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タイトルまで(日本語アカデミックライティング第4回)

問と答の形で論文を書く、というのは改めて意識しないとと思う。

 

客観的な文章。説明文。感想や意見ではなく。構成要素、事実で書く。
そもそも論文を書くとは?アカデミックとは?その流れは?構想段階やタイトルつけが肝心。
問題がなければならない、読者に理解してもらう。自分なりの解答を。考える必要のあること。調べたことをまとめる、というのは怪しい。調べることの質を。自分なりの答えを。全体が問答の形に。努力をしないで、自分勝手にこねくりまわすのはいけない。独りよがりにならない。問題の共有を。公共の財産を作っていく。その問題について前に研究した人は居ないのか?ちゃんと参照を。加える余地がない?そんなことはない。自分なりの素材を利用する。先行研究に連なる、という意識を。巨人の肩の上に乗る。ニュートン。遠くを見渡す。分析考察も重要。問と答。問題意識と結論が首尾一貫しなければならない。結論が充分客観的なものに。作成プロセス。問題意識と観点の整理。先行研究のレビュー。分析考察。
序論本論結論?あまり実質がない?4つ。問答の問が一番目。こたえが4番目。その間に2と3。アカデミックであることの証。先行研究。何が明らかになってないのか?自分の手足と頭を使う。先人が言い足りないものが。review。ただ紹介するのではない。何をどこまで明らかにしたのか理解出来ていないと、自分の何が新しいのかを言うことが出来ない。先行研究の評価を、その結果として自分の研究の必要性を明らかに。参考文献を見るとどこまできちんとした研究なのかが分かる。データ調査。色んな種類。現状を知るというだけではいけない。何を聞けば何が分かることになるかを把握しなければならない。先を見通すということ。問に対する答。文章力が必要。調査結果の説明で疲れてしまうケースがままある。脈絡を読者も辿れる形で。
自分は何を考え知りたいのか?読者に伝える。クリアーしていかないと取り留めのない内容になってしまう。書き出して壁にぶつかることも。何でも知ることが出来るかと言えばそうではない。大きすぎるとか抽象的過ぎるとか。アカデミックな論文として書くのはなかなか難しい。問の形。何々とは何か?は要注意。本質は?は簡単には掴めないから本質と言っている筈。社会問題としてどうあるべきか?と言うのは要注意。主観的価値判断抜きには出来ない。問の形を少し変えて、課題、という事実の形に変える。雛形の必要性。何について何をどのように?何について、テーマの大枠。茫漠として大きすぎても収拾がつかない。範囲対象を絞る?何を考えたいのかが問題。関心がつながる問の連鎖を掴む。
タイトルはなるべく具体的に。抽象的で曖昧なタイトルしか思いつけないのなら危ない。具体的タイトルをつけると共に、書き上げた後に改めて考えるともっと良いタイトルが思い付くかもしれない。

 

日本語アカデミックライティング (放送大学教材)

日本語アカデミックライティング (放送大学教材)

 

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