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要介護高齢者の生活支援 -認知症と看取りを中心に(高齢期の生活変動と社会的方策第11回)

自分や家族が要介護になったり認知症になったりするのは有り得ることなので、どのような生活を作るべきなのかは考えておくべき。

 

嶌末憲子。要介護高齢者の生活支援、認知症と看取り。要介護高齢者の重度化。地域での看取り。意思決定支援。IoTや介護ロボット。
認知症を有する高齢者の理解と支援。コミュニュケーションが難しい場合、環境を変える必要がある。望ましいとされるコミュニュケーションなども学習が出来る。地域ケア会議の支援検討会議での共有。患者や家族。発症予防から終末期までの認知症ケアパス。様態に応じた認知症ケアパス。地域包括支援センターに設置される体制を整える。専門医の他、専門職が相談に対応しながら家庭訪問を。認知症疾患医療センターを。機関があっても連携が必要。多機関多職種での。身体拘束。行動を抑制、紐などで、向精神薬や部屋に閉じ込めることも。身体合併症の対策が問題になり。身体拘束ゼロ。医療機関では25%から37%に。最高の医療看護介護。富家病院。自分が自分の親が必要となった時にしてもらえる看護を。院長をしてから理念は変えていない。富家病院での身体拘束ゼロの取り組み。始めて4年経って許可証を。身体拘束の数を少しずつ減らし、09年からゼロに。それから10年近く1になったことはない。前の病院で6割くらいが抑制されてきたが外すことが出来ている。進めるに当たり。身体拘束ゼロの取り組み。事故が起こったら看護師のせいにするのではなく、責任は院長が取るとの。トップの自覚や責任。身体拘束は認知症の患者にはしてしまう病院も。具体的取組として身体拘束の必要性。必要な点滴かどうか。口からご飯が食べられるのではと。半分くらい抑制を外すことが出来る。人工透析を受ける場合も。病院で身体拘束の原因になることとして、チューブを抜くことが。人工透析を受ける患者の8割に認知症があるが。認知症の患者の場合、病気というより治すものと言うより、寄り添うものと考える。認知症だからしょうがないという考え方をしない。今後は糖尿病がベースにある認知症患者では不安があるが。認知症があってその人らしく人工透析など最後まで医療を受けた人。150名の8割以上が認知症を有する。人工透析を止めるという選択肢はない。何を希望するかに寄り添うことを常に考える。人工透析に成ると食事や生活の制限が大きくストレスを。マグロや刺し身はカリウムが過ぎるからと言われるが、どれくらい食べてもらえるかを。narrativeの取り組み。物語。家庭のような病院という著書。物語を知って作っていく。枕元にnarrativeノートを。1週間に1回写真を撮ってナラティブアルバムを。重度や慢性期の患者を。その中には寝たきりでしゃべれない人が。終わったと考えないでスタッフや家族が物語を進めていくことで。ノートに書いていくことでその人の物語が進んでいくと。これ以上はリハビリをしても良くならないと言われた患者にも、少ない可能性だが諦めないリハビリを。narrativeや身体拘束ゼロを継続するための情報共有。地域包括ケアシステムの推進。訪問介護看護に力を入れている。情報の一元化を、情報システムを入れ替えて患者情報を一元化。在宅から入院までシームレスな。短い入院と長い在宅を。
関心の高まりを。在宅としての看取り。人生の最後をどのように全うするか。両親の場合は?看取りを望む場所。5つのケースの。末期がん。認知症が進行したケースについて。イメージできるか。アドンバスケアプランニングが有効。地域での看取りの実現、情報共有。地域に根ざした施設。体制を整えるのが最重要。医療福祉の専門職は相互に学び合い社会資源を作ることが。地域における情報の共有方法。病院や施設。地域でのツール。引き継ぎの。およそ2割前後で情報共有の検討が。施設の看取りを希望するが。地域に根ざした施設の看取りを目指す。人生に関する情報の共有も。
