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アリストテレスの哲学(2) -徳と幸福(西洋哲学の起源第6回)

哲学することは大変なことだけど、愉しいことでもある。

 

実践哲学倫理学。ニコマコス倫理学。精神的な在り方、持続的な。社会的価値評価を含む。反復練習で習慣エトスで。倫理学の方法論。行為は全て個別的。具体性を抜きに出来ない。ある種のゆらぎを。過度の厳密性は期待できない。蓋然性で満足すべき。実際に良い人となるということ。実際に生きることにより検証。倫理学は常識の正当化を。記述的な哲学。倫理学は政治学と密接になっている。ポリス。自治都市。家。村。ポリス。人間らしく善く生きるためには一定の自足できる広さが必要。良い国の中で生きる。公共哲学。倫理学と政治学の架け橋に。世界市民。
善を目指して。人間的行為の目的。何をしているか?の問。動作だけでなく意図や目的に言及して初めて意味を持つ。歩くために歩くことは有り得ない。本来の人間的行為とは?結果を予測しそれを望ましい善として望むこと。より上位の手段に。目的と手段の重奏的な関係。欲求が意味を持つためには?究極の目的が無ければならない。究極目的、最高善は?幸福、という点で一致。具体的な内実は一致せず。快楽や富、健康。名誉。知的な観照生活。善のイデア。幸福にいかなる考えを抱いているか?条件を分析。道具であれば、機能を充分に発揮する点に。人間の場合。職能の面から。職人。医者。人間の善さを測るには?ロゴス。分別や理性。人間の本質を想定したもの。観照。没我。この上ない充足感。観照的な生。出来る限り神を真似る。自然本来の機能。先行する苦痛がある必要はない。自ずと充足感や喜びが。生きがい。幸福な生。最高善としての幸福論。
徳を巡る総論と各論。人間の心、魂。ロゴスを持っている部分と、感情のようにそれを持たないもの。思考の卓越性。人柄としての特性。大部分人から教えられる。人柄の方は同種の行為を反復することで内に。人間本来の素質が開花。徳や悪徳。当人の選択。目的に至る手段を。熟慮、思案。徳は中庸。悪徳は両極端。中庸とは?知的洞察が必要。正しい推論に支えられる。賢慮。フローネシス。実践理性。思考に関わる卓越性。理性の究極目的は?道具的理性。啓蒙的理性への疑問に。良き人と賢い人は切り離せない。

 

西洋哲学の起源 (放送大学教材)

西洋哲学の起源 (放送大学教材)

 

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