F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

罰。#アラン定義集未定義語

昭和52年(1977年)に日本テレビで「アメリカ横断ウルトラクイズ」という視聴者参加型のクイズ番組が初めて世に出て、それから平成4年(1992年)まで年1回数週間に亘って放映された。番組名にある通り、アメリカ大陸を横断するなどして海外で1ヶ月以上かけて決勝戦のニューヨーク(例外もあったが)まで続く番組で、その間で10数回各地で色々な形式のクイズを実施してドンドン参加者をふるい落としていく。特にアメリカ大陸に上陸する段階になると基本的に1人ずつ敗者が出て東京に送還されるのだが、その前に様々な罰ゲームが行なわれ番組の肝になっていた。その大半はトンデモナイ内容のもので、一例を挙げると砂漠を東京まで歩いて帰らされるなんていうものまであった。もちろん本当にする訳ではないが、少なくともカメラで点になるくらいまでは猛暑の中を歩かされたという話である。今の一部のバラエティ番組のようにヤラセもほぼないのが罰ゲームの特徴であり、挙げ句の果てには罰ゲームで複葉機によるアクロバット飛行を体験させられた敗者が地上のスタッフに対し逆襲をするようなことまであり笑ってしまった。

 

 

 

 

 

 

大寒と妙見夜行登山のこと。

今日1月20日は二十四節気で言うところの「大寒」。一番寒さが厳しくなる頃とされる。この時期に行なうと心身を鍛えることになるからと、武道で言う寒稽古をしたり寒中水泳をしたりされた方もいらっしゃることだろう。私が小学生の頃には学校で朝にマラソンをしたのを記憶している。本当に寒くて嫌だったけど。

この時節に私の出身高校では「妙見夜行登山」という行事をする。茨木から妙見山頂の往復を踏破する(当然だが歩いて)。距離は50キロ以上になる。夕方から朝にかけて夜通し歩くのだが、夜が明ける頃になると半ば眠りながら歩くのである意味で危険である(まあ隊列を組むので事故は起こらないが)。そもそも意味が言語化出来ないような物であるのだが、何らかの意義はあるのか現在まで続いている。私は1年で生徒会の一員として歩いたので、2年で実行委員会の副委員長を仰せ使った。下準備が大変だったのを記憶している。ちなみに私の友人の中には3年間参加した剛の者も居る(既に推薦で大学進学が決まって居たので)。

人生の終末期にある人の家族―その経験と困難―(家族問題と家族支援第8回)

半世紀も生きていれば誰かを見送らなければならないこともあるので、覚悟を決めておくことが必要なことも。

 

