貧困の再生産は理解出来た、我が事として考えることが出来たからだろう。
何故子供の貧困は論点にならなかったのか？社会保障制度が高年齢層に偏りがちなのは理解は出来るけれど。少子化はどうでも良いと思われがち。もう遅い？
子供の貧困。子供貧困対策法。阿部彩。貧困の連鎖。階級上の分断に。就学援助制度。準要保護世帯。親の階層によって学習意欲が変化。意欲格差。不利はあきらめへと。今頑張れば将来報われる、という幻想が無くなった。勉強をさせることへの確信は受験エリート内でしか維持されず。
貧困の子供への影響。投資論。モデル論。ストレス論。遺伝論。文化論。どのように介入するか？正統の文化。洗練性。有用性の罠。文化資本はそもそも不均等。階級として固定化。反復がなされる。階級再生産。貧困の文化。
子供は貧困をどのように体験している？文化の離脱が求められる。文化的裏切りを。多様なものへの繋がり。個性。多様な文化への回路。大人になる方法の衰弱さ。職業的社会化の不十分さ。多様な大人への接点。清水幸吉。3つの繋がり。地域との繋がりが強い。家族との繋がりが強い。学校との繋がりが強い。社会関係資本の豊かさと学力との連関。子供はもっと色々な大人と関わるべき。
社会問題化されにくいのは何故？当の子供のことは何処かにいってしまいがち。福祉レジーム類型。自由主義の類型。家族主義。家族の負担が大きく、少子化しがち。内部留保を吐き出して維持。家族が居ない人々。柄谷行人。年少者が悪事をする時の親の責任。儒教的なもの？親の世間への責任。防衛機能の脆弱さ。世間とともに子供を責める。独自性・自立性が弱い。低い給付水準が維持。親子心中。反面、厳罰化の言説。矛盾？論理以前の欲望の問題。一貫性は大した問題ではない。根絶やしの欲望。レイシズムの欲望と似通う。子供は絶えず危険な存在とみなされがち。大人は何とか問題を見出そうとする。ルサンチマン。まるごとの除去が欲望されている。貧困の犯罪化。産むべきではない？現にいる貧しい子供から話を逸らしがち。
