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学び続ける教師(現代日本の教師第15回)

ううみゅ、教師にならなくて良かったかも。

 

油布佐和子。中教審の学び続ける教師。平成24年8月。教員の資質能力の向上について。質の高い教員を。学び続ける教師。教師は何故学び続ける必要があるか。課題が山積。イジメ不登校の教育課題。一貫して苦しめる問題。対応が求められる。近年の教育課題。特別支援教育。学び開拓を。特別支援教育の現状。Webページ。障害のある子どもたちの支援。一人ひとりの教育ニーズを。平成19年4月から全ての学校において支援を。対象は?特別支援学校と一般の幼少中。障害のある子供が。義務教育。6万人以上。一般の学校に通う。通常の学級に。特別支援学級は18万人。通常の学級は8万人。自閉症や情緒障害、ADHDなども含まれる。排除されたり差別されたりする歴史。平等に生活する社会、ノーマライゼーション。障害児を人々の多様性を尊重する形で平等に参加。共に学ぶことが望ましい。共生社会。障害者の人権を確保して尊厳の確保を。06年に障害者権利条約が。14年に批准書を寄託。障害者の権利実現の為の具体的措置が。インクルーシブ教育。包含すること。排除されず地域で教育の機会が。合理的配慮が提供される。特別支援教育に携わる教員。養護学校などの免許の種類が。免許状が一本化される。特別支援学級は研究や研修が必要。LDやADHDなど発達障害の子供が6%以上に。教師は特別支援教育も学ばなければ。ICTの活用。武雄市。タブレットの配布。反転授業。家で児童がパソコンで予習して学校では議論したり質問したり。教えるのはパソコンの動画で。知識を習得して学校に来る。分からないと遮ることは憚られた。学校での学習を根底から変える。こうしたICT教育があちこちで。デジタル教科書や電子黒板の普及が。チョークアンドトークではなく、メディア革命にも対応を。生活への関わりが。知識活用型の学びに。新しい課題に対応する必要。社会の変化に対し諸課題が複雑化高度化。長い教員生活は担保されない。新しい知識の習得が必要。職業生活の初めの内の知識だけではあまりない。他にも理由はある。
イリイチ。価値の制度化。近代の学校の問題点を指摘。属性にかかわらず平等に教育機会が。制度の中で教える人と教えられる人の固定。社会の分極化。相互関係が無く分極化して固定化される。教えられるだけ、自ら学ぶことをしない、社会的不能化。社会の分極化。教師は教える立場に居るので学ぶ存在であることを忘れがち。人は高齢化すると知的にも停滞する。長い職業生活の中で澱んでしまうことも。教師は常に学ぶことを意図的に。教師の特性。他の職業と異なる。人を支援援助する。対人援助職。看護福祉教育に関わる職業。対人専門職などでも。2つの図。円と三角。働き手と働きかける対象。三角を使用価値のあるものに。対象に働きかけると沢山のパンを。仕事が評価される。製造業でなくサービス業が。家電販売店など。気持ちの良い感情を持ってもらうことで売上を上げる。クレーマーでも笑顔で丁寧に。心からのものであるように。気の休まる暇がない。感情労働。感情労働者は肉体だけを使うのではなく誠意を。ストレスにも。教師の場合は対象への働きかけが直接効果をしめさない。子供が気持ちよくなったりするのが最も重要なのではない。成果が必要。子供にパンが作るように働かける。教育の世界では、馬に水を飲ませることは出来ない。子供に関わりアウトプットをするのが前提。子供が行動しない限り意味がない。働きかける対象について配慮を。働きかける意味を。優しい厳しさ。受容的だと甘えを助長することも。厳しさも後から意味があるかも。時には生徒の嫌がることも。権力的存在。自ら付与された権力性。敏感でなければならない。自分が常識だと思っていることは通用しないことかもしれない。偏見に基づいているかもしれない。認識の在り方を相対化する作業を怠ってはならない。正しいか。社会構造や変化の知識が欠かせない。知識の在り方が問題解決に影響。教育業界では貧困という問題は顕在化しなかった。絶対的貧困が見えなくなり、個人の責任となった。教師の方に認識がなかった。家庭の問題に。貧困と教育の関連のマクロ的観点が教師になかった、社会的排除に手を貸すことに。教育機会の不平等についての対策が必要だった。大きな座標軸で捉える。どのようなベテランの教師にも気づきがある。人間性や学びはきりがない。理解しようとする。それまでイメージしていた枠組みが再構築される。教育実践に厚みや深みを、教師の成熟。質的心理学研究の論文の一部。卒業前に謹慎処分に。解けていても姿が見えない。迷惑がかかるから卒業式には出なかったが門出式には出たかった。成長を感じ取って大人だなあと感嘆の思いを。どこかで生徒より偉いと思った自分を恥じた。スケジュール的学びではない。人間性を磨く学びに。何かを感じ取れる初々しい心を。
教師はどのような方法で学び続けるか。理論と実践の往復。現場での知と乖離。貧困研究の事例。どのような指導をするか。先ず教師が寄り添うことが必要。長期的な働きかけ。現職教員。ネグレクトにあたる。安心して生活できるように。個別具体的な環境から中核となる課題を。子どもの正体。課題に着目して課題解決に気を取られている。研究知と実践知。課題が入り組んで繋がっている。問題は切り分けられない。課題を内包する総体としての子供。問題の把握の仕方。研究知では一部分を切り取ってしまう。実際の指導場面では理論化学知が実地に役立たない。学び方。アクション・リサーチの方法。現場の課題を見つけ適切な方法で処理して新たな働きかけを検討する。PDCAではない。PDCAではPが決まっていることが多い。アクション・リサーチでは出だしが重要。最大の課題は出発点。問題を見出すことが難しい。社会的構築主義。ある事象を問題にするというのは偏見を背景にしていることも。そうなるとおかしいのは教師の方に。改善すべき点をどのように、実践の意味を明確に。座標軸に。マクロな知識などあらゆる方法を使って。改善できていれば同じように探る。改善できていないなら何が問題が振り返る。実際の現場の課題を実際に改善する。理論と実践の往復を担保。失敗を振り返ることで理論が展開される。経験を積んだ先輩教師の技を盗む。複数の問題が。決定的に問題なのはめぐり合わせに依存すること。闇雲な活動だと、何が高い効果に結びついたか分からない。文脈にもよる。年齢構成からして有効ではない。先輩教師が殆ど居ない職場も。優れた教師の暗黙知を可視化してスタンダード化する。教育再生実行会議。育成規準の重要性。基準に示された項目の背後のメタ認知が重要。
教師に制度的に与えられたもの。研修の機会。設定された研修。自発的なもの。任命権者による。実施主体ごとに多彩。研修の体系は充実している。校内研修。海外のモデルにも。レッスンスタディ。授業風景を見てもらうことで相互に学ぶ。中学校や高等学校では進んでいない。相互の学び。ゆとりがあると良さそう。教育公務員としての職務。自分が一番知りたいこと、考えたいことと異なることも。自分の関心や必要に応じた。学びの小サークルが存在していた。多忙化で消えた?
教師の権力性を自覚して方向性を。現場で接しながら理論と実践の往復を。ショーン。教師の個人の学びに焦点。このようなスタンスは個人主義の罠に嵌まることも。相互作用による学びを。内部過程だけでなく専門職集団の相互啓発が必要。社会的にも政治的にも変革。ニュースや文科省のwebpageを。

 

現代日本の教師―仕事と役割 (放送大学教材)

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