株本千鶴。人生の終末期にある人の家族、その経験と困難。現代社会で人が死にゆく過程の問題と経験と困難。医療が利用される場合が多く、その中での家族の問題を。現代社会において死にゆく過程で起こること。特徴。日本社会で死にゆくことは何処でどのように起こっているか、社会の捉え方。終末期にある人がどのような経験をして困難を。
2つの理論。自分の死が訪れるのを認識している人の社会的行為。アリエス。死がどのようなものだったか。過去においては大して重要ではないと。飼いならされた死。時を経て変化して。非人間的終末期医療。ゴーラーの影響を。イギリス社会で死別と悲哀を調査。タブー視。現代社会での死にゆくことの特徴。医療化と共同性の希薄化。医学的な説明を与えられる。死にゆくことの医療化。死のタブー視に批判的。死を巡る共同性の希薄化。共通の死生観を持つ共同体で行われる。存在した中世への回帰が望ましいと。エリアス。文明化の過程の考察。現代人の経験。文明化で人は他者と交わりながらも自意識を持つ個人と。内面の世界に閉じ込められた個人は閉じ込めれた人間。閉ざされた人間同士が関係を持つことで生の世界が。生きることのimage。閉ざされた自己完結的な個人。死のimage。孤独の内に死ぬ。生きている内に孤独は感じられる。死を間近に控えた人間が周りの人には価値がないのだと思われて孤独感を。死にゆくことは孤独なものに。死のタブー視への批判的見解。エリアスとアリエスに共通。エリアスは直視して個人化を肯定し医療の役割も。死にゆくことの望ましいこと。死を前にしても個人が互いに尊重する関係性で。死にゆくことを対象とした研究では主な現代的特徴が2つ。死にゆくことが医療化されている。死にゆくことを巡る共同性のが希薄化。日本社会での死にゆくことの医療化。
死にゆくことが何処でどのように。死亡場所。経年的推移。77年には病院の割合が自宅の割合を越える。死亡場所として病院の割合が増加。医療化の指標。死因。脳血管障害悪性新生物など。81年以降第1位は悪性新生物。癌が日本で最も多い。約30%。病院死や癌死の増加で死への捉え方。死にゆくことが社会問題に。具体的には厚生省が末期医療に関するケアのあり方の研究会を。検討会が設置されて末期医療については意識調査などを元にした検討が。終末期医療に変更。15年には人生の最終段階における医療に変更。死にゆくことへの社会的関心も高まる。例の一つが尊厳死への関心が高まる。社会的承認を求める団体が日本尊厳死協会。16年時点で11万人。70年代後半から闘病記の増加。柳田邦男。死にゆくことや医療化に関心や知識を。死にゆくことの医療化の特徴を持つ。
終末期にある人の家族の問題。成年の末期がん患者の家族。現実には主観的家族には親しい友人なども含まれるが。家族の経験と困難を3つに分けて。受け止める。看護する。納得する。受け止めるという経験。患者にとり予後告知は重大なもの。日本では家族によってのみ。患者の予後の理解が必要。心理的苦しみを。意思決定支援など吉田サラン先生を。ホスピスケア。治癒のためではなく苦痛緩和のためのケアを。看取った経験のある遺族への調査。家族は予後の説明で終末期であることを知り心理的苦しみを。死別に対し準備したり有意義なことができる家族も。看取り後の準備を可能に。患者に伝えるかどうか。患者への伝え方は家族が決定することが多い。看病生活や看取りを想定する。その中で治療の目的を治癒から症状緩和へと。家族は抗癌剤治療を中止するか否か、緩和ケア病棟にするか自宅に戻すか。意思決定については療養の場所の決定について悩むことも。遺族を対象にした調査。緩和ケア病棟に移すことで家族の体験したこと。心理的重圧や葛藤を。迷いが生じた、何が最良か分からなかったなど。家族にとり治癒の希望が失われる。重い負担に。緩和ケア病棟でなくなった患者の家族の調査。4割が葛藤を。本来するべき役割をしていない家族がいるなど。死が近くなる臨死期では負担が増える。心肺蘇生法を行わないことの意思決定。苦痛を避けるために意識を低める薬を。受け止めるという経験。
看病介護する経験と困難。看病看護する。日常と非日常の活動を。両立についての困難。厚生省の90年代の調査。50代夫の看病をする妻。勤めを持っていたので看病できなかったのを悔いている。自分の家系や家族の世話。負担と感じられる。困難について40代の妻を看病する男性。子どもも小さく大変。50代妻を看護する夫。自営業が忙しく。協力者が居ない場合は家族の負担が増える。情緒的困難も。孤独という感情。垣添忠生。60代で妻を看取る。孤独を感じる。「妻を看取る日」。肺がん1種。転移してがんセンターに入院。看病しながら苦しみと喜びの両方の感情を。蝕まれていくのを見る孤独。しかし時間の許す限り妻のところに。子どもは居ないので妻にとり夫だけが頼り。何か役に立てると嬉しかった。世の中は2人にお構いなく動いていた。明るい気分で暮らしてもらおうとしたが、言いしれない孤独感に。師走を迎え銀座通りを一人。周りは幸せそう。嵐が渦巻いている。在宅療養の場合。家族の困難。医療から離れることへの不安。勤めなどで患者のフォローが出来ない。不安が生じたときに駆けつけてもらえるか不安。教員をしていた女性の例。母親を自宅で看病し看取る。胃を原発とする癌の末期。母親は80代中盤で書道家。兄と姉が居たが、兄弟は当てに出来ないと。終末期の療養について色々知識は得たが不安は一掃出来なかった。午後2時半。ゆっくりと歩むのを支える。これからは2人で歩む。最期の日々を支える。終末期の日々をどのように支えるか。苦しみと寂しさが。家族は在宅での看護を始める。身体的精神的な困難。援助を充分に受けられない。臨死の時を医療者が居ないときにと思い不安などを感じる。医療ソーシャルワーカーの小島光子。看取った経験「癌の夫を自宅で看取る」。療養生活を自宅で。当時は両方とも70代。身体的に精神的に困難。この時期自身の健忘症が酷い。身体的健康は自信があるが心労が大きい。余命を6ヶ月と予測。どうなるかは分からない。いつも崖っぷちに。心配で胸が張り裂けそうに。しかし落ち込んでは居られない。活動をしているからまだ救いがある。職場という環境を変えるプラス面も。健忘症が酷かった。身体的精神的困難が別の困難を。
納得するという経験とその困難。主に患者という対象の喪失を受け入れる。看病介護する家族は喪失を予期する。予期の経験から衝動的反応。心理的症状や身体的症状が含まれる。患者との死別を。悲嘆反応。予期悲嘆。それ以外が対象に。身体機能や精神面の機能喪失。社会的な面の喪失。川村湊。妻の看病と看取りを経験。「ホスピス病棟の夏」。乳がんの終末期。ホスピス病棟への入院。聖路加国際病院。2人共60代中盤。妻を失うこと。発症時からいずれ迎える死の瞬間を思わずにいられなかった。死んでしまえば生の状態はないのだから取越苦労だと。妻の人生の終わりは目の前に。主任医師から症状の悪化を告げられる。心構えをしておくようにと家族に。改めて最後通告に直面。現実と真向かうことが要請される。最期の時を考えさせられる。助言がほしい時は妻に相談してきた。良い知恵や解決法があるわけでもないが。心は少し晴れる。しかし妻に話すことは出来ない。病と戦う妻に悲観的な涙は見せられない。病室の外で涙をふく。家族は患者の喪失など予期悲嘆の苦しみを。対処困難なことも。親族などとの間で葛藤が。家族は対処行動を取れない。複数の家族成員や親戚が対処行動を。相互の間に葛藤が生じると主に看病をする家族の心理的負担が増す。患者が死にゆく過程での喪失などを予期的に経験しながら。喪失を経験して家族は喪失を受け入れることも。充分に行われる、納得することに確実につながるとは言い切れない。納得出来ないことも。家族は何らかの経験に。

