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ビジネス社会の興隆 -産業社会の第2段階「ビジネス」(2)-(経済社会を考える第12回)

金融業は資本主義経済にとって要である。まあ資本主義経済以外の国は殆ど無いわけだけれども。

 

産業社会の第2段階。金融業の発達に着目。3つの視点。ビジネス社会の特徴。産業社会でビジネスの注目される理由。何故に信用というものが重視されるか。何故に発達したのか。産業社会の第1段階。産業精神。そこから何故ビジネスという考えが出てきたか。第2段階の特徴が全面に。とりわけ商業、金融業というビジネスの面が。製造業中心の社会から変化。米国のビジネス世界。サービス。1つは産業資本主義論。産業が生まれてからビジネスが。もう1つはジェントルマン資本主義。ビジネスを中心にしたジェントルマンが主役に。ビジネスと産業が複合的に。生活の考え方。社会学者のウェーバー。勤労倫理というものが資本的な産業精神である。ビジネスという考え方は。企業制度をめぐり産業社会の転換点が?小規模な企業が中心とした社会から一部の大企業へ。金融を利用した規模の経済の利用。生産を拡大。どんな問題が?規模が大きくなると産業社会がどのように変わるか。大規模な企業が出てくれば生産が拡大。生産の過剰の問題が。市場においての影響が出てくる。絶対的な意味で生産過剰になると考える人は少ない。社会の各国で起こったことを見ると、需要の状態と相対的なもの。山を形成し谷を形成するのが短期か長期かは問題だが、中期的なもの。経済は常に供給と需要の立場が在る。調整されないとうまく経営が働かない。調整する主体は?市場経済で難しい。調整の問題。産業という方は作る方は専門だが、節約精神を発揮すると生産過剰に。調整するのは流通業小売業の側。ビジネスが調整問題を引き受ける。ドラッカー。ビジネスというのは顧客の創造。産業の時代には技術志向だったが、顧客志向の思考を。サービス産業。産業社会の全面に出てくる。サービス経済化。商品サービスに喜んで金を払わなければ存在しない。採算の取れるようにしてビジネスと産業が。20世紀の初頭のT型フォード。design重視のゼネラルモーターズの時代に。宣伝などのビジネスの要素が。産業社会の中には産業の別にビジネスの面が。ビジネスとは?直訳では商売、実業。少し抽象的に事業。供給側よりも需要側の販売に関わる。産業社会の消費社会の第2段階。ヒトと人との関係で。産業では新しい生産価値を。コマーシャルな。重商主義的。
ビジネスという考え方が何故急速に全面に出てきたか。金融との関係。大幅に発達したのが大きい。金融は資金の余っているところから足りないところへ融通する。このことは貨幣現象に留まらずビジネス的要素を。産業が最大限の効率で生産性の向上を。金融は個々の生産性を高めるよりも経済全体の採算性を追究する。アメリカにおける文化産業。音楽や映画。芸術の一分野であるから生産性は低いはず。労働集約的。これをエンターテイメント性のビジネスとして発展。生産性という考え方から採算性という考え。利益を出すという観点になる。金融の動きが発展の中で転換点を。転換点はどういう意味で?ドイツのゾンバルトが金融資本主義として提起。金融ビジネスが表面に。何故ビジネスが必要とされるか。信用という観点が大きな力を発揮するようになるから。儲けるということは、ビジネスの観点から言えば投資に利益を。利潤という考え方に転換。パンを作るという産業が成り立つためには利益が出るような投資をする信用というものが。どのように?信用はお金の貸し借り。銀行制度が発達。送金したりすることから金融機能が加わる。当事者同士ではなく間に銀行が媒介となる、ビジネスの中核に。リカード。銀行家独特の機能。他人の資金を利用。金持ちが営むのは古代からだが、中継して銀行に集まることで銀行業が成り立つ。信用というものを媒介として預金を元に信用を作り出す。貨幣を作り出す機関として意識。信用はどのように発展?金融界。ロンドンのシティ、ニューヨークのウォール街。金融街のあること自体が魅力を持つ。ロンバート街。貸付資金が集まる。巨額な資金が銀行に集められ巨大な信用の形成が。貸付を行う信用というものが重要。バジェット。借入の資金での商人の方が自己資金より儲かる。有望な事業には資金を。ビジネス社会の発展で成立。ビジネスの成立には信用が必要。信用制度と金融経済の負の側面。金融危機。周期的に生じる。信用制度はバブル現象と裏腹の関係。過剰な信用は害悪をもたらす。日本でもバブルが。金融危機の。英国では19世紀前半には通貨論争が。貨幣を大量に増発したから経済がおかしくなった?信用の膨張は経済全体を反映。論争が続いているが判定は難しい。信用膨張の時代。過度に流動的な。政府の負債や産業投資による信用。過剰な信用が産み出され支払い約束が反故にされる。金融危機に。バジェット。信用というものが成立するには健全性が必要。信用恐慌に対処するには控えめな緩和剤に頼らざるを得ない。信用制度は人々の考え方に多くを負う。
何故ビジネスは発達したのか。原因と理由。金融というものが影響を与えたのが大きかった。アメリカの石油産業。産業的なやり方で失敗した人。ドレイク。退役軍人。ペンシルバニア州で1859年に油田を掘り当てる。櫓を組んで掘削のシーンが初めて。当時は薬として使われたりクジラの油の代わりの電灯として使われたり。生産拡大で原油1バレルの価格の低下が起こる。ビジネスの方で。石油王のロックフェラー。石油を掘削するのではなく石油精製業に。販売業でも成功させる。ビジネス的手法が。数々の吸収合併を。生産を行えば利益になるのではなく、うまく売ることでビジネスに。石油産業の現実。鉄鋼王のカーネギー。モルガン。同じく1830年代生まれ。続々とビジネスマンと呼ばれる人が増えていった。産業主義が何故行き詰まったのか。

 

経済社会を考える―消費・産業の様式(モード)とアンサンブル (放送大学教材)

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