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急増するうつ病:人間の孤独とコミュニティの視点から

途中からPCがフリーズFreezeして聞けていないけれど。学際的で面白かった。頷けるところがある。そう言えば共同体を自分は築けていないのかなあと。

 

学際的立場で鬱病を論じる。何故鬱病が増加している?精神疾患は最大の健康問題。代表的なのは鬱病。患者が20年で3倍近く増加。医療機関も増えているけれど。身近で受診出来る。診断件数が増える。鬱病の病態の変化。DSMの影響。以前よりも広く診断される。心が折れる型のものも鬱病と診断。ひとりでに心が沈むものを元々は呼んでいた。過剰かつ慢性的なものも抑うつ反応ではなく鬱病と診断。区別することを止める。ストレス性鬱病が。休養や投薬だけではなく環境を変えることが必要。何故ストレス性の鬱病が増えている?コミュニティの変容。人を支える社会のnetworkが変容している。濃密な共同体が減ってきている。職場、家族。窮屈なくらい周りから支えられる。助け手が見当たらない。長老格の人も減ってきている。
人間の孤独とコミュニティ。家族への思いは?封建的村落共同体から解放されたいのは近代のテーマ。親族共同体や地域共同体の解体。単体としての家族、核家族。会社。ムラ社会を形成。村社会に引き篭もる。男性は会社中心。女性は専業主婦。親族関係や地域関係を支える。共働き化で変化。閉鎖的な家族集団へ、それ以外の集団が薄れる。家族の衰退。「家族は大事」という意識。どれと比べても。それ以外の絆が弱くなっている。単身世帯の増加。非婚の増加。家族は自明のものとは言えない。確実性のないものに。社会的団体は無い。団体にも属さない。