F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

ヘルスリサーチと方法論(ヘルスリサーチの方法論第1回)

健康についての一般的な事実関係を知るのにも、かなり参考になる。エビデンスが明らかではない情報も多いので。

 

研究とは?保健医療福祉。漠然とした問題意識を研究テーマにするには。
研究とは?何か研究をしたい。卒業研究などで用いられる。科学的なもの?崇高なもの?定義については一般に知られていない。2つの定義。出来事を予測し説明する。データを経験の世界から系統的に集める。問題に答える組織的探求。仮説を持って立証する。漠然と感じたことを記述するのではない。データを集め科学的説明で。科学的な方法。妥当性や、他の人が同じ結果か、信頼性。研究計画書の案を作る。仲間や指導者と議論をし修正することも必要。研究の実施。手順通りにデータの収集を。研究の動機。疑問を整理、先行文献を調べる。リサーチクエスチョン。研究課題を解くための研究計画書。重要性と必要性を先行文献の下に。手順に従いデータの収集を。分析し結果を解釈して考察を加える。まとめて成果を報告する。次の研究課題の明確化を。研究の順序は必ずしもこの通りではないが。全て欠かせないステップ。地道な努力が。研究が途中で終了することも。原因は様々。元々の研究課題よりも重要なものが。普遍的真理についての推論を。どれほど適切に行われたか。内的妥当性。外的妥当性。つまり一般化可能性。デザインし実施する。推論するとは逆向きになる。外的妥当性の確保には偏りのないサンプルを。測定方法や変数を。一般的なものと推論する前提に。内的妥当性。ミスは避ける。手順を整えることそのものは、範囲内の妥当だと推論できる基礎となる。許容範囲内か?どう分析解釈するか。ヘルスリサーチについて。ヘルスリサーチとは何か。福祉などの分野の研究。特性。人々の健康を高める。生活の質を向上させる。世の中に役立つことが求められる。社会に還元。ヘルスケアの世界に。アクションリサーチ。実践と密接に結びついた。研究計画書の内容。背景と動機。文献検討結果。リサーチクエスチョン。概念枠組。調査対象。データの収集。倫理的配慮。タイムスケジュール。予想される成果。頭の中で考えを巡らすのではなく、文章化する。ヘルスリサーチ
の考え方や方法論。これからの経験を経てスキルとして。心構え。日頃から研究に身近に接する。学会の大会に参加する。研究論文の前の荒々しいものの重要な示唆に富む報告。学術集会に出席する。研究の動向がつかめる。先行文献の研究論文を。学術誌。査読がある。一定の水準以上の論文と言える。教科書に。レベルの高い低いもあるが。集めて読む。批判的な目で読んでみる。後日執筆する際に模倣する事もできる。英文での論文。国際誌に掲載されたものは国際レベル。原著論文を読む。質的研究調査しか出来ない?本来在ってはいけない。量的調査研究も。研究テーマと研究方法の選択を。片方のエッセンスを取り入れることも可能。質的調査研究と量的調査研究とを両方読んで、研究のimageを。事前に読んだ論文に戻り、クリティーク、批判的な目で読み直す。研究プロジェクトに参加して、論文の過程に一通り参加する。統計学と統計的な分析方法について学ぶ。統計学を苦手とする人が多い。統計学の基本や分析方法の基本を。論文を読み解く能力が違ってくる。標準偏差。順序尺度。変数がいずれであるのか。クロス集計。相関分析。どれを選択するのかは変数の種類による。説明変数や独立変数。重回帰分析。多変量解析。検定。推定。こういう方法があるんだと知っておくことが必要。初学者向けの教科書は色々在る。練習用のデータファイルの入手や作成。データ分析を何度もやってみる。タイムスケジュールを定める。早い段階で。計画を立てるのに重要。ゴールの時期がズレるリスクがある。予想以上に時間がかかったりすることもあるので、遅れがちになる。早めのスケジュールを。質的調査研究をする際には、逐語録の作成に相当な時間がかかる。本来のゴールよりも相当前に設定する。
漠然とした問題意識を、どうやったら研究テーマに進めることが出来るか?何を明らかにしたいのか、リサーチクエスチョン。研究上の問い。単に考えていても無理。洗練の仕方。フィールドワークやヒアリング。先行文献から法則を。ディスカッション。疑問を文章化。関心領域を明らかに。書籍を読んで関心のある領域を。自分自身が持っている疑問を大切に。些細なものでも構わない。様々な気づきを統合する。普段の生活の思わぬところから。仕事の中で、など。湧き上がった疑問を文章化してみる。他の人に見せられないものでも。ストックしておくことが大きくプラスに。疑問がない研究は魅力がない。遂行する上でもエネルギーの投入に躊躇してしまう。大きな一歩だし、高尚なものでなくても良い。言語化が重要。リストが出来たら、それぞれの疑問を、何がわかれば解消するかを書いてみる。医療費の高額療養費制度を使わない人が居るのが不思議、など。発展的な整理。疑問相互に関連がある場合、図を書いてみると分かりやすい。次第に絞られてきて、リストが出来てくる。リサーチクエスチョンの雛形に。私の疑問への答えが世の中にあるかを究明する必要が。自分が知らないだけという可能性を排除する。和文英文の先行論文を読む、他の研究者に聞いてみる。研究テーマにならないこともある。新たな疑問が湧いてきて作業のし直しも。新たな知識やエビデンスを作り出すのはまだ早い。意義の有無に関する理由。これまで探求されて来なかった場合は意義があるが、そもそもの意義がないこともある。検討を加えて関係者にヒアリングやフィールドワークを。研究者に話を聴くことも。ある程度支持されるかどうか。既存のモデルと矛盾していないか。充分に先行論文を調べる。他の研究者にコメントを求めることも。疑問を更に絞ってリサーチクエスチョンにする。準備が出来たことになる。研究課題や仮説に。量的調査研究では変数が出来る。
人を対象とした研究の基本態度。健康関連の理論モデル。光の当て方により研究の質も異なる。文献検索とクリティーク。健康や病、障害に関する研究で、デザインや選択。質的研究。グラウンデッド・セオリー・アプローチや修正グラウンデッド・セオリー・アプローチ。量的研究。組み合わせなど。新しいアプローチ。倫理的配慮。新しいアプローチ。ソーシャルマーケティングなど。研究成果の還元。研究の各ステップのアプローチを。

 

ヘルスリサーチの方法論―研究実践のための基本ガイド (放送大学大学院教材)

ヘルスリサーチの方法論―研究実践のための基本ガイド (放送大学大学院教材)