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環境の望ましい状態(環境問題のとらえ方と解決方法第4回)

望ましい社会像から解決手段を考えていくのは必須だと思う。

 

環境問題は何故発生するのか?解決する方法。緩和策と適応策。問題とは何かをもう一度考える。現状と目標のギャップ。環境の望ましい状態を定義。水質環境基準を例に。未来社会の在り方。実現する道筋を。
望ましくない状態。問題が起こらない環境とは?望ましい状態を決めなければ。望ましいというのは異なる。関係する人々での共通理解が必要。望ましい状態とは?定義することは簡単ではない。元の環境、昔の環境?多くの人が。その時点で問題が全く無かったと言えるのか?足尾銅山事件。一律に定義するのは簡単ではない。理想的な状態。人間の影響が殆ど無い自然の環境?EU。それぞれの水環境において人間の環境が非常に少ないこと。しかし非常に困難。南極やグリーランドにおいても汚染が。里山里海。人間の手で保たれる自然。人間も生態系の一員。ではどのような環境が望ましい?人間の利用に支障がない状態?自然に同化するなど。焼き畑や農地開発など自然を変える。しかし小さいものだった。人口が増加すると共に人間活動が活発に。影響は自然環境に大きな影響を。地球環境にまで。環境変化は何が問題なのか?大気汚染。水質汚濁。水利用そのものを阻害。水域は限られるが。大気や水といった環境を使用するのを前提として、利用に支障がなければ問題無しとすることも。守る必要は無い?地下空間など使用が想定されない環境。都市内のドブ川に覆いを。人里離れた場所。放射能物質の保管。悪影響を与えない。判断はあくまで現世代の判断。日本の環境基準。それぞれ定められている。
水質環境基準を例として、日本の環境基準の定め方。人の健康の保護のため。公共用水。物質の有害性は異なる。ガドミウムなどの。重金属類のみなどが問題ではない。数万種に及ぶ。有害性がある物質も多数ある。有害と思われる物質全てを対象とするのが望ましい。しかし簡単ではない。濃度がゼロになるのは現実ではない。有害性基準、望ましい濃度を決めなければ。測定の為には信頼性の在る分析手法が必要。膨大な労力と経費が。全てを対象とするのは現実的ではない。検出状況や自然的要因も考慮して物質を定める。目標値は人への曝露量を考えて決める。飲水以外に大気や食品を経由して摂取される可能性が。水俣病は食品経由。ガドミウム。食品安全委員会。水からの量を10%と仮定して。生活環境。水利用。河川に関する。上水道なども基準に含まれる。水利用目的。自然環境保全。1級から3級まで。水質が異なる。水道用水の方が良い水質が。利用目的毎に設定するのは煩雑。1つの類型としている。河川では6つの類型。水道1級。AA。simpleな浄水操作で充分。E。悪臭がなく不快感を生じない。水素イオン濃度。浮遊物質量など。目標値が。BOD。凝集沈殿法。水利用の在り方は水域により異なる。上流と下流。河川の区間毎に。湖沼の環境基準。4類型。海域は3類型。水利用の在り方が異なるため。水生生物。生息環境。重金属の汚染。河川や湖沼。水生生物保全。淡水域と海域では種が異なる。淡水の生息。大人のみでは不充分。稚魚などの保護が必要。産卵所などより厳しい環境を。定量的に明らかにするのは容易ではない。毒性評価。個別物質毎に無影響濃度を。水生生物を守るためには餌も守らなければならない。有害物質毎に基準を。水生生物の生育に支障を及ぼす。
目指すべき社会像。その道筋。社会経済政策の影響を。排水。排出削減。発生抑制も。汚濁物質濃度が低くなるように。社会生活や経済活動の在り方を変える。より本質的な対策を。社会を変える。日本の環境基本法。4条。環境への負荷を少なく。持続可能な社会を。環境基本計画。持続可能な社会とは?87年。07年6月の環境立国戦略。3つの危機。脱却して低炭素社会、循環型社会に。化石エネルギーに伴う温暖化ガスの排出削減。社会経済活動を通じて循環資源の利用などに取り組む。採取する資源を少なくする。自然共生社会。生態系が保てて、自然に調和した社会。安全安心の重要性。安全の確保は環境問題の原点。基盤となるもの。第4次環境基本計画。持続可能な社会。自然歴史文化などは多種多様。地域特性に合わせた地域づくりを。都市と農山漁村は保管的な関係。一体となって。地域循環共生圏。より一層の物質循環の確保を。炭素循環などのシステムを。共生。多様な生物との関係を。自然の保全。保護整備などの働きかけ。人と自然の豊かな交流。都市では汚染物質を最小限に。再生可能エネルギーを。農山漁村から供給。自然の恵みなどの生態系サービス。連携でより効率的な循環が。地域循環共生圏。どのように到達するか。環境省の超長期ビジョン。眼の前の環境問題の問題解決。ともかく問題を解決する定型的な。少しずつ負荷削減を。極近い将来を予測。目標が明確でない。着地点誘導型。バックキャスト。望ましい社会像、目標を定める。達成手法などを評価し、実行に移す。達成度合いが評価される。

 

環境問題のとらえ方と解決方法 (放送大学教材)

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