中国については扇情的な見方をしないで冷静に見つめなければ。何しろ隣の国なのだから。
SMAP。11年5月に中国の温家宝首相が訪日。わざわざSMAPと会見、コンサートに期待を示す。ファンだからではない。中国でも人気のあるグループに。大衆レベルでは日中関係は良いというイメージを作る。YouTubeなどで見ることが出来る。政治関係が悪い時に大衆文化の面で関係を繋ぐ。外交にはよくあること。石原さとみさんも人気。庶民レベルでは交流が深い。明るい場面も多いが。近所付き合いは難しい。歴史の問題。2つの大国が並び立つのは難しい。中国の将来は?
近所付き合いの難しさ。尖閣諸島などの問題。互いに不信感を。領土問題があるからといって特別に欲が深いわけではなく、国境の場合は問題が元々多い。隣の家にも色々思うことがある。国際政治においても。韓国やロシアとも領土問題を、国境を接しているから。フランスとドイツ。何度も戦争している。普遍的な問題。国家は国境問題を抱えることが多い。
歴史の問題。不幸な過去。日清戦争。日中戦争。20世紀の戦争は中国大陸で。深い傷を。日中関係を難しくしている。捉え方も様々。歴史を背負って。現在は過去の延長線。未来は過去と現在の延長線。
20世紀後半以降、東アジアの歴史は特別な時代に。もともと最大の大国は中国、スーパーパワー。超大国。日本は大陸には興味がなかった。若年寄の楽隠居?19世紀以降、欧米の帝国主義の衝撃。日本は近代化に。軍事大国に。中国よりも早く上手くやった。欧米列強と共に中国を。列強の犠牲に。戦後も日本は経済大国に。中国は国内で忙しかった。20世紀末、中国は経済的軍事的な大国に。2つの大国が並び立つ。例のなかったこと。日本人にとっても中国人にとっても。共存は難しい。1つの大国があって新たな大国が出てきたら。不安定になって戦争になることも。スパルタの後にアテネが。戦争をしてしまう。地中海世界。古代には今のチュニジアにカルタゴという帝国が。ローマが出てくる。戦争に。カルタゴを滅亡させる。大英帝国。19世紀末。ドイツ人の国家がドイツ帝国にまとまり大国に。第一次世界大戦に。
経済規模を測る。購買力平価で比較。中国の経済規模はアメリカを上回る。米中関係をどうする?ツキジデスの罠。ツキジデス。ギリシアの歴史家。アテネとスパルタに。戦争になってしまいがちだが避けないと。人類はツキジデスの罠にはまらないでほしい。アメリカではしきりに語られる。中国では?ギリシアの歴史に詳しいはず。アテネの外港。ピレウス。ペロポネソス戦争。運営する株の過半数を中国が。ある意味中国支配に。歴史に疎い筈はない。
中国の将来。喜多郎。シルクロード。将来をどう考える?専門家の間で2つの議論。中国の経済発展をして豊かになれば民主化が進むし言論の自由の範囲も広がる。共産党の独裁体制は変わらない。国民への監視も変わらない。経済発展の結果、フツウの国になるというのをパンダ派。政治は硬いまま。ドラゴン派。中国の経済は発展してきたが、民主化は進んでいない。経済発展の成果は?軍事力の強化に。周辺は恐怖を。すっかりドラゴン派に。日本などのエリートレベルでは技術などの現代化を手伝えば民主化になり日本に好意的になる?対立場面が多くなる。パンダにもならなかったと識者は思っている。あまり感謝されていないという印象を持つ人が多い。中国は大変な発展を。上海。道路は素晴らしいし高層ビルが。東京が田舎に思える。発展の為に多くの問題が。発展の格差。沿岸部と内陸部の格差。沿岸部の発展した地域。大変豊かになった人も、乗れていけなかった貧しい人も多い。上海では何回も物乞いをする人と会う。どこで見ても辛いもの。貧困の闇が底なしに暗い。共産党の支配。中国革命。貧富の差を無くすためではなかったのか?理想はどこにいった?急激な経済成長の為に環境保全はかなり犠牲になっている。水と空気が汚れる。大都市ではスモッグが。解決されること無く課題が山積みに。指導層は熟知していて、環境の為に電気自動車の導入を。オートバイのレベルでは電動のオートバイが走っている。矛盾を抱えつつトライ。民族問題。漢民族だけの国家ではない。56の民族からなる。全ての民族が満足しているとは思えない。問題の厳しさを日本のマスコミは充分に伝えていない。シルクロードの美しい音楽に乗せて放映されたドキュメンタリー番組。美しい映像を繋ぐ。不思議に思うのは民族問題の深刻さに不満を覚える人が反映されていない。中国政府の協力をするためだけど、失うものは大きい。報道機関としての批判精神を忘れている?美しいのは素晴らしいが、映されなかった現実も在る。報道については批判的。全体として批判的に報道していない面や、中国を叩けばいいという報道。中国政府にとっては少数民族を如何に統治するのは重要。中国でも急速に少子高齢化が進んでいる。海岸部の大都市に顕著。ずっと一人っ子政策だったり色んなことを。速いスピードで。30年にはある意味インドが追い抜くと人口学者の予想。そんなに長く続かないかもしれない。経済発展に残された時間は長くないかもしれない。一人ひとりの収入はそれほど豊かではない。豊かになる前に沈没する?批判的なのを忘れずに温かい目で。中国がどうなるかは日本にも大きな意味を持つ。日中関係は難しいが、民間レベルでは交流が深まり広がりつつある。多くの人が観光に。評価してくれない?中国では色んなところで、日本の好意で、という記念碑が幾つもある。SMAPが中国語の歌を。「世界に一つだけの花」。