 

家族問題と家族支援 (放送大学教材)

家族問題と家族支援 (放送大学教材)

  • 作者:下夷 美幸
  • 発売日: 2020/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

羞恥心。#アラン定義集未定義語

最近になり問題になっているのが、何らかの理由で生理用品の入手が難しい女性が増えいているということである。生理用品の配布を実施している場所もアチコチである。この「生理の貧困」は女子の児童や生徒にとっても深刻である。京都府の自治体では経済的事情で生理用品が手に入れられない児童生徒に保健室で手渡しすることにしているそうであるが、他の自治体によっては手洗いの個室に備え付けているところもある。理由としては羞恥心で保健室に来られない児童生徒が居るからということである。ただ保健室に来てもらうことで養護教諭などによる支援に繋げることも考えなければならないので簡単に結論が出る問題でもないようである。

このentryを男性である私が書くのはかなり勇気が必要だった。しかし悩んでいる女性が増えているのは事実なので羞恥心を振り払った。

高槻と広島の感染拡大の話題。

昨日の夕方に知人と待ち合わせをしたのだけど、その前に知人は散髪をしたいということで理髪店で済むのを待っていた。理容師さん曰く、近くの商業施設で感染者が出て大騒ぎになったとのこと(私の働く百貨店では無いが)。濃厚接触者も多くなり、その売場は応援者に来てもらい何とかした模様。しかし応援する方も感染者が出たところに行くのだから嫌だったのかもしれない。これは弊店でも他人事では無く、スタッフに感染者が出れば場合によっては営業が出来なくなる可能性が出て来る。各自が気を付けるしかない。

その理容師さんは広島が田舎だそうだが、コロナ禍で2年ほど帰省出来てないのでしたいのだけど、広島県で感染が急拡大して難しくなったとのこと。米軍の岩国基地で働く人間は広島にもよく遊びに行くとの話であった。そもそも来日する際に検査をしなかったのが感染拡大の原因と考えられるが、今になり指摘しても遅い。他の国のことはどうでも良いのだろうか?ううみゅ。

離婚紛争と子ども(司法・犯罪心理学第8回)

離婚の問題は他人事ではない。私は結婚していないが相談をされることがあるだろうから。

 

