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脳と心‐分子生物学者がみた精神医学‐1部品の科学と全体としての脳

アメリカやいわき市の話を聞けたのは良かったと思う。ただ心の表題については突っ込みが不足していた?タイトルから想像したような話を期待していたのだけれど。

糸川昌成。精神科の医者。応用科学。役に立つ研究。誰かの病気が治る。基礎科学。DNAの研究。統合失調症を治すのが目的。研究と診察治療は両車輪。遺伝子工学。モデルとしてのマウス。臨床と基礎。奥様と魔女。アメリカ文化を無防備で摂取。カラーテレビ。エンパイアステートビル。アメリカでの憧れ。東海岸へ。欧米人と比べてアジア人はcontrolしやすい?臨床的直感もバイアスbias。個人差を打ち消す。検体の匿名化。単一の原因で全てを解決。原理的。統合失調症は巨大な症候群。症候群から疾患へ。キリスト教的ものの考え方。病気もピラミッド構造を。八百万の神。この患者の原因が、他の患者に通じるとは限らない。保険制度。民間の複数の保険、一つ一つ違う。細かい条件。人により適用する保険が違う。医者も。同じ保険を適用される医師が異なる。日本は社会主義的医療。治安が悪い場所もある。通り一本で分かれる。先端的な医療やユーザーに使いづらい後進的な側面も。分裂。色々なことが混在している国家社会。
ドーパミン神経、遺伝子変異。追試。メタ解析。頻度が何倍違うか。統合失調症は症候群。原因が1つとは限らない。同じ原因の人を集めなければならない。単一の強い原因がある?対象患者を増やす。キリスト教的発想。小さな神様だけを集める?DNA分析。脳を全体として把握?脳の部品の研究。鼓膜から大脳皮質。部品で起きていることを寄せ集めても、全体の機能は難しい。6万語に解体した瞬間に。ロミオでも無くなる。近代科学は部分に分けて考える。無理やり実体化。神とインクということは分かるが、ロミオではなくなる。タンパク質が全てわかったとしても、脳の一部しか分からない。抗精神病薬。ドーパミン神経。しかし一部の人に効果があるのみ。回復と脳とは一致しない。外科的な治癒。内科的治癒。精神科的な治癒。右手にこだわるのでなく、左手で復帰を。患者から教えていただくことが。当事者の回復を。