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内と外に向かう変化の波 -消費社会の第3段階(1)-(経済社会を考える第5回)

消費社会の外の問題は消費者としてきちんと認識するべきだろう。地球環境問題や南北問題はカタストロフィに繋がるから。

 

消費社会の変化。第2段階。第3段階への変化。中心となる。消費社会の変化。精神的な充足を満たす消費が盛んに。深刻な問題。第3段階についても。第2段階からの変化。精神的充足を満たす消費とは?消費社会の深刻な問題とは?
第2段階は試行錯誤の時期。ずっと緩やかな成長を。第1の消費文化や第2の消費文化が続き、減るということはなかった。魅力的な第1文化の商品が少なくなった。しかし再び魅力を集める商品が。IT商品。オシャレなカフェで。可愛らしい縫いぐるみを。外部へのマイナスの影響が。膨大な量の資源を使い膨大な量の廃棄物を。地球環境問題。発展途上国では貧困のままのところもあって、先進国との矛盾が。消費社会の国での格差社会が。社会に亀裂と緊張が。情報化の問題や所得格差の問題。5つの点全てが第3段階の問題?心理的意味を持つ消費とマイナスの影響、この2つを重視。なんとなくや癒やしの。環境問題などの社会に起こる問題を。消費の拡大、今までの延長線上。量的な変化はあったが。IT消費の拡大。目新しいもの。第1の消費文化、機能的な商品が。消費社会に新たな段階を、とは考えづらい。格差の問題。消費そのものが変わった訳ではない。収入があってこそ消費が可能だが。消費を可能にしている所得の問題。直接的に消費が変わったわけではない。消費が何を目指しているかに大きな変化を与えた。なんとなく消費、癒やしの消費とは?無くても済む消費。基礎的消費財。人々の生活は安定し満たされたはず。人間の身体に影響を与える。身体的安全。食物や衣服や住居。身体の負担を減らす機械類。それ以降の消費は心理的なものを。人間の精神に関わる。無くても済む消費。必需的と贅沢的とは違う?人間の精神に関わる消費。無くても済む消費での位置づけ。精神に関わる消費。レジャーや趣味。旅行やコンサート、TVゲーム。いずれも精神的満足感を求める。書籍、習い事、大学に行くなど。オシャレなカフェで時間を潰す。無くても良さそうな精神的なもの。形の在るものについても精神的満足感を与えることが出来る。食事をするなどするのも精神的満足感に繋がる。消費者の意識の中で精神的満足感に移ってきた?記号的消費や差異を求める消費。そういうものと精神に関わる消費との相違は?第2段階ではゴチャゴチャになっていた。無くても済む消費については、文化的な生活を可能にする肯定的な見方と否定的な見方が。ヨットに乗る。裕福なことを見せびらかす。華やかな洋服。流行に乗るため。多くの消費は精神的意味を持つ消費と肯定的に。しかし批判的に捉える事もできる。第2の消費文化。批判的に捉えられる時に。記号的消費や差異を求める消費。批判的に考えるのか肯定的に考えるのか、両面性が出てくる。どちらの見方が正しい?ハッキリ言い切ることは出来ない。同じ消費をしたとしても、どちらの解釈も出来る。それをハッキリ自覚して、どちらもあると認識するのが重要。どちらの要素が強いかは判断できるが。消費者はテニスやゴルフを回数をこなしていなくて、流行に乗せられやすかったりした。精神的な満足について失敗をしたことが多かった。第2の消費文化的要素はその後の変化でどうなった?決して無くなってはいない。少なくはなったが。精神的満足感を求める消費が多くなったとは言える。ステーキや寿司。現在は一般の人でも無理なく食べられるし、記号的消費が薄まってきたと言える。ビールという記号的消費があまり無かったものもある。嗜好品も沢山ある。カラオケやTVゲームや温泉。記号的消費があまりないようなレジャー消費も盛んに。オタクやマニア、流行に全く乗らない、他人の評価を気にしない。そんな消費を続ける。こだわり消費。精神的充足に敏感。違いに拘る。第2の消費文化では説明的ない要素が。消費は第2の消費文化から独立して、精神的充足感を満たすものに。何が違ってくるのか?精神的な充足と社会がもたらす危機について。
消費社会がもたらす危機。より高度な豊かさを。外部に深刻な問題が。密接に関わる。地球環境問題。世界を揺るがす。地球温暖化の問題。自然災害を増加させ生態系の変化で食糧不足など。主な原因は温室効果ガスの増加、主に二酸化炭素。消費が増えるほど多くなる。人類は消費社会を実現することにより、豊かさの追及が環境問題を産み出す。経済社会と消費社会との関係。消費社会がもたらす危機。キリがない。地球全体で実現されたのではなく、先進諸国が中心。北と南。原材料と労働力を提供。格差が大きくなっている。原材料の価格は低い水準で、交渉力が低い。賃金も低水準。児童労働。少し発展が進むと工業化が。低い賃金や過酷な労働条件。消費者は比較的良質の生活を。しわ寄せを被るのは途上国。豊かさが波及すればよいのだが、そうなっていない。内部では豊かさをある程度実現したが、外の世界では好ましくない影響を。消費者という立場では、一種の加害者。珈琲を安く、コーヒー農園の過酷な労働。南の島を沈没させる。しかし自分自身も被害者に。食糧不足や熱中症。ローカルな環境問題。戦争の原因や難民の出現。アメリカ・ヨーロッパ諸国では難民が大きな問題に。
第2段階から第3段階に。現れてくることは?精神的な充足の問題と消費社会の外部へのマイナスの影響の問題。この2つのことは第2段階でもある程度あって、新たに生じたことではない。レジャーブーム。1番話題になったのは第1段階。公害問題も第1段階から。第2段階は色々な動き、試行錯誤を。2つの傾向はあったが、数多くあった動きの1つだった。識者も深くは考えなかった。20世紀の終わりになると際立ったものに。第3段階の消費社会に。段階は重層化、積み重なっている。第2段階では第1段階の消費文化の継続もあった。消費社会に反対して質素な社会に。消費の方向性が定まらなかった。多くの消費者が無自覚。識者も木を見て森を見ず。気が付き始めた。ますます徹底する。無くす方向に。自覚的な動きが出てくるのが第3段階。消費社会の中心的変化。消費をより精神的なものにしようとする。消費を楽しむ、味わうことを自覚的に。マイナスの影響を抑え込んでゼロに近づける動きが。
第2段階と第3段階への移行。専門家の説明が困難を。ポストモダン。第3段階があまり語られない。精神的充足。社会の深刻な問題。

 

経済社会を考える―消費・産業の様式(モード)とアンサンブル (放送大学教材)

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