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政府と市場(現代の行政と公共政策第3回)

政府がどこまで経済に関わっていくのかは難しい課題だと思う。市場の失敗も困るけれど、政府の失敗にも陥らないようにするには?

 

八代尚宏。民間が主体。政府は公共財の供給を。民間の公的規制は?新しい公共。
何が必要なのかはあくまで民間が決める。多様な需要を。需要が供給を決める。情報が伝達される。市場による分権的な意思決定。分散しているのが市場主義の優位性。分業の利益。旧社会主義国の不経済。市場の失敗を是正するのが政府の役割。外部不経済の解消。公共財。外部不経済。例えば自動車の排ガスによる大気汚染。自動車の価格に反映されない。公害のコストを消費者に認識させる。環境税など。地球温暖化は?化石燃料を使う時に税金をかける。石油や石炭。歪みを是正。高速道路などの混雑のコストを料金で認識させる。公共財公共サービス。排他性を持たない。公園やテレビ放送など。程度の問題だが。タダ乗りをさせない。道路橋などの社会資本、ゴミ収集。市場経済に乗らない。ガソリンに税金をかける?道路を使っているはず。ガソリン税。受益と負担を結びつける。外部経済効果もある筈。ただ少なくても政治的理由で作られてしまう。景気の安定化政策。不況時に節約阻止の為に政府が。ケインズ。36年。価格賃金が硬直的な場合は、政府が需要を増やす。何が不況か?3つのラグ。大きいと不安定化に。所得の再分配政策。所得格差の改善や最低生活。社会保障の拡大で政府の役割が大きくなる。社会保険と福祉。リスクの分配。福祉は政府でないと出来ない。所得格差の問題。市場経済の行き過ぎ?大竹文雄「日本の不平等」。年齢が高まるほど格差が大きい。高齢者は格差が大きい。豊かな高齢者から貧しい高齢者への所得再分配を。
新しい公共。様々な市場の失敗があり、政府の介入が必要だが。問題は政府の失敗。社会制度が硬直的。今は不合理になってしまっているけれど、変えるのが大変。行政が画一的。中身を企業はNPO、個人へ。公から民へ。公営住宅。民間で充分賄える筈。家賃補助の方が効率的。保育所にも画一的規制があるが、足らない都市部でも同じ規制で良い?PFI、指定管理者制度。公的企業の民営化。自由な経営を行える。効率化に。しかしそのまま民営化すると独占企業になる可能性が高い。分割を。郵政3事業の民営化。民間委託。PFI。公的施設の運営を民間に。公務員では難しい面がある。あくまでも所有権は政府に。例えば刑務所を官民共同で。駐車違反の取締。警官がやるのと同じように。市場化テスト。委託するかどうかを入札で決定する。どちらが効率的なのか。例えば飛行場の運営。ハローワークを民間に開放する?
規制改革。成長戦略の大きな柱。個人の生活保障。中小企業保護、特定の産業への参入規制。宅配便。小倉昌男「経営学」。小口貨物のビジネスモデル。既存の事業者を保護する為の認可制。行政指導。一大産業となる。タクシーの参入規制。2002年の規制改革。参入の自由化。運転手の給料が減る?2009年に規制強化。高速バス。深夜バス。料金の認可制が残された為?特区。地域を限定して規制緩和。地域分権にも。全国一律は必ずしも妥当でない。株式会社の農業への参入。教育特区。カリキュラムの改善。国家戦略特区。政府によるフォロー。

 

現代の行政と公共政策 (放送大学教材)

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