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近代社会の成立と学校(教育学入門第4回)

学校制度の歴史を踏まえて、初等教育を考えていくことが大事だと感じた。

 

前近代の教育と近代の教育、市民社会、学校。教育の機会均等。学制によってスタート。公教育という概念。学校とは何か、近代日本の学校。
市民社会。原理とは?近代の産業社会の勃興とパラレル。産業革命。人々の身に付けるべき能力。全国民が均一に。
学校とは?学習する動物。専門的に。教育の専門家が全国民に。公教育としての学校。一つの組織、装置。蓄積してきた文化を伝達。識字率。school。自分達の後継者を育てる。生活に余裕が。スコーレ。特権階級のものだったけれど、全国民に。教養、ステータスシンボル。公教育。公の目的。国や地方公共団体、学校法人。一般大衆、全国民。教化していくための必要。読み書き算盤。労働者の養成。徒弟制だけではなく。共通の文化。律令制度にも大学寮。足利学校。江戸時代の寺子屋。近代以前の学校と近代以降の学校は質的に違う。近代産業社会、国民国家の為の。市民社会の構成員の健全な発達、人権思想。
近代日本の学校。封建制度から、国家主義的な。殖産興業、富国強兵。72年、学制。太政官布告。身を立てる。学校へ行かないと豊かな生活が出来ない。立身出世。学歴社会へ。しかしなかなか浸透しないけれど。江戸時代、藩校、私塾。昌平坂学問所。適塾。松下村塾。慶應義塾。しかし公教育では無かった。学校へ行くことは労働力を取られてしまうこと。それなりの時間はかかる。就学率。学制百年史。38年には95.6%。男女により就学率が大きく違う。明治初期の農民一揆、学制反対の主張も。授業料も取られる。家事労働。労働力の需給。男子は学校を出たことで就職出来た。女子はそうではなかった。実質就学率はもっと低い。名目的就学率との違い。学校に打ちこわし。殖産興業。まずは軽工業。女性は特に製糸業。農業社会より技能を身につける。最初は国は金を出さなかったのが、国庫補助が、授業料も取らなくなる。おしん。明治期の町村合併。55年の昭和の大合併。平成の大合併。キューポラのある街。
学校の制度。教育内容との関係。新教育制度。戦前は小学校以降は教育内容により異なる、複線型。人材養成の為。国家的な危機に陥る中で、学校の制度が中央集権的な国家主義で臣民としての養成に。義務教育は9年間になったが、殆どの子供は高等小学校へ行っていた。戦後初めは高校への進学率は低かったけれど。中学校までに市民性のある程度の達成が。高度経済成長から、単線型ではあるけれど分岐型に。アメリカから民主主義、デューイ。多様な体験をさせていくこと。ハンディギャップの克服を。コミュニティスクール。地域社会と結びつく。国家主義に対する。社会的平等。山びこ学校。村の生活を教材に。地域と学校。オルセン。国家のためではあるけれど、人々の生活を教材に。今後は教育内容が重要。国際競争力との問題もある。振り子のように揺れ動いている。開かれた学校?様々な教育への期待がせめぎ合っている。公教育と私教育。明治以降の学校制度の歴史を振り返り、新しいものを吸収しながら模索していく。仕組も大事だが、学校と地域が力を合わせることが必要。グローバル化する社会の中で。

 

教育学入門―教育を科学するとは (放送大学教材)

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