廣井亮一。離婚紛争と子ども。離婚問題は親子の様々な問題に反映。日本の離婚の現状と制度。少子社会における親権と親権者の決定。面会交流の意味と子どもの発達に応じた適切な方法。
婚姻件数と婚姻率。離婚件数の年次推移。12年までの統計。16年度の婚姻件数は62万件。離婚は20万件。16年度の子どもの出生数は98万人。合計特殊出生率は1.44。高離婚率や少子化。子どもの問題。生身の子どもは分けることが出来ない。心が傷つく。どちらが親権者になるかは離婚届時に決定する必要。双方とも早く分かれることを望んでも離婚は出来ない。未成年者の子ども。親権者の決定方法。面会交流。養育費などの取り決め。親権者については家庭裁判所の調停など。ハーグ条約に14年に。離婚紛争は増加傾向。様々な場面で家裁などの手続が。対人援助者が対応する場合の臨床的見方。紛争の渦中にいる人は、相手に責任があると。DVなどを除き非を認めれば解決につながることがある。離婚紛争の言い争い。妻は1日中働いている。夫は夜は飲み歩き休みはゴルフ。夫の立場。夕食の用意もせずに早く寝ている。双方の話を聞くといずれの夫婦不和の原因。悪循環。夫婦不和の多くは関係の悪循環が。対立する当事者の問題についての見方の一つ。渦中にいる夫婦は悪循環が見えず歪を相手に帰属させようとする。飽和点に達して離婚に。夫婦へ臨床的な。夫婦不和の原因を突き止めるのではなく互いに相手から物事を見てもらうように。自分でも改める必要があると。子どもの奪い合いなどの解決にも。
離婚の制度。協議離婚。9割。16年の離婚手続きの87%。夫婦双方が合意し届出用紙に署名捺印して提出。しかし協議離婚に伴う夫婦の問題や子どもの問題で後から問題に。12年から離婚届に養育費の分担や面会交流についての要件があるが未記入でも離婚できる。相手と分かれることを重視して親権者の問題を忘却しがち。親権者の変更を家裁に申し立てること。離婚の際は混乱しきっていた。それに真剣の意味が分からなかった。いつでも子どもを。調停離婚。16年の離婚手続の10%。家庭裁判所の調停手続。理由はなんでも構わない。和合調停を申し立てることも。調停手続きでは調停委員などの調停委員会が合意を目指す。当事者による話し合いといっても同席調停は稀。当事者の話を介する別席調停を。合意すれば調停成立。裁判離婚。16年の離婚手続きの3%。離婚訴訟。調停離婚のように性格が合わないなどの理由では出来ない。不貞行為。悪意の遺棄。強度の精神病。重大な理由など。離婚訴訟は公開の法廷で定められた手続で。本人訴訟は難しい。
親権。民法では権利義務。監護や教育。財産管理。89年に国連で子どもの権利条約。子ども自身に権利主体性が重視。最善の利益に叶うように育てる権利義務。未成年の子供がいる場合は共同親権者。父母のどちらの意見がではなく互いに相談し協力して子育てを。子育ての方法をめぐり夫婦喧嘩が?偏ることなくバランスを。親権者としての権利的側面。必ず一方が親権者として決める。親権者と監護者を分けることもできるがトラブルの元に。決定と変更の方法。離婚について合意しても親権者が決定する必要。親権者ではない親が親権者であることを希望する時は親権者変更の調停を。家裁の調停で話し合い。不成立になると家事審判などで決定。親権者指定などの判断基準は子の最善の利益。成長と発達が最適に。人権の保障。親の希望や後継ぎがほしいなどの親の事情ではない。具体的な判断基準は、就労経済住居の状況。監護補助者の有無など。子どもの側の事情や親子関係の関係性など心理臨床的事項を元にして決定。親権者変更について合意が有り子の不利益にないと。家事審判法。その意思の考慮を。子どもが15歳以上は子どもの陳述を聞かなければならない。児童室などでプレイセラピーをして意思を把握。
面会交流。離婚後や別居中に面会や宿泊を。手紙や電話。11年の民法改正で面会交流権として。それまでも家裁では面接交渉という形で実務上対処。家庭裁判所の超低事件の件数は03年の4000件から13年の1万件に増加。民法改正で面会交流権が制度化、少子化の進行。子どもを養育していない親は子どもに会う権利があり拒む権利はないと。親権者は会わせないと強調。よく起こる紛争。766条のように子の利益を最優先に。面会交流権や親権があるという親の権利で主張するのではなく。子どもを主体とする。年齢や心身状況や発達程度を考慮し子の利益を。親双方が面会交流をめぐり対立する限り適切な解決は出来ない。双方の不信感を争っているから。どの段階でも悪影響を。必要なのは夫婦関係の破綻でも双方とも父親母親として繋がっている。互いを尊重することが子どもの真の愛情を。試行的面会交流。別居している親と子どもの面会。同居している親や調整委員が別室で見守る。悪い影響を受けて会いたがらないと思いこんでいる状態から変わることも。
子どもの発達に応じた面接交流。親の離婚など紛争が子どもにどのような影響を。1歳半から3歳。3歳から5歳。6歳、9歳、13歳以上。面会交流の際の心得や援助の方法。離婚等で父親が別居した場合を想定。0ヶ月から1歳半の乳児。母親は夫などへの否定的感情を。悪性投影。子どもをカワイイと思えなくなりネグレクトなどの虐待に。子どもにとっては父母の葛藤と紛争に晒される。養育者を通して人間の原型を。健全な成長や他者との関係に悪影響を。この時期の面会交流は養育者と子供との安定した関係を保障するのが絶対条件。1歳半から3歳児。親との愛着、アタッチメントを形成する。夫婦の不和や離婚、面会交流などの紛争でネグレクトなどの不安定な。愛着障害にもつながる。愛着障害は乳幼児期からの長期にわたる虐待などで。衝動的反抗的破壊的な行動が見られ情愛や自尊心が欠如。思春期に非行の問題。子どもは1歳過ぎころから徐々に分離。その不安で再び母親に最接近するジレンマ。分離個体化に向けての試練。この時期の子どもが発達課題を乗り越えるためにはとりわけ父親の役割が重要。最接近期の危機から逃れられない。3者関係を体験して自立するための重要な時期であることを双方に分かりやすく説明し適切な面接交流を。3歳から5歳児。自己中心の心性を持つ。物事について自分が起こしたものだと捉える傾向。不和や離婚は自分のせいだと。離婚して紛争が続いている場合は本当に困る。渦中に置かれる子どもがお父さんは会いたがっているがお母さんが会わせたくないと。自分を2つに。アイデンティティ形成の障害に。両親の離婚や別居などで一方と別れた場合には分離不安が、退行現象や赤ちゃん返りを。この時期の子供との面会交流で対立している親には問題を説明。プレイセラピーを実施するのが有効。6歳から8歳児。両親の離婚を経験すると見捨てられたという気持ちに。子どもが転校した場合は友達をなくし幾重にも喪失感が。別居している親との面会交流は補償につながる。別居している親は養育費など経済的即年の支援も必要。中性葛藤。面会交流で対立している場合、別居している親に会うことで示す忠誠と会わない忠誠。何方にしても罪悪感を。悩みを聞いて。9歳から12歳児。裁判官的。正義感が強く何方が正しいか決着を。曖昧では許さない。一方の親を悪者とみなす。思春期を前にして親の何方かを否定するのはアイデンティティの問題が。攻撃性が様々な問題行動につながる。親子関係が問題に。恋人だったり親子の役割が逆転したり。両方の親への愛情などがある。援助者としては両親の親への感情を。13歳以降。感受性が高まる。離婚や面会交流では大きく揺らぐ。問題行動や神経症などの症状も。思春期青年期。じっくりと話を聞くだけで自ら考え意見を表明することが出来る。当事者の一人として尊重を。
面会交流で重要なのは発達段階に応じた心性を。最善の利益のために。
養育費など経済的事情。子どもを引き取った親は別居している親に請求できる。養育費とは子どもの生活費。同じ水準の生活ができるように。20才が目安だが院に行くなどして自立ができない場合はのびることも。誠実に払ってもらうのが望ましいが話し合いが出来なかったりまとまらなかったり。養育費を決めても支払いが途絶えてしまう。家庭裁判所に養育費請求の申し立てを。算定表が作成されていて目安を算出することができる。HPからDownloadを。

