外にも他の人の。インフォーマントやキーパーソンを探す。当事者と研究者の研究組織を構築。研究計画を練る。ヒヤリングやパイロット的調査を。研究資金の問題。外部資金を申請する場合には申請書のタイミングが限られる。資金調達を考える必要あり。研究の実践。当事者が関わるからこそ、答えやすい質問紙や手の届かない層へのアクセスが。当事者と常に連携を。
研究結果の報告と実践的還元。分かりやすく報告できるようにまとめる。当事者支援などのキーパーソンにエビデンスに基づく提言を。学術的還元の面。いわゆる学術論文や学術集会への発表。当事者の参加も可能になる。
今後の研究のあり方の提言。一度実施すれば終わりではない。対象を広げたり変えたりするなど。必要とあれば新たなProjectを。研究テーマを明確化するところから。
当事者側から見た当事者参加のプロセス。
当事者参加型リサーチをするか検討するには?パイロット的に当事者から意見を聞くなど。実態についての認識が修正される。そうした当事者を巡る実態や課題に目が向けられなかったかを気づく。課題が本当に時間をかけた研究を通じて解決すべきものか?科学的ななものにすることでのメリット。政策への提言も。既に調査研究が相当実施されていてエビデンスが浸透している場合も。解決期限が切迫している場合はどうか?むしろロビー活動など政治的な活動をした方が良いかも。実践を変えていく。時間とコストを要して変えるべきか?当事者がエンパワーメントを望んでいるかの確認を。社会的に抑圧されて力を失っている場合が多い。積極的な主体となり一体となって変革をする意思が求められる。充分に話し合える研究組織を。ズレが生じることは極自然。ズレの原因を認識することで意義ある方向に。できるだけ組織づくりを。当事者と言っても参加するレベルは様々。研究者と比べると声を出しづらい当事者の参加を。研究者についても様々なレベルがあり役割が。多様な研究者当事者をまとめる、運営力だけでなく戦略の青写真を充分持ちうるか。描くには先行Projectを参考にするのが手っ取り早い。実践的側面。
大島岳。18年現在。一橋大学大学院。HIV。96年に多剤併用療法が。05年で寿命が同じに。性感染者のライフには焦点が合わされてこなかった。ライフストーリー。どういった場合に有効?地域社会や地域福祉。自己決定モデル。障害者を対象に。当事者により同じ質問があり迷惑。意思決定が面倒。当事者からかけ離れた研究者だと研究者に沿った現実が抽出される。エンパワーメントに繋がる。協働。当事者の実感。当事者と研究者の間のコンフリクト。研究者の話が難しいが話が進む。専門用語の意味が分からなかったり、意見を短い時間で整理できなかったり。意味を確認するなどの改善。会議は次々と課題が。研究者の中にはお客様的姿勢を。関わり方に幅が。議論に関われない人も。ヒヤリングとは異なる。研究の企画から還元まで。専門知識やスキルが無いと難しいなと当事者が感じることが。専門知。当事者の場合は持っていない。当事者は自身の経験など実践的な知を。素人の専門家。家族や友人や同じ病の人と情報交換を。素人間の紹介システム。実践知。異なる専門性。なので重要。当事者の側はどういう姿勢を持ち実践をするか。遠慮する必要はなく積極的な質問や意見を。当事者は自分自身の専門家。経験に大きな価値が。本音こそが重要。得体の知れない人と感じることが往々にしてある。丁寧に説明し立場を理解してもらうことが。専門用語についても丁寧に説明を。発現のルールなどの整備を。話したことで不利益がないように。研究者の前に人間である。医療者と患者のコミュニケーションでの視点と共通する?良かったのは同じ当事者でも多様なことが分かる。震災の経験者。防災による質問を。薬を多めに用意する。抱える悩みが他の当事者の話から紡ぎ出される。共通して取り組まなければならない問題として。他の人との繋がり。調査実践は思い込みを壊してくれる。得たデータや結果を分析する力も。フィールドワーク。鳥の目や虫の目。どのような影響を及ぼし貢献するものかを。失敗やその修正はつきもの。実践的な経験を含めて。

 

ヘルスリサーチの方法論―研究実践のための基本ガイド (放送大学大学院教材)

ヘルスリサーチの方法論―研究実践のための基本ガイド (放送大学大学院教材)

 

 

義務。

何々することがあなたの義務です、とか日常では良く使われる。しかし法学部に在籍していて民法のゼミに入っていた(2ヶ月で行かなくなったがゼミのOB会には毎年出席して恩師の墓参りに行っている)私としては、権利と対になる義務という把握をしてしまう。民法などが規律をする契約の大半は、両方の当事者が権利と義務を互いに持ち合う法形式になっている。例えば売買契約では商品を買う権利と代金をもらう権利を互いに持つが、反面で商品を引き渡す義務と代金を払う義務が存在する。なので基本的には対になっている。これが憲法上の義務やら権利やらとなると、また違う話になってしまうのでここでは省略をする。要は義務ばかりを強調するのは違うこともあるとの認識は必要。でないと存在すべきないものを義務と観念して損をしてしまう。

昼休み限定の難民?状態。

5月になり立夏が過ぎた。過ごしやすい気候と思っていたら、今日の高槻は暑い。最近は昼休みに外のベンチで過ごしているけど、日光が当たり暑い。このまま暑さが続くと場所を変えなければ。そうでないにしても梅雨が到来するので降雨を凌ぐ必要もある。昼食は職場近くのコンビニで買うのだが、eat-inのspaceの椅子が取り払われて商品が置かれている。オマケに手洗いも使えなければゴミ箱も閉鎖されている。殆ど難民(あくまで比喩でありリアル難民とは労苦が圧倒的に違うが)になるかのような心境である。早々に宣言は解除して欲しいとは思うか、どうなるだろう?