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高齢期の生活を支える人々 -人材は足りているか(高齢期の生活変動と社会的方策第12回)

根本的には介護報酬にメスを入れなければならないかもしれない。

 

山田知子。高齢になると虚弱化するので支援が必要。家族も全面的には頼れない。介護人材の不足。支えている人材は足りている?地域包括ケアシステムなど。しかし担う人が必要。専門性の高い人に、信頼できる人に。色々な病気を抱える。介護を必要とする高齢者は増加している。
社会福祉関連の資格。社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士。87年と97年。国家資格から20年以上。必ずしも資格化はされていなかった。地域包括支援センター。原則として保健師などを持つ人を配置。社会福祉士。ソーシャルワーカー。相談業務を。介護の相談や医療健康。虐待などの問題。何でも相談にのる。介護人材。介護福祉士。18年末。施設や事業所などで募集をかけても人が集まらない。07年に福祉人材確保を。周知や理解。有資格者の掘り起こしなど。15年。厚労省にプロジェクトチームが。働き方を魅力的に。現実は?全く逆。離職率が高く魅力的とは言えない。段階の世代が75歳以上になる20年。需給推計。供給の見込みは215万人。需要は253万人。かなり深刻。労働環境。介護労働安定センターが調査。雇用形態。非正規が多い。施設で働く職員は正規雇用がが6割。在宅。非正規が8割を占める。施設の女性比率は7割。在宅は9割。理由。賃金が低い、仕事がきつい。社会的評価が低いなど。管理者からの意見は切実。介護報酬では充分な賃金を払えない。環境改善が出来ない。書類が煩雑。良質な人材かどうか吟味も出来ない。急場しのぎでは負の連鎖が。休みが取りづらい。社会が介護という仕事を大切にすることから。賃金は介護報酬と絡む。介護人材の処遇改善を。医師や看護師との比較。介護や保育の人材の賃金は高くない。女性が多いとセクハラ・パワハラも深刻。調査や聞き取り。性的関係を求められる。攻撃的態度で。他者を引き合いに出す。身体的暴力、人格の否定。脅す。とても多いのは、金を払ってるなら何でもやれ。権利意識の発生から。介護従事者は社会のグズ。尊厳が非常に低く見られていいる。ハラスメント。上司や同僚に相談することが多いが、半数は変化がないと。相談しない人も多い。その理由。介護職のイメージ。我慢するのが当然、力量不足と考えられる。専門職だから辛抱を。自分で対応すべき。あしらわなければ。日常茶飯事。業務の内。介護業界にはハラスメントを容認する風潮が。ハラスメントと思ってはいけないという間違った認識。上長も親身に聞いてもらえない。お客様至上主義。介護サービスは保険制度。対等な立場で。払う側の権利意識。介護業界は人材不足。マネジメント能力が無くても管理職に。適切に対応できない。管理職教育。なぜハラスメントが?生活歴や性格。ストレスのはけ口に。尊厳が低く見られている。職場では増えていると25%。どのような対策が必要か。ハラスメントの実態は知られていない。マスコミによる啓発。厚労省に。利用者への啓発を。家族介護者の支援の強化を。自治体での調査研究会。マニュアル化。事業所の責任。労働環境の向上を。介護従事者のワークルール。労使の会で集団協定書を。場合によっては法的責任を。事業所にとってもダメージ。教育システムを構築。管理職のリスク管理。情報共有の打ち合わせを。未然の防止を図る。相談窓口の設置。介護従事者自身の意識改革も。あらゆる方向からactionを。泣き寝入りは駄目。ハラスメントの知識を身に着けて対応を。1人で抱え込まないで各機関に相談を。ありがとうの言葉と笑顔でやりがいや喜びを。利用者は人生の大先輩。介護従事者は専門的知識を持って寄り添える。お互いのリスペクトを。共に満足できる。日本介護クラフトユニオン。介護の世界のme too運動。保険料と利用料。税金と介護保険料で殆どの財源を。利用料の支払いは1割から3割。払う立場からは色んな要求をしたくなる。しかしハラスメントはもっての外。日々晒されているのは異常。ただ切り分けが難しいところも。認知症の故に暴力行為になることも。多様なケースに対応する。嫌なことを言われても介護行為を。敬意を。密室とか夜間とかリスキーな面が多い職場。同性介護を基準に。2人で訪問する。放置せずにきちんと声を上げられる職場の改善。管理職含めて体制の改革を。職場の人間関係も問題。ハラスメントに傷つき離職を。外国人労働者に期待する動き。EPA。経済連携協定。自由な移動を促進する。08年の8月から外国人介護福祉士候補者を。少しずつ受け入れている。18年現在。3年間の実務経験を経て介護福祉士国家資格を受験すると。言葉の問題が多く難関。日本語教室を設置する事業所も。自治体や国の対応も必要。18年12月に入管法が改正。5年間の上限が約6万人。語学の問題は大きい。AIの活用で改善を。排泄や入浴の問題、羞恥心との戦い。おむつ交換など。複雑な心理状況。体重のある高齢者については福祉機器の利用を。介護ロボット。日本はそもそも物づくり国家。国際福祉機器展。1年に1度秋に。日進月歩。自動排泄処理装置など。ある程度省ける。羞恥心も少なくなる。生卵も割ることが出来る。自動巡回見守りロボット。夜間など人手が少ないときでも。チェンジが求められる。価値在る労働へ変革を。無償の労働、愛の労働。否定はしないが、子どもの数は減少している。多くの女性は社会で働いている。無償だったものに払えない?利用者や家族の人は介護職員を育てるという思いで。

 

高齢期の生活変動と社会的方策 (放送大学教材)

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