 

司法・犯罪心理学-司法臨床のアプローチ- (放送大学教材)

司法・犯罪心理学-司法臨床のアプローチ- (放送大学教材)

  • 作者:廣井 亮一
  • 発売日: 2020/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

家裁調査官が見た現代の非行と家族:司法臨床の現場から
 
司法臨床入門(第2版): 家裁調査官のアプローチ

司法臨床入門(第2版): 家裁調査官のアプローチ

  • 作者:廣井亮一
  • 発売日: 2012/09/20
  • メディア: 単行本
 
加害者臨床

加害者臨床

  • 作者:廣井亮一
  • 発売日: 2012/12/21
  • メディア: 単行本
 
非行臨床の新潮流

非行臨床の新潮流

  • 発売日: 2011/06/25
  • メディア: 単行本
 
法と心理学への招待

法と心理学への招待

 

 

慎重さ。#アラン定義集未定義語

私は施設警備の仕事に携わっていたことがある。その気になれば施設の中にある商品を窃取することが可能であるので、警備員の採用にはかなり慎重というか神経質になるのが常である(まあ人間を採用するのはそもそも慎重であることが多いが)。私が居た会社ではギャンブルをするかどうかは必ず聞いていたようで、何処まで溺れているかを品定めしてふるいにかけていた。まあ警備員になってしまえば、競馬をしたりパチスロに行ったりするのであるが。後は人手不足の場合は基準を下げていたようで、私が採用されたのもそのような時期であったのだろう。