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健康への力をつける(3)家庭医・総合診療医によるアプローチ

こちらが家庭医を育成するというか、支えることが必要なのかもしれない。相互に依存したほうが良いというか。

 

孫大輔。井上真智子。超高齢社会。地域包括ケアシステム。家庭医や総合診療医。家庭医の専門性、家族志向型のケア、患者中心の医療の方法、地域包括プライマリ・ケア。
家庭医、総合診療医とは?家庭医。プライマリ・ケアの専門家。一次治療。あなたを専門にしている医師。家庭医療が専門分野として。ヨーロッパやアメリカで。日本では96年に家庭医の養成。日本家庭医療学会。どのような問題にもすぐに対応する。重装備でない医療。複数の病気に。その人の価値観やライフスタイル。かかりつけ医。必要に応じて専門医を。回復期。退院した後は在宅医療などが必要。訪問診療など。終末期の緩和ケア。住み慣れた我が家で。看取りのケア。18年4月から専門医制度。総合診療医という位置づけ。プライマリ・ケアの専門家。多疾患併存。65歳以上の人の3分の1は3つ以上の疾病を。高血圧の薬や尿の出を良くする薬。多剤投薬の問題。2つ以上の慢性疾患を持つ人は6種類。相互作用に因る副作用。きちんと研修を受けた家庭医は、総合的に診ることが。全体として何が必要かを認知症も5人に1人。医療と介護の連携、統合的ケア。かかりつけ医として総合診療医を。
家庭医のケアの方法。家族志向型のケア。血糖値が高くなり1年経過。糖尿病の対応が必要。高くならないと症状が出ない。糖尿病初期を。そろそろ内服薬の服用を。しかし飲みたくない。副作用も心配だが、とにかく自信がない。聞き分けの悪い?患者個人を家族というシステムで。家族志向型ケア。家族の木。後ろには複数の家族を。互いに影響を。家族について話を聞く。四世代同居。介護が必要。慢性の腰痛を。持病の気管支喘息の悪化。複数の家族の世話をしながら家事に奔走。家族像を書く。家族図。社会的背景を含めた。家族というシステムの中で関係性を把握し、治療やケアに活かす。遺伝性の疾患。ガンなどの病気の有無を。家族図は観点が異なる。影響のある家族。血がつながっていなくても。家族ライフ・サイクル。更年期は多くの課題を抱える。介護の問題。思春期の子どもの問題。巣立ち関係性も変化。生活習慣病や更年期障害なども。家事の負担も。ずっと頑張ってきた女性が直面し精神的に余裕がなくなる。家族のライフ・サイクル。巣立ち、結婚期などのステージ。家族内の課題について整理。親子関係や夫婦関係の変容。祖父母の介護。家族システムの再構成。関係性の上に成り立つ。病気のケアと介護問題の支援。家族全体に関わる。家族カンファレンス。患者と相談して集まってもらい実施する対話型の。時間をとり1時間ほどで。Facilitator。ファシリテーター。ゴールの設定。問題点についてそれぞれの意見を。プランづくり。問題点と結論を書いて渡す。外来診療で集まってもらうのは難しい?最後の時間や空き時間に来てもらう事が多い。虚弱高齢者の生活面での支援。手術や施設入居といった。段々と生活機能が低下している。一緒に住んでいない家族は気がついていない。鬱や認知機能の低下。身体的には精密検査が必要。家族に来ていただいて。ゆっくりなので家族には気づかない。自分の生活もあり、関係性の問題も。家族カンファレンスで本人の希望を把握しつつ、皆にとり何が最善かを模索。何回かでサポートする場合も。
患者中心の医療の方法。医師と患者が対話を重ね共通のゴールに。80年代にカナダで開発。スチュワート博士。患者の健康疾患などを探り、共通の理解基盤を。糖尿病だが薬を飲みたくない。肥満もあるため食事療法と運動療法は上手くいっていない。合併症も心配。続けられる自信がない。薬を飲みたくないのは何故か。健康疾患病の経験。全人的に。共通の理解起案。患者医師関係の強化。病気について健康についてどう考えているか、何を経験したか。疾患と病。疾患は身体に変化が起こる時に医療者が使う分類ラベル。血糖値が高い。ヘモグロビン。主観的なもの。病は明らかになっていない。どんなことを感じているか。病に対し。副作用が怖い。健康について。人の健康の因子が重要な役割を。趣味や生きがいなど。手芸サークル。趣味の活動をしつつ色んな話を。健康因を高める。コンテキストを探る。文脈や背景。家族や地域社会など幅広い視点から。俯瞰して。共通のゴール。食事内容の記録やウォーキング。生活習慣改善のモチベーションを高めながらマネジメントにつなげる。問題やゴールの再設定を。患者医師関係の強化。ラポール。親密な信頼関係。医師の誠実な態度、傾聴と共感。思いやり。誠実に応える。聞く耳を持たないし話さないかもしれない。互いの敬意が。患者さん個人個人の価値観が。患者中心の医療の方法。病の経験を。習慣化しやすい。感情や期待を引き出す。健康について聞く、生きがいなどを。楽しいところ。難しいのは共通の理解基盤の形成。状況の認識や目指すものが大きく違うことが。もやもやしながらどうしたら良いか。もやもやを言語化してディスカッションを。重要なスキル。薬だけ貰えば良いと考える患者、背景を探る。嫌な思いをしたのかも。医師中心の診察であればもやもやしたままに。患者さんの満足やケアに影響。医師の意識が変わることが。モヤモヤの意識化、言語化を。
家庭医療と地域包括ケア。専門性。家族志向型のケア。地域包括プライマリケア。地域の複数の専門家や関係者と連携しながらケアする。地域包括ケアシステム。段階の世代が75歳以上となる25年に。一体的な提供。認知症や慢性疾患で介護を必要とする高齢者。多職種連携。地域での在宅ケア。病名で例を。癌末期、独居認知症。家族内の心理社会的。困窮。限られた職種で対応すると行き詰まる。どのような専門職がかかわるか。理学療法士など。多くの専門職が有機的に連携。丁寧にCommunicationを。共感的態度を養う。双方向のCommunication。患者との、専門職同士の。自由に関係を述べられるような。多職種カンファレンスなどで。地域包括ケア。医師以外の職種ではよく連絡をとっているときがあるが、医師がネックに。最上位として持ち上げられたこともあるので。医師に気を使う。正解がない問題、粘り強く、困難を。すぐに答えが出ない。悔いや悩みが。共有したり振り返りをしたりで学ぶことを。地域の医療介護福祉でハブとなる。そのための教育を。医学生にとって多職種連携の教育は始まったばかり。対話をするのが当たり前に。重要なインフラ、住民や行政の認識を。垣根なくフラットに話す。
包括的診療。重篤な疾患がある場合は紹介をするが、疾病などは幅広い。様々な健康問題に対応。地域医療のキーパーソンとなる。圧倒的なニーズが。欧米に比べ養成が遅れ不足しているのが現状。

 

健康への力の探究 (放送大学教材)

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