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家畜とともに暮らす(総合人類学としてのヒト学第5回)

牧畜と言っても地域の特性により様々なものがあるのだなあと思う。

 

遊牧。司馬遼太郎。「モンゴル紀行」。大草原で牧歌的に暮らしている?遊牧社会とは家畜と共に移動。
雨量が少ない。農業は産業にはなりえない。牧畜。農業が出来ない場所でも人類は暮らせるようになる。家畜のエネルギーを人は摂取できる。太陽の恵み。食物を食べる家畜。1万年前の栽培化飼育化。自己繁殖から品種改良。栽培化。生殖の管理。文明を作り出す農耕。デンプンが含まれているかどうか。水分が少なく保存に適しているか。軽くて運搬しやすいか。米や小麦の穀類。蓄積できる富。富となった食糧。階層化。芋や豆類も穀類に代替出来る?動物の場合、最初に飼育されたのは犬。犬の家畜化は農耕化とは関係ない。同じ時期だけど。牧畜的家畜。穀類は農業社会に。羊ヤギ馬など。有蹄類。群れで飼う。群れとしてまとまる習性。動物自身に移動させて食事を取らせる。群れと共に移動しながら暮らす。群れを飼うかどうか。家畜のみで自給自足するのは難しい。ミルクは完全栄養物だが。年中搾乳できるのは品種改良の為。
乾燥地牧畜。乳製品。肉は食べない。周囲から穀類を。寒冷地牧畜。トナカイ。搾乳。量はあまりたくさんない。ソリ。肉畜。穀類はほとんど含まれていない。農耕民との接触は限定的。漁業も。高地牧畜。搾乳はほとんどされない。肉や毛皮。アルパカ。平地の民と交換。乾燥地牧畜。人類で最初。飼育化されたヤギ。栽培化飼育化。家畜を殺さずに食糧を確保。家畜を移動させ搾乳。新たな生活様式。乳製品の意味。決まった季節しか搾乳出来なかった。人が許容される家畜を作るのは難しかった。シリア内陸部の牧畜。子供が飲む乳を人が横取り。長期間保存出来るように乳製品に加工。常にヨーグルトが作られる。更にバターやチーズ。保存食として。人の赤ちゃんは母乳のみで生きることが出来る。成人になるとラクターゼ酵素が働かなくなる。乳糖耐性遺伝子。カルシウムの欠乏を牛乳で補う。寒冷地牧畜。トナカイ牧畜社会。運搬利用。牧畜と漁業。食糧交換無しに。狩猟採集との連続性。魚は無くてはならない。高地牧畜。南アメリカ。アルパカなど。アンデスの農耕社会と関係。家畜の輸送力と毛皮。公益活動が可能に。熱帯高地では移動はあまり必要ない。狩猟。毛の入手を目的。アンデス。低地の農耕社会との関係で成り立っている。
全ての動物植物を栽培化出来るか?否。動物側にもメリットが必要。人と家畜の共生関係。暮らす場所の確保。

 

総合人類学としてのヒト学 (放送大学教材)

総合人類学としてのヒト学 (放送大学教材)

 

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