アドバンス・ケア・プランニングを目指した意思決定支援。人生の最終段階にあっても本人の尊厳が。展開の方向性と具体化。アドバンス・ケア・プランニングの展開の方向性。終末期医療の決定プランニング。最終段階で効果が。延命措置に付き本人の意思決定支援を。厚生労働省による認知症の人の日常生活のガイドライン。互いに学び合うこと。本人の意志を尊重するために、相談内容の記録を活用。アドバンス・ケア・プランニングの具体化。良好でない関係の場合でも、家族だけでなく地域が支える。関係改善のために修復的対話を。互いに相手に耳を傾ける。最後まで暮らしたいという意思を尊重するために、サポーターなど地域全体で。
介護ロボットIoT、様々な道具を結ぶ。人材不足や介護の重労働化。介護ロボットの導入経験がある施設は過半数を越えている。質の向上や負担低減のために国も力を入れている。人間型ではなく、3つの。歩行や食事などの自立支援型。介護する人に負担低減。介護者支援型。コミュニュケーションメンタルケア型。介護ロボットとともに開発されているのが、時計や寝具などのウェアラブルなどITの医療介護の記録を情報共有し最適化。ビックデータをAIにより利活用できればQOLや労働の質の改善を。17年度の実証結果。秦野正治先生のInterview。音声に答えて入力するbot。人工知能による認知症対応型の。認知症高齢者研究所。00年の介護保険。グループホームを。認知症介護。認知症の人の生活場面からのビッグデータを。科学的介護が。認知症高齢者。病変による混乱状態を補う、日常の様子を24時間。認知症の方の観察情報。サービス計画に反映。初期症状の時点から見守ることが重要。しっかりしたケアが出来れば発症も殆ど無くてス済む。在宅における認知症をセンサーで。専用ICTを。全国に展開できる状況。人工知能型システム。介護者は学習するAIと一対一でキュレーションで自動的に。介護者が使うのはスマホだけ。センサーは24時間計測、独自の人工知能を。人間関係などを推論して予測。認知症の行動心理療法を。分析と計算を休まなく。話し相手は人工知能。認知症の適切なケア方法。ケイシーズ。新しい知識などを。結果を探る。反応の成功や失敗を。介護記録に集積する経験則からも。対人援助方法の奥義や支援を。自立支援を目指したケアプランの。ケアプランのAI化。現場の介護者は適切なケアをキュレーション。相互に関連して解析。自立生活をおくれる。適切なケアプラン。先駆的。実際に介護職がスマホで入力。利用者が朝起きた時に介護記録を入力。サービスは。リビングへの介助。突然服を脱ぐ。上手くいかないと。気がかりなことは?拒否をされる。その他の記録は?いいえ。介護記録を登録しますか?はい。服を脱いでの徘徊はどのような意味があるかを。受容的な態度で。残存能力で出来ることを。達成感を共有する。通信回線の問題は日々改善されている。高知での実証実験。27人の内に49%が1ヶ月で症状が消えている。適切な機能により古い記憶を不適切に扱わない。介護業務の効率化。業務時間。直接の対応時間が増えた。記録においては時間が減る。認知症の人も安定化。地域で展開されればゆとりも出来る。事例。ドイツにする長女と会話をする両親。活用して海外に住む親族と情報共有。センサーのおかげで。事例は大切。介護職や介護者。勘に頼らず適切なシステムが。医療の専門職には残存能力を把握する。行政の方には地域包括ケアシステムの実現。エビデンスの集積が。海外の展開。保健医療分野でのAI。中国では既に展開している。地域でも活用が。
医療と介護の間での認知症患者の対応。当事者を地域で支えることが重要。老後に備えるのにボランティア活動を体験することを。当事者としての体験で介護保険事業計画へのパブリックコメントを。地域づくりを。スマートスピーカーなどのAIなどの機器に馴染む。ペンダントを外してしまいお風呂場で心筋梗塞で亡くなる母も。父も体調が悪化。身体拘束を受けることに。医療機関においても身体拘束ゼロに。修復的対話は様々な人に必要。優れたシステムを使うのは専門職。将来誰もが当事者でなりうる想像力を。

 

高齢期の生活変動と社会的方策 (放送大学教材)

高齢期の生活変動と社会的方策 (放送大学教材)

  • 作者:山田 知子
  • 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: 単行本
 

 

 

生活と福祉

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