F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

豊かな社会の出現 -消費社会の第1段階-(経済社会を考える第3回)

高度経済成長期はある意味特殊な時代だったのかもしれない。私も親世代が恩恵を受けたけれど。

 

4回ほど消費社会の変化について。豊かな社会の出現。変化するもの。絶えず起こっている。3つの段階に。第1段階。消費社会の最初の段階。どういう経緯で何故生まれたか。どのようなものか。アメリカと日本での具体的な。人々はどのような消費を追求したか。消費社会がどのように?消費社会と産業社会。産業という観点が出てくる。早速全体の問題が出てくる。
消費社会というのは豊かな社会。物資を豊富に。消費社会が実現できた社会と実現できていない社会がある。差というのはどのように生じたのか?従来から様々な指摘が。生活態度の問題。どれだけ勤勉でどれだけ資本を蓄積するか。マックス・ウェーバー。消費社会以前にどれぐらい農業や商業が発達していたか?産業の発達のためにも、農業の段階でどれほど発展していたかを。政治の観点。近代国家。特にヨーロッパ。経済発展に大きな影響を。小さな国に分かれているのでは経済が発達しない。海外の安い原料やエネルギーを調達できるかが重要。海外の労働者を連れてきて安い労働力を。色々な要因があるが、大きな原因は産業を発展させる。中でも工業の発達が必須。様々な製品を生産しなければならない。工業製品を。農業機械や肥料を作ることで農業を発達、林業や水産業を。工業の発達はインフラの整備も可能にする。工業製品を建設に使う。サービス業の発展にも繋がる。科学技術の発達。産業化。消費社会の一番直接的な原因。産業社会。大きく近代社会が変化してくる過程で出来てくる。産業化により実現される、具体的にどんな消費に?機械製品。電化製品や自動車、PCなど。色んな機械がある。機械製品以外にも色々な製品が。食品。それも工業的に。洋服。化学繊維は工業的。化学製品、洗剤や薬品など。機械ではないが工業製品。物の形を取る。サービスについても。宅配便やクリーニング。ネット販売。産業化による技術進歩。コンビニやショッピングモール等の商業設備。産業化によるものを活かす。新しいものの他にも、値段の問題が。値段が下がる。労働力も。産業化は幅広い影響力を。在る種の経済の変化するパターンが順を追って。段階説。ポストモダン。幾つかの夢物語も。アラブの国々では原油で暮らしていけて、消費社会にはなり得るか?産業が起こらなくても消費社会になれるか?可能性はゼロではない。しかし例外という程度でしか起こらない。消費社会は産業社会でもある。近代化は必然。産業化ということと第1段階の消費社会との関係は?産業化がもたらしたものが消費社会の第1段階。20世になってから更に産業化が進み、所得も上がってきた、機械製品以外の消費も。それが第1段階。急速な産業化。消費社会が豊かに。物質的な要素が中心に社会が構成される。消費社会は精神的要素や社会的要素も関係するが。物質的な要素以外との関係は?豊かさの実現によって、消費に希望が、期待が出来る。消費意欲を高める。精神的要素。様々な社会の仕組みを。消費者関連の法律など。様々な消費者問題も発生。社会的要素。産業化により3つの要素が絡む。第1段階では産業化と表裏一体。日本とアメリカの比較。第1段階。何処でも存在しているはずだが、日本でハッキリとする。客観的条件。奇跡的な産業化。所得水準もめざましく向上。高度成長期と重なる。70年代半ばまで。耐久消費財の普及。住居についても向上。レジャーへの関心も高まる。消費者革命。主観的な面。当時所得の格差が比較的少なかった。現在の格差社会と違う。多くの人を巻き込む、大衆的な消費社会。消費水準の上昇が消費スタイルの変更でよりよく意識される。あらゆる面で西洋化が進行する。社会の目覚ましい変化。敗戦でゼロに近かったが、よりハッキリと印象付けられる。高度成長期は記憶に刻み込まれる。アメリカでは?世界で最初に。20世紀の前半で自家用車の普及が50%以上に。途中で大恐慌や戦争による停滞が長く続く。第1段階を完全に実現したのは50年代に至ってから。テレビやショッピングモールなど。国によって起こった時期もスピードも違う。消費の中身についても少しずつ違う。産業化の成果は社会を大きく変えることは共通。
第1段階における消費の目標や原則。誰にとっての?消費者の?それとも社会全体の?消費者と考えて良い。意識しうるような。どういう内容を持つか?消費の目標や原則。消費社会というものは様々な満足を。複雑。その一部の特定の豊かさを。全てではない。消費の実現しうることの一部。具体的に何を実現?他の段階と違う意味合い。第1段階の特色。技術と産業の発達により思いもがけないメディアなどが。手に入るようになった製品を手に入れて生活を豊かに。不足がちだった物をタップリと。食べ物などを。消費の量を増やす。第1の消費文化。内容を消費文化と表す。2つの原則。機能的価値をより高い水準で。消費の量的拡大を志向する。機能的価値の内容。消費されるものは好んで消費される。ある意味で価値を持つ。ハッキリと手段として役に立つ。冷蔵庫。長期保存。車。高速で移動。コピー機など。殆どの道具や機械は機能的価値を持つ。殆ど達成する。量的拡大を志向する。消費の量の拡大が幸せに。便利さと量の豊富さを。必ずしも同時に追求されるとは限らないが、歴史上の動きでは同時に追求されることが多かった。アメリカ。車やコンピュータ、反面スーパーなどで大量の買い物を。日本。同時に追求する段階が。在る種の便利さや量の追求は現在でも行われているのでは?今でもスマホは日進月歩。自動運転。色々な物を買って消費を増やしている。今でも第1の消費文化は有力な消費のスタイル。可能にした産業化というプロセスは現在でも続いている。ITやロボット、バイオなどの先端産業で。第1の消費文化以外にも消費が目指すものはある。別のものを目指すことが出来る。便利さや量の多さを目指すが、それ以外も目指すとなると消費の在り方は大きく変化する。第2の消費文化や第3の消費文化。段階としては第1の消費文化はある時点まで。

 

経済社会を考える―消費・産業の様式(モード)とアンサンブル (放送大学教材)

経済社会を考える―消費・産業の様式(モード)とアンサンブル (放送大学教材)