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学校臨床と家族(臨床家族社会学第4回)

保護者への支援と共に、当人への対応ともlinkさせるのは、かなり難しいかもしれない。

 

学校現場での、不登校、いじめ、校内暴力。スクールカウンセラー。家族支援。マクロ的視点から。
不登校と家族。中学校では2.6%。中1プログレム。思春期特有の難しさ。小学校と中学校のシステムの相違。校則、教科担任制。親子関係、生活環境の急激な変化。しかし多くはない。まずは個人システムの問題、制度システムが起因か。効果があった学校の措置は?スクールカウンセラーが専門的指導、保健室などに登校させる。電話をかけたり迎えにいったりした。家庭訪問で相談に乗る。家庭への働きかけの方が大きく寄与。家庭へのapproachが有効。家族臨床の重要性。
イジメと家族。ネット上のイジメも含めるべき。学校関係者がイジメの事実を把握していない。いじめられた児童の立場で?事実が問題。強要があったとすれば非行臨床の問題。被害者の体感では正確な実態把握は困難。イジメ発見のきっかけ、家族からのapproachが欠かせない。保護者に相談するのは高い確率。幅広い事象をイジメ、と一括に扱うべきではない。脈絡の査定。被害者の体感を受け止めることが欠かせない。違法性があるものなら警察の対処が必要。切り分けを的確に行うこと。
校内暴力と家族。1000人あたり4.0件。衝動性のコントロールの難しさ。発達障害との関係が推察される?家庭内暴力とパラレル。甘えが許される状況下での特質。
学校臨床における家族支援の実際。保護者の協力を求めている。スクールカウンセラーなどの相談員。家族保護者支援の実例。苦しみを先ず受け止める。ジョイニング。面接者による波長合わせ。仕草を真似る。シートチェンジ。ワンダウンポジション。上から目線ではなく1段下から。治療構造の工夫を。細やかな対応。
家族支援での工夫。母親面接一本槍では難しい。energy一定の法則。父親への働きかけも。親が関わるのがおかしいと子供が言ってくることも。じっと見ている子供の参加も出来ることを予め伝えておくのも必要。子供の自立に必要な時間稼ぎを。問題の状態に陥る経過と立ち直りの経過とは異なる。原因探しはしない。上手くいかないことは止めて他の対応をするという助言を。言っておくべきことは伝えること。子供への否定的な話も聞き置くことが大事。子供の問題行動はSOS。

 

臨床家族社会学 (放送大学教材)

臨床家族社会学 (放送大学教材)

 

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