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ICTとカリキュラム(カリキュラムと学習過程第14回)

出身高校のICTの活用はどうなっているかに関心を持ちたい。

 

奈須正裕。佐久間茂和。通信情報技術の導入。ICTとCurriculum。
ICTとの出会い。教師になりたての頃。先輩から授業名人として弟子入りする形で。学校が違うなどして違う学校では効率が悪かった。ある程度のレベルになるまで時間が必要?産業革命の道を。教育方法の道。システムや方法を学ぶ。視聴覚教育。一番合っていた。視聴覚機器やパソコンが主役に。周辺機器やシステムを含む形でICTに。技を盗む、身体に。Engineering。視聴覚教育でありICT。内容領域の1つであるとともに、科学的論理に支えられた。システム論的に。視聴覚教育、情報教育、ICTの活用。教育の方法や力量をどう考えているかに関わる。
そもそもICTとは?学校教育に導入するとは?ITから。InformationTechnology。情報関連技術。Communicationの為のIT。ITがToolであることを協調。InformationとCommunicationとTechnology。今までの教育機器であるテレビやビデオ、OHPとはどう違うのか?今は殆ど無い機器。全国レベルで定着はしなかった。ビデオもDVDに代わり、徐々に使われなくなる。ICTも同様の経過を辿る?導入の障害に。今までの機器とICTは決定的に違う。Internetやスマートフォンのように市民生活を劇的に変える。流れは変わらない。学校だけが用いないのは有り得ない。国も地方自治体も膨大な予算を投入している。企業の画策を遥かに超えている。単なる延長線上でなく一線を画する。
ICTがどのように教育で活用されているか。教室への導入のルート。ICTの歴史や性格。学校における情報。学校の情報化と情報教育。公務と授業の。公務の情報化。教科経営などの改善を。授業の情報化。学びの場におけるICTの活用。学習支援システムの必要性。児童生徒の学びの改善へ向かう方向へ発展。情報教育。最初から児童生徒の。情報の科学的理解など。2領域3分野を考慮。ICTとカリキュラムを考えるにも。6つの活用。CAIなど。CAIとCMI。コンピュータが支援した教授。具体的にはコンピュータを用いて個別指導を。コースウェアで学習。開発に時間がかかり柔軟な対応が難しい。しかし単純なドリルなどやウェブコンテンツなどで。CBT。コンピュータ上で試験を。商品の説明にも。CMI。コンピュータにより管理された教授法。成績管理や授業プランで。授業計画や教材開発など。パソコンソフトの発達で。校務処理システムなどで活用されている。CBTは発展を続けている。PISA調査などでも。最適な出題をオーダーメイドで。適応型テスト。回答パターンの解析で。受験者について多くの情報が。背後にある考え方は一般的視力検査と同じ。指示棒型。視聴覚教育の原点。対象物をクローズアップする。視聴覚教育は進化してICTに。支持棒は主に教師が使う。デジタル黒板やデジタル教科書も。ノートや鉛筆としての。児童生徒の学びのツールとして。児童生徒の環境には時間がかかった。高額な費用のため。必要性も認識されていなった。ICTの整備で徐々に。パソコン室の整備。認識が広がり教室でのニーズが高まる。Internetが整備されて実物投影機が。子どもが発表したり記録したり。交流ツールや文房具ツールなどとして。タブレットPCを導入。1人1台にする自治体も。整備のあり方も変化。もはやパソコン室も必要なくなるかもしれない。図書室との連携で学習情報センターにすることも。communicationCorporation。1人で使うだけでなく共有したりまとめたり。実現するツールとして。交流する場面や資料を作成したり。情報教育。領域が異なる。3つの目標。小学校では体験重視。中学校では活用重視。高等学校では考察重視。小学校における情報教育。情報活用能力を専門にする教科はない。適切に活用する学習活動を充実。慣れ親しむことに重点が置かれている学校も。小学校と中学校の接続も踏まえて。小学校では基本的操作を。中学校ではそれを踏まえて。情報モラル。社会に参画する態度。情報に対する責任を。
具体的にICTのカリキュラムは?ICTの活用による違いが。ドリルのようにコンテンツに組み込める。計算ドリルや漢字ドリル。Webコンテンツも。児童生徒が個々に学習。計画的にカリキュラムに配置。タブレット端末を1人1台に。算数の各単元の終わりになど。CMI系の活用。校務事務に関するICTはカリキュラムに表現できない?学校独自のシステムを構築した場合には位置づけておく必要がある。マネジメントもカリキュラム。計画通りに実施されているかも。ICTは指導のツールであり指導の本質は教科であると。ICTの支持棒やノートや教科書やcommunicationなど。授業の本質は教科であり、ICTはあくまでツールで教育方法。一番の課題になる。コンテンツとして組み込むのは難しい。教科書会社はICTの使用法を教科書に組み入れている。理科の天気の学習。衛星画像などを利用して。必ずしもICTを使わなくても良い。ICTが進まない原因。PCやタブレット端末などが整備されてきている。ICTの活用は教育課題の中でも最重要。ICTで学力は向上すると文科省は成果として期待している。カリキュラム化は効果的。教科書が鍵。ICTを活用した教育活動。教育方法も組み込む。文科省が例示する典型的ICT活用法。教師の指導ツールとして。単元計画の中で位置づける。情報教育系の活用。情報モラルなどはしっかりとカリキュラムに出来る。情報活用能力と情報モラル育成。学習指導要領で小学校では具体的目標を定めていない。ITスキルに差が。中学校の技術家庭においても大きな問題。文字入力を教えるのに時間が。中学校では簡単なプログラミングなどが。小学校でも6年間の指導計画を定める必要がある。学校の卒業生のリテラシーを保障する。社会の情報化で影の部分を理解して社会に参画する姿勢を。児童生徒にもInternetが普及していて様々な問題が。学習指導要領にも明記されている。情報モラルは具体的価値が示されていないので指導していないのが実情。情報モラルの指導は学校単位でカリキュラムにしておく必要がある。情報モラルのカリキュラムや指導計画。文科省の委託で例示した指導計画。系統性を持たせる。
留意すべき点にも独特のものが。3つのポイント。脇役。新参者の脇役。主役は教科。カリキュラムに表現されても強制力が弱い。ICTは指導法の1つ。ICTが使われないことも。教師が経験で培ったものがあるので、絵に描いた餅になりやすい。関心や理解の薄さ。情報モラルの指導。全教師や全教科で。しかしカリキュラムにしているところは少ない。最近までの視聴覚機器の導入と異なり、世界的にICT化が進むことは間違いない。黒板同様に使われるのは必然であり加速化も。ベテラン教師の授業ほどICTの効果が高い。若い先生の授業レベルを上げることを。ICTという新しいツールは新しい能力を養う。

 

カリキュラムと学習過程 (放送大学